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余談5 青年領主の悪夢

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やや乱暴・グロテスクな性表現があります。

苦手な方はご注意下さい。

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽








 レイの頸動脈のすぐ横、鋭利な刃が光っている。


「クレア姉さん!」


「・・・レイくん?眠ったはずじゃ」


 驚くクレアはレイに駆け寄ろうとするが、ゴンドに後ろから捕らわれ阻まれる。


「阿呆の旦那の目は覚まさせてもらったぜ。その方が貴様の心を壊すのに都合がいいからな」


 クレアの胸を鷲掴みにし、首筋を長い舌で舐めるゴンド。


「やめろ魔族!クレア姉さん、逃げて!」


「けひひひっ聖女、旦那が見守ってくれて良かったなあ?」


「離して!レイくん、お願い、眠っていて・・・」


「さあ淫獣の触手プレイから始めようか」


 二体の淫獣と呼ばれた魔物がずるずるとクレアに這い寄る。

 何かの臓器を思わせる肉の塊から、無数の触手が伸び、ぬたぬたとクレアの肌の上を蠢く。


「ひっ!」


 クレアが不気味さに悲鳴をあげる。

 触手はクレアの体を確かめるように身体にまとわりつき、徐々に服の下、下着の中に侵入していく。


「ひぅ、気持ち悪い・・・レイくん見ないで・・・」


「クレア姉さん!」


 大鎌を構えていた魔族がレイの頭を踏みつける。


「があっ!」


 ミシミシと頭蓋骨が軋み、視界がぼやける。


「レイくん!?やめて!レイくんに手を出さないで!」


「ならお前からあの阿呆に言ってやれよ。今から犯されるから黙って見てろってな」


「レイく、むぐっ、んんんっ!」


 触手はクレアの口を見つけ、ぬるりと口内を犯し始めた。

 口だけでない。

 太い触手は手足を拘束し、細い触手は乳首、アナル、秘唇に集中し、何百匹ものミミズが群がるように蠢く。


「んぐぅ、んっ!ぐぇ」


 クレアの口から下品な声が漏れる。

 触手は先端から白い粘液を吐き出し、クレアの全身をねっとり濡らす。


 緩慢な動きではあるが服を引きちぎられ、クレアはどろどろの素肌をだんだん晒していく。


「淫獣の粘液は催淫効果があるからな。人間の脳には壊れるほど刺激的だが、聖女の防御力に期待しようか。ひひひ」


 クレアは目を強く閉じて耐えている。

 だが何度も肌を重ねたレイにはわかる。

 クレアは不快感と共に、こみ上げてきた快感に耐えているのだ。

 生殖器を触手が無理矢理こじ開け、興奮を煽っていく。


「んむっ、んんんっ!」


 クレアの背が弓なりに大きく反る。

 身体のすべてがぬらぬらと触手に拘束されているが、ぴくぴくと身体が痙攣し、荒い呼吸に豊かな乳房が揺れる。


(イッたんだ、クレア姉さん・・・)


