47 / 67
第45話 深淵の迷宮③
しおりを挟む
結局シャドウデーモンを倒した日のうちにレイラの機嫌が戻ることはなく翌日を迎え、なんとか佐藤特性とろけ~るプリン2個でようやく手打ちとなった。
レイラ恐ろしい子やで…
やっと姫の機嫌回復に成功し胸を撫でおろしているそのタイミングで、シャドウデーモン討伐の経験値により、俺のレベルが44になっていることを伝えてきたはちべえ。
はちべえの陰湿な嫌がらせは少しの蔑んだ視線だけで事なきを得たが、この豆柴わざとやってんのかな…
ここで俺は重要なことを思い出した。
この冒険を最大限楽しむ為に開発していた手加減魔法の存在を忘れていたことにようやく気付く。
レイラがいる以上安全マージンは確保しておかなくてはならないので防御力とスピードの値はそのままで、それ以外の過剰な攻撃力は不要だろう。
攻撃ステータスをSランク相当に抑えスキル使用を制限したので、今までの様にボスを一撃で消し去ることはなくなるだろう。
ちなみにステータスの解除は俺の任意なのでいつでも解放出来る状態ではあるが、余程の危機に遭遇しない限り解除することはないだろう。
加護やステータス、スキルの制限など、正直魔王に転生して自分が異常に強くなっていることは理解しているものの、実践慣れしてない為自分の強さの立ち位置がよくわかっておらず手加減の塩梅もよくわからない。
別に俺自身戦闘狂ではないのでそこまでの強い戦闘欲求はないが、今後新たな勇者など人間からの襲撃により身内を守る為の戦いがあるかもしれない。
一度全力で戦ってみたいが、それを受け止めてくれる相手が思い浮かばない。
アルスとセニア、四天王たちでも厳しいだろう。
まぁおいおい考えることにしよう。
〇
その後我々は冒険を再開。
冒険3日目、80階のボス部屋で一夜を過ごして今日もエレナさんの背に乗り突き進む。
といっても90階、100階、110階のボス部屋はボスが討伐された直後なのか、ボスが不在の部屋をそのままスルー。
事前に聞いていたゾラスの話では、現在冒険者ギルドに加入している魔族の最高到達フロアは120階までで、100階を超えられる冒険者も数えられる程しかいない。
現在130階のボス討伐にチャレンジしている冒険者は、グラウスとネクサという男性魔族のコンビ。
現在Aランクの2人だが、130階を超えることが出来れば50年振りのSランク冒険者誕生になるだろうと言われているそうで、実力的には四天王と肩を並べる程強いらしい。
ちなみに現時点でレジェンド級のゾラスを除いた最高ランクは、その2人のいるAランク冒険者が7人いるだけで、Sランク以上の冒険者は存在しない。
「50年振りですよ~魔王様~」
「何か言いたいことがありますか、ゾラスさん?」ニッコリ
「いや~、私もアルスとセニア同様魔王様のお力を世間に知らしめたいので、この冒険が終わった後に公表しないかな~と思いまして~」
久々に顔を出したアルスとセニアに次ぐ『予言の子』好きの変態魔族。
ゾラスはアルスやセニアと違い自分の欲求に正直な人なので、魔族社会全体を考えている俺の思惑はあまり伝わっていない為、俺を全面に押し出したい気持ちが今は一番強い。
「話が違いますね。次のボスを討伐したら帰還しましょうか?」
「あ~冗談です。すみません~」
今は冗談を言い合いながら120階のボス部屋へ進む。
油断はしていないつもりだが、ゾラスから聞く話では120階もボスがいたとしても特に問題はないだろう。
一応慎重に通路から顔を出しボス部屋の様子を伺うと、リアルタイムで名前の上がっていたグラウスとネクサがいた。
「「ま、マスター!?」」
………?
あ、あぁゾラスは一応偉い人だったか…そりゃこの反応になるわ。
〇
「いやーびっくりしたぜ!なんでこんなところに馬…マスターがいるとはなww」
豪快に笑う偉丈夫がグラウス。
「本当ですね。サブマスターは馬、マスターがここにいることはご存知なんですか?」
冷静に確認する優男がネクサらしい。
「だだだ大丈夫ですよ~。むしろサブマスターが今回アドバイスをくれてこうして冒険者に復帰できたんですから~」
スケープゴートにされることをアドバイスということを初めて知ったよゾラスさん。
グラウスとネクサもゾラスの発言で色々察したらしい。
無言でしみじみと頷いている。
「グラウスさんネクサさん初めまして。佐藤と申します。」
俺は別に目立つつもりがないだけで、自分の存在を無理に隠すつもりもないので普通に自己紹介をする。
「ま、魔王様がなぜここに!?」
ネクサが驚きの声を上げる。グラウスも同様の表情を浮かべている。
どうやらフレイムと最初に接触した、魔王軍と冒険者の軍事合同演習に参加しており、俺の啖呵を生で観戦していたらしい。頼むから忘れてくれ。
「今回はゾラスさんにお誘いいただいて、この『深淵の迷宮』の踏破にチャレンジしている最中なんです」
「魔王様…あの馬鹿に何か騙されていませんか?」ゴショゴショ
小声でネクサさんに心配されるが、やはりゾラスはアルス・セニアと同類なのか身内から尊敬されているのか馬鹿にされているのかわからん。
愛されていはいるようだけど。
心配無用だと丁寧にネクサに説明していると、今度はグラウスがエレナとレイラに興味を示す。
「こちらの別嬪さんとよく似たお嬢ちゃんも魔王様とマスターの連れかい?」
「初めまして、エレナと申します。こちらは娘のレイラです」
「は、初めまして…レイラです」
「おおっ。マスターの連れとは思えない程の丁寧な対応…失礼しました。私はA級冒険者のグラウスです、こちらが相棒の同じくネクサです」
エレナさんが俺の方に視線を送ってくるので俺は無言で頷く。
「ちなみにグラウスさん、エレナさんとレイラは、実は魔炎龍なんです」
俺の言葉と同時に、エレナさんとレイラは龍型になる。
「「……………」」
あ、もう少し慎重に言葉を選ぶべきだったかもしれん。
2人のタイプの違う美男子が現実逃避して蝶々を追いかけ始めた。
〇
「も、もう他に隠し事はありませんよね!?」
疑い深そうな目でネクサが尋ねて来るが、後は俺のステータス関連くらいだからわざわざいう必要はないだろう。
「し、しかし魔炎龍が人型になれるとは…久し振りにあせったぜ…」
グラウスもようやく落ち着きを取り戻した。
以前からエレナさんと話して決めておいたことなんだが、エレナさんとレイラのブラッドレイブンでの人権を確立する為に、影響力があり味方になってくれそうな魔族には積極的に『魔炎龍』のことを公にしていくつもりである。
予想した通り、グラウスとネクサは驚きはしたもののすぐにエレナさんとレイラを受け入れてくれている。ありがたいね。
で、今はグラウスとネクサがボスを倒し安全地帯となった120階でキャンプの準備を進め、夕食をいただいている最中である。
ちなみに夕食は佐藤特性吉〇家風牛丼である。
作った状態で四次元ボックスに収納しているので熱々の状態でお召し上がりください。
「ところで2人はこの後帰還するのかい?」
「「………」」
「その状況だとまだ倒し方が判明していないのかい?」
珍しく真剣なゾラスに対し、グラウスとネクサが神妙に頷く。
どうやら2人はこの後のボス、130階までは安定して進めるそうだが、問題は130階のボス、『ファントムスライム』を倒す目途が全く立っていないらしい。