 その反応も何度も見てきたレイは唇を噛み締める。

 あんな醜悪な触手が、愛するクレアを絶頂に導いたのだ。


 どちゃ


 粘液の水溜まりにクレアが滑り落ちた。

 その間も粘液の催淫効果はクレアの脳を侵す。

 靴や袖、僅かに残された衣服はかえって扇情的に魔族達を誘惑している。


「堪らなくなってきたろう?聖女」


 ゴンドがクレアの髪を掴み、身体を起こさせる。


「咥えろ。仇敵である俺達魔族に奉仕するんだ」


「誰が!・・・噛みちぎってやる」


 クレアは吐き捨てるように言う。

 ゴンドが舌打ちをし何かの合図をすると、大鎌を持った魔族がレイのダガーを奪い、上からレイの肩を突き刺した。


「っ!ぅ・・・・・・」


 レイは苦痛に耐え、尚もクレアに言う。


「クレア姉さん、逃げて・・・」


「いやあ!レイくん!!」


 クレアが発狂したように叫びレイに駆け寄ろうとするが、掴まれた髪で引き戻される。


「お前が歯向かうからあいつは怪我をしたんだぞ?無事に帰すと約束した俺の身にもなれよ」


「レイくん、お願い、見ないで・・・」


 クレアはゴンドに頭を掴まれ、逸物を口の中に捩じ込まれた。


「んぐぇ!んんっ!やめっ、ふぐぅ!」


 口の中を蹂躙され、空気を求めて逃げようとするクレア。

 だがゴンドは頭を固定し巨大な肉棒を限界までクレアの喉にぶちこむ。


 さらに淫魔の一匹が紫色の炎の蝋燭を持ち出し、クレアの腹に炎を押し当てた。


「んーっ!ぐぷっ、ひゃうぅ、なにっ?」


 紫色の炎はクレアの肌の上で燃え、何かの模様を下腹部に残した。


 淫紋。


 性的快感と欲求を増長させ、刻まれた者の生命力を吸って交わる雄の精力として提供してしまう外法の証である。

 普通の女であれば生命力を奪い尽くされ廃人のようになるが、クレアは不幸にも常人並みの生命力ではない。


「はむっ、じゅるる、何で?咥えさせられてるだけなのに、気持ちいい・・・」


 クレアが堕ちていく。

 ゴンドの性器に舌を這わせ、両脇から二体のオークの肉棒を両手に掴まされ、自分からしこしことしごいてしまっている。


「クレア姉さん・・・」


「ちゅる、ぺろ、違うのレイくん。ダメ、助けて・・・」


 自ら身体を捧げたクレアが助けを乞う。

 だが洗脳された本能が雄を求めて肉棒を離せない。


「一発目だ!残さず味わえ!」


 浅くぺニスを咥えていたクレアの喉をゴンドが再び深く激しく犯す。


「んっ、んぐっ、んふう!」


 クレアは苦しみながらも喉の奥を締め上げ、魔族の子種を迎えようとする。


 どくん!


 口内に注がれるおびただしい量の熱い精液。

 反射的に吐き出そうとするクレアに肉棒を叩き込み全てを飲み下させるゴンド。

 さらにオーク達の鈴口からも白濁が吹き出し、クレアの身体を穢す。


「けひひ・・・無様だな、聖女」


「げふ!ぅえ・・・」


 脱力し、精液を吐き出したクレア。

 休ませてももらえず、三体の淫魔がクレアに挑みかかる。


「レイくん・・・レイくん・・・」


 虚ろな表情で手を伸ばし、レイを呼ぶクレア。

 しかしその口に淫魔のぺニスが割り込む。


 クレアは騎乗位で膣にぺニスを挿入され、もう一体の淫魔はクレアのアナルに亀頭を押し付ける。


「いやあ!そこは、レイくんにもまだ、ダメぇ!」


 粘液にまみれたクレアのアナルは三本目を受け入れてしまう。

 そこはレイに捧げると誓ったが、夫婦両方が恥ずかしさから遠慮をしていた穴。


 淫魔達は下品に笑いながら好き放題にクレアの口を、アナルを、膣を貫く。


「あんっ、いい、はむっ、ちゅ、気持ちいいの!ひゃん、あ、あ、あ、イッちゃう!イクぅ!」


 とうとう膣に受け入れてしまった魔族の肉棒に、絶頂に導かれてしまったクレア。

 淫紋が怪しく光り、果てたはずの魔族達の肉棒がまたむくりと勃起する。


「はあん、ああ、あぅ、おちんちん三本なんて、ひう、凄いよぉ」


 レイは目を背けた。

 もみくちゃにされながらも、クレアが自分の腰を振っているのが見えてしまったから。


 どぴゅう!


 三体の淫魔が同時にクレアに放った。


「んちゅ、ああぁー!出てる、ダメ、イクぅ!」


 三つの口で精液を受け止めるクレア。

 注ぎ込まれる感触に再びアクメし、淫紋がまた雄たちに精力を送る。


「そら聖女、苗床としての仕事をして貰うぞ」


 巨大な肉棒を勃起させ、ゴンドがクレアに近づく。

 手にはフラスコを持っている。

 赤い液体の中に、粒のような何かが漂っている。


「貴様を苗床にしてくれる、魔族の卵よ。これを膣に注げば人間の胎内でも我らが同胞が育つというわけだ」


 クレアは情けなくおしりを持ち上げられ、どろどろになった花弁をぱっくりと晒される。


「はあ、いやぁ!卵入れないで、魔族なんて孕むのやだあ!」


 最後の理性で拒否し、逃げようとするクレア。

 だが晒された膣口に容赦なくフラスコの先端が差し込まれ、液体ごと卵が膣内に流し込まれた。


「ひひひ、交尾を始めようか。俺の復讐の始まりだ」


 まんぐり返しの姿にされ、前置きもなく挿入されるゴンドの逸物。


「ひっ、ひゃあん、おっきい、入らないぃ!」


 馬並みのモノがクレアに捩じ込まれた。

 クレアの膣の全てを占領しても、竿はまだ入りきらずに接合部をつなぐ柱のように見える。


「ひひぃ、堪らないな。憎き聖女を好き勝手に犯せるとは。人間の雄、妻と対面する最後だぞ?見てやらないのか」


 レイは促されクレアを見る。

 クレアは半目を開けて失神していた。

 あれは涙なのか、何かの粘液なのか。

 凛々しかったクレアが粘液にまみれだらしなく全身を弛緩させている。


「クレア姉さん、ごめん、僕のせいで・・・」


「・・・はぁん、レイくん?レイくんのおちんちん、おっきくって素敵、あん、あん、ひゃん、感じちゃうよぉ」


 意識を取り戻しても、理性は既に壊されてしまったのか、受け入れている魔族のぺニスをレイのモノと勘違いして悦ぶクレア。

 粘液が精神を完全に蝕み、淫紋は頻繁に怪しく光り、魔族達の性欲を何度も煽る。


 それは近くにいるレイも同じだった。

 最愛の妻がおぞましい魔族にイカされ、淫紋が光るたびに股間の疼きが増していく。


「ひひひ人間、堪らんだろう?貴様には後で雌の淫魔をあてがってやるよ。抱けば命は吸い尽くされるが、我慢すれば約束通り帰してやるさ」


「あひ、ひゃうぅ、レイくん、我慢しないで、今日こそ受精するから!膣内にいっぱい出してぇ!」


 二人目を作る約束。

 混濁した意識の中でもそれが残っているのか、クレアは自ら花弁を拡げ、クリトリスを転がして子種を受け入れる準備をする。


 ドバッ!


 ゴンドが絶頂に達し、桶からぶちまけられたような量の精液がクレアの膣口から逆流する。


「あぁー!レイくんのミルク、いっぱい来たあ!イクイク、私もイッちゃうぅ!」


 クレアが身を震わせ、ゴンドと共に果てた。

 淫紋が一際強く輝き、また雄達を煽り立てる。

 クレアはいつもレイにするように、腰をくねらせて膣内のぺニスを花弁で撫でるように余韻を楽しむ。


「レイくん、もっとぉ、もっと欲しいよぉ。もっとセックスしようよぉ」


 ゴンドに放り出されたクレアは、どろどろの身体のままレイに這い寄り、次をねだる。

 だが数匹のオークに引き摺り戻され、巨大な肉棒に囲まれた。


「はぁん、レイくんのおっきなおちんちん、こんなにいっぱい!おまんこ壊れちゃうかもぉ」


(もう、見たくない・・・)


 オークに群がられ、巨根を受け入れるクレアは肉便器になり果てていた。

 クレアの歓喜の喘ぎ声を聞きながら、レイは頭を床に何度も叩きつける。

 意識を失うまで、何度も何度も・・・・・・







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