「魔王様、申し訳ありません。ダークヘルム冒険者ギルドのマスターとして、冒険者の指導に当たりたいので明日1日お時間をいただけませんか?」
時折見せるその真面目なやつ本当にズルいと思う。
断れるわけないだろ…どっちにせよ断らんけどね。
レイラ恐ろしい子やで…
やっと姫の機嫌回復に成功し胸を撫でおろしているそのタイミングで、シャドウデーモン討伐の経験値により、俺のレベルが44になっていることを伝えてきたはちべえ。
はちべえの陰湿な嫌がらせは少しの蔑んだ視線だけで事なきを得たが、この豆柴わざとやってんのかな…
ここで俺は重要なことを思い出した。
この冒険を最大限楽しむ為に開発していた手加減魔法の存在を忘れていたことにようやく気付く。
レイラがいる以上安全マージンは確保しておかなくてはならないので防御力とスピードの値はそのままで、それ以外の過剰な攻撃力は不要だろう。
攻撃ステータスをSランク相当に抑えスキル使用を制限したので、今までの様にボスを一撃で消し去ることはなくなるだろう。
ちなみにステータスの解除は俺の任意なのでいつでも解放出来る状態ではあるが、余程の危機に遭遇しない限り解除することはないだろう。
加護やステータス、スキルの制限など、正直魔王に転生して自分が異常に強くなっていることは理解しているものの、実践慣れしてない為自分の強さの立ち位置がよくわかっておらず手加減の塩梅もよくわからない。
別に俺自身戦闘狂ではないのでそこまでの強い戦闘欲求はないが、今後新たな勇者など人間からの襲撃により身内を守る為の戦いがあるかもしれない。
一度全力で戦ってみたいが、それを受け止めてくれる相手が思い浮かばない。
アルスとセニア、四天王たちでも厳しいだろう。
まぁおいおい考えることにしよう。
〇
その後我々は冒険を再開。
冒険3日目、80階のボス部屋で一夜を過ごして今日もエレナさんの背に乗り突き進む。
といっても90階、100階、110階のボス部屋はボスが討伐された直後なのか、ボスが不在の部屋をそのままスルー。
事前に聞いていたゾラスの話では、現在冒険者ギルドに加入している魔族の最高到達フロアは120階までで、100階を超えられる冒険者も数えられる程しかいない。
現在130階のボス討伐にチャレンジしている冒険者は、グラウスとネクサという男性魔族のコンビ。
現在Aランクの2人だが、130階を超えることが出来れば50年振りのSランク冒険者誕生になるだろうと言われているそうで、実力的には四天王と肩を並べる程強いらしい。
ちなみに現時点でレジェンド級のゾラスを除いた最高ランクは、その2人のいるAランク冒険者が7人いるだけで、Sランク以上の冒険者は存在しない。
「50年振りですよ~魔王様~」
「何か言いたいことがありますか、ゾラスさん?」ニッコリ
「いや~、私もアルスとセニア同様魔王様のお力を世間に知らしめたいので、この冒険が終わった後に公表しないかな~と思いまして~」
久々に顔を出したアルスとセニアに次ぐ『予言の子』好きの変態魔族。
ゾラスはアルスやセニアと違い自分の欲求に正直な人なので、魔族社会全体を考えている俺の思惑はあまり伝わっていない為、俺を全面に押し出したい気持ちが今は一番強い。
「話が違いますね。次のボスを討伐したら帰還しましょうか?」
「あ~冗談です。すみません~」
今は冗談を言い合いながら120階のボス部屋へ進む。
油断はしていないつもりだが、ゾラスから聞く話では120階もボスがいたとしても特に問題はないだろう。
一応慎重に通路から顔を出しボス部屋の様子を伺うと、リアルタイムで名前の上がっていたグラウスとネクサがいた。
「「ま、マスター!?」」
………?
あ、あぁゾラスは一応偉い人だったか…そりゃこの反応になるわ。
〇
「いやーびっくりしたぜ!なんでこんなところに馬…マスターがいるとはなww」
豪快に笑う偉丈夫がグラウス。
「本当ですね。サブマスターは馬、マスターがここにいることはご存知なんですか?」
冷静に確認する優男がネクサらしい。
「だだだ大丈夫ですよ~。むしろサブマスターが今回アドバイスをくれてこうして冒険者に復帰できたんですから~」
スケープゴートにされることをアドバイスということを初めて知ったよゾラスさん。
グラウスとネクサもゾラスの発言で色々察したらしい。
無言でしみじみと頷いている。
「グラウスさんネクサさん初めまして。佐藤と申します。」
俺は別に目立つつもりがないだけで、自分の存在を無理に隠すつもりもないので普通に自己紹介をする。
「ま、魔王様がなぜここに!?」
ネクサが驚きの声を上げる。グラウスも同様の表情を浮かべている。
どうやらフレイムと最初に接触した、魔王軍と冒険者の軍事合同演習に参加しており、俺の啖呵を生で観戦していたらしい。頼むから忘れてくれ。
「今回はゾラスさんにお誘いいただいて、この『深淵の迷宮』の踏破にチャレンジしている最中なんです」
「魔王様…あの馬鹿に何か騙されていませんか?」ゴショゴショ
小声でネクサさんに心配されるが、やはりゾラスはアルス・セニアと同類なのか身内から尊敬されているのか馬鹿にされているのかわからん。
愛されていはいるようだけど。
心配無用だと丁寧にネクサに説明していると、今度はグラウスがエレナとレイラに興味を示す。
「こちらの別嬪さんとよく似たお嬢ちゃんも魔王様とマスターの連れかい?」
「初めまして、エレナと申します。こちらは娘のレイラです」
「は、初めまして…レイラです」
「おおっ。マスターの連れとは思えない程の丁寧な対応…失礼しました。私はA級冒険者のグラウスです、こちらが相棒の同じくネクサです」
エレナさんが俺の方に視線を送ってくるので俺は無言で頷く。
「ちなみにグラウスさん、エレナさんとレイラは、実は魔炎龍なんです」
俺の言葉と同時に、エレナさんとレイラは龍型になる。
「「……………」」
あ、もう少し慎重に言葉を選ぶべきだったかもしれん。
2人のタイプの違う美男子が現実逃避して蝶々を追いかけ始めた。
〇
「も、もう他に隠し事はありませんよね!?」
疑い深そうな目でネクサが尋ねて来るが、後は俺のステータス関連くらいだからわざわざいう必要はないだろう。
「し、しかし魔炎龍が人型になれるとは…久し振りにあせったぜ…」
グラウスもようやく落ち着きを取り戻した。
以前からエレナさんと話して決めておいたことなんだが、エレナさんとレイラのブラッドレイブンでの人権を確立する為に、影響力があり味方になってくれそうな魔族には積極的に『魔炎龍』のことを公にしていくつもりである。
予想した通り、グラウスとネクサは驚きはしたもののすぐにエレナさんとレイラを受け入れてくれている。ありがたいね。
で、今はグラウスとネクサがボスを倒し安全地帯となった120階でキャンプの準備を進め、夕食をいただいている最中である。
ちなみに夕食は佐藤特性吉〇家風牛丼である。
作った状態で四次元ボックスに収納しているので熱々の状態でお召し上がりください。
「ところで2人はこの後帰還するのかい?」
「「………」」
「その状況だとまだ倒し方が判明していないのかい?」
珍しく真剣なゾラスに対し、グラウスとネクサが神妙に頷く。
どうやら2人はこの後のボス、130階までは安定して進めるそうだが、問題は130階のボス、『ファントムスライム』を倒す目途が全く立っていないらしい。
「魔王様、申し訳ありません。ダークヘルム冒険者ギルドのマスターとして、冒険者の指導に当たりたいので明日1日お時間をいただけませんか?」
時折見せるその真面目なやつ本当にズルいと思う。
断れるわけないだろ…どっちにせよ断らんけどね。
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる