19 / 67
第18話 異世界転生的なトラブル
しおりを挟む
煉獄の峡谷までの道中‐
「しかしゾラスさんには悪いことをしましたね。ギルドも高ランクの冒険者が圧倒的に不足しているみたいですし。」
「まぁSS依頼のクエスト達成者(まだしてないけど)をBランクに留めるなど今まで聞いたこともありませんが、それが魔王様の願いですから………」
アルスもセニアも本当は俺のランクを可能な限り押し上げたいのはわかってるんだけど、俺の性格的に目立ちたくないのもあるが、何より目立ってしまうと合同演習への参加自体できなくなってしまうかもしれないので今回は我儘を通させて貰う。
「ところで、魔炎龍はなぜ討伐対象なんでしょうか?聞くところによると人との棲み分けはできているようですが、おとなしくしている龍をわざわざ討伐しにいく必要があるのですか?」
魔炎龍の住処まで、我々が比較的本気をだして移動したとして5日はかかるという。
一般的に考えれば1か月は必要だそうだ。
その距離をわざわざ危険を冒してまで討伐しにいくのだから何かそれなりの理由があるのだろう。
「はい、おっしゃる通り魔炎龍と我々はここ数千年の間しっかりと棲み分けが出来ておりました。
ただ、ここ数か月魔炎龍と思われる目撃情報がシャドウヴェイルを中心に多発しているのです。」
「何か被害が出ているのですか?」
魔炎龍は体長30mと龍種の中では小柄?らしいが、さすがにそんな龍が上空を飛んでいたら住民たちは不安で生活もままならないだろう。
「いえ、まだ被害情報はないんですが、皆『我こそが!』と魔炎龍との決闘を望んでおり、そろそろ勝手に討伐に出掛けるのを留めるのも限界なようです。」
予想の斜め上だった。そうだよね君たちは。
「そうなるとさすがに普通の魔族たちでは太刀打ちできませんので被害が出るのも時間の問題。そうなる前に倒してしまおう、と国から、つまり私とセニアで話し合いゾラスに依頼しました。」
そうだった。
一緒にいると忘れそうになるけど、この2人は一応超エリートなんだったわ。実質魔王代行みたいなもんだったもんな。
なるほどねー。この世界に置ける龍の立ち位置がわからんけど話し合いで解決できるんならそうしたい気持ちもある。
何千年も守られてきた棲み分けを破るくらいだから何かしらの理由はあるのかもしれません。
いくらBランクになるのが目的だとしても、もし龍側にのっぴきならぬ事情があったとした場合、他に迷惑を掛けてまでBランクになるのは元日本人として避けたいところだ。
まぁその辺はケースバイケースで対応していこう。
トワイベイルの村‐
「もうすぐ日も暮れますので今日はここで一泊しましょう。何も無い村ですが、大豆の質が良く美味しいプロテインを嗜むことができると評判の村です。」
「………。」
頑張れ俺。
日本だろうと異世界だろうと女性に暴力はダメだ。
「口を開くなボケカスが…」
たまの暴言くらいは許して欲しい。
いい加減こっちは米に飢えているんだ。狂暴にもなるわ。
何がプロテインだ畜生。
「は、はぅぅぅう///魔王様今なんとおっしゃって…?」
なんだその反応は…これすら許されないのか…。
トレーニーはナルシストとどMが多いという噂は本当だったのか。
ここはスルー推奨だ。
「さぁ、暗くなる前に宿を探しましょう。出来れば宿と食堂がくっついている所がいいですね。」
「魔王様、宿は俺に任せてくれ。」
グリムウッドの時もそうだったが、どうやら宿に関してはセニアの方が詳しいらしい。
「ちなみに前回の時もそうでしたが、セニアさんはなんでそんな宿に詳しいんですか?」
俺の問いにセニアは待ってましたと言わんばかりに笑みを浮かべ答える。
「実は私が魔
「だから金もプロテインも無ければ薬は渡せねえって言ってるだろ!しつこいんだよ!!!」
セニアの言葉を突然村に響いた怒鳴り声が遮る。
「で、ですからこの薬で母様の体調が戻ればその後働いてすぐお返しできるんです!お願いします!!」
「それが無理だって初日から言ってるんだよ!ガキの小遣いで買える程安い薬じゃないんだ!!」
このタイミングで緊急クエストか。
退屈させないじゃないか異世界よ、筋肉関係の話さえ無ければ実に充実した異世界ライフを送れそうだ。
「また、あの娘来てるのか…あんな小さい子が可哀そうだが、あの薬プロテイン30㎏分くらいするらしいぜ…」
「そんなに高い薬なのか。確かに1週間も毎日来られたら店主もあの対応になるな…」
通行人がひそひそと会話している声が聞こえてくる。
道中にアルスとセニアに聞いたが、貨幣の単位はゴールドといい、これまでいくつかの店を覗いた感覚では日本の貨幣価値と似通っている気がする。
したがって俺の頭の中では『1ゴールド=1円』としているが今のところそれで違和感はない。
ゴールドという単位を使用しているのにプロテイン換算している理由はよくわからないが、アルスとセニアもよく使っているので魔族はそうなんだろうと冷めた目で見ておく。
俺のよく飲んでいたプロテインが1kg約3,500円程度したはずなので、それで考えると10万円超えるじゃないか……確かに店主も善意で気軽に渡せるものではないな。
なんて考えているとアルスとセニアが騒ぎの方に移動していた。
「すみません、いかがなさいましたか?」
「あ?関係ない奴は放っておいてくれ!あんたが金出してくれる訳でもないだろうが。」
「横槍申し訳ない。我々は魔王軍のものだ。」
セニアが手帳のような物を店主に見せる。
警察手帳のようなものなのか、それを見た店主が渋々と事情を説明する。先ほどの通行人が話している内容とほぼほぼ同じだった。
「そうか、説明すまなかった。店主も大変だったな。」
「いやぁ、俺ももっと安い薬だったらなんとかしてやりたいんだが、価値が価値だからそういう訳にもいかないが、毎日毎日来られてしまうと、まるで俺が小さい娘を虐めているみたいな噂も出てしまって…」
「そうかそうか、店主も災難だったな。お嬢ちゃん?お嬢ちゃんもお店の人をそんな困らせるもんじゃないぞ?」
「本当に申し訳ございません。具合が悪く起き上がれない母からも止められているんですが、私に出来ることはそれしか思いつかなくて…」
ここまで通行人含めて登場人物皆良い人。
「店主さん、その薬はお幾らかしら?頂くわ。」
「え?いいのか??10万ゴールドもする薬だぞ??」
「魔王軍は困っている魔族を見て見ぬふりはできないわ。」
普段俺と接しているアルスとセニアとはおそらく別人だろう。
こんなアルスとセニア、二重人格でも無い限り説明がつかんわ。
「そうか、すまない。だったら9万ゴールドで構わん。お嬢ちゃん、お母さん早く良くなるといいな!」
「お、おじさん本当にごめんなさい。母様の体が調戻ったら必ずこの店にお買い物にきます!!」
「はっはっは、その時はお母さんと一緒に来るんだぞ!」
「アハハハ」
「ハッハッハッハ」
「ウフフフ」
「…………」
俺の知っている異世界ものは、なんだかんだで転生者の俺が解決するはずなんだけど、俺の出番なく解決してしまう優しい世界だなー。
アルスとセニアが優秀過ぎるわ。
「しかしゾラスさんには悪いことをしましたね。ギルドも高ランクの冒険者が圧倒的に不足しているみたいですし。」
「まぁSS依頼のクエスト達成者(まだしてないけど)をBランクに留めるなど今まで聞いたこともありませんが、それが魔王様の願いですから………」
アルスもセニアも本当は俺のランクを可能な限り押し上げたいのはわかってるんだけど、俺の性格的に目立ちたくないのもあるが、何より目立ってしまうと合同演習への参加自体できなくなってしまうかもしれないので今回は我儘を通させて貰う。
「ところで、魔炎龍はなぜ討伐対象なんでしょうか?聞くところによると人との棲み分けはできているようですが、おとなしくしている龍をわざわざ討伐しにいく必要があるのですか?」
魔炎龍の住処まで、我々が比較的本気をだして移動したとして5日はかかるという。
一般的に考えれば1か月は必要だそうだ。
その距離をわざわざ危険を冒してまで討伐しにいくのだから何かそれなりの理由があるのだろう。
「はい、おっしゃる通り魔炎龍と我々はここ数千年の間しっかりと棲み分けが出来ておりました。
ただ、ここ数か月魔炎龍と思われる目撃情報がシャドウヴェイルを中心に多発しているのです。」
「何か被害が出ているのですか?」
魔炎龍は体長30mと龍種の中では小柄?らしいが、さすがにそんな龍が上空を飛んでいたら住民たちは不安で生活もままならないだろう。
「いえ、まだ被害情報はないんですが、皆『我こそが!』と魔炎龍との決闘を望んでおり、そろそろ勝手に討伐に出掛けるのを留めるのも限界なようです。」
予想の斜め上だった。そうだよね君たちは。
「そうなるとさすがに普通の魔族たちでは太刀打ちできませんので被害が出るのも時間の問題。そうなる前に倒してしまおう、と国から、つまり私とセニアで話し合いゾラスに依頼しました。」
そうだった。
一緒にいると忘れそうになるけど、この2人は一応超エリートなんだったわ。実質魔王代行みたいなもんだったもんな。
なるほどねー。この世界に置ける龍の立ち位置がわからんけど話し合いで解決できるんならそうしたい気持ちもある。
何千年も守られてきた棲み分けを破るくらいだから何かしらの理由はあるのかもしれません。
いくらBランクになるのが目的だとしても、もし龍側にのっぴきならぬ事情があったとした場合、他に迷惑を掛けてまでBランクになるのは元日本人として避けたいところだ。
まぁその辺はケースバイケースで対応していこう。
トワイベイルの村‐
「もうすぐ日も暮れますので今日はここで一泊しましょう。何も無い村ですが、大豆の質が良く美味しいプロテインを嗜むことができると評判の村です。」
「………。」
頑張れ俺。
日本だろうと異世界だろうと女性に暴力はダメだ。
「口を開くなボケカスが…」
たまの暴言くらいは許して欲しい。
いい加減こっちは米に飢えているんだ。狂暴にもなるわ。
何がプロテインだ畜生。
「は、はぅぅぅう///魔王様今なんとおっしゃって…?」
なんだその反応は…これすら許されないのか…。
トレーニーはナルシストとどMが多いという噂は本当だったのか。
ここはスルー推奨だ。
「さぁ、暗くなる前に宿を探しましょう。出来れば宿と食堂がくっついている所がいいですね。」
「魔王様、宿は俺に任せてくれ。」
グリムウッドの時もそうだったが、どうやら宿に関してはセニアの方が詳しいらしい。
「ちなみに前回の時もそうでしたが、セニアさんはなんでそんな宿に詳しいんですか?」
俺の問いにセニアは待ってましたと言わんばかりに笑みを浮かべ答える。
「実は私が魔
「だから金もプロテインも無ければ薬は渡せねえって言ってるだろ!しつこいんだよ!!!」
セニアの言葉を突然村に響いた怒鳴り声が遮る。
「で、ですからこの薬で母様の体調が戻ればその後働いてすぐお返しできるんです!お願いします!!」
「それが無理だって初日から言ってるんだよ!ガキの小遣いで買える程安い薬じゃないんだ!!」
このタイミングで緊急クエストか。
退屈させないじゃないか異世界よ、筋肉関係の話さえ無ければ実に充実した異世界ライフを送れそうだ。
「また、あの娘来てるのか…あんな小さい子が可哀そうだが、あの薬プロテイン30㎏分くらいするらしいぜ…」
「そんなに高い薬なのか。確かに1週間も毎日来られたら店主もあの対応になるな…」
通行人がひそひそと会話している声が聞こえてくる。
道中にアルスとセニアに聞いたが、貨幣の単位はゴールドといい、これまでいくつかの店を覗いた感覚では日本の貨幣価値と似通っている気がする。
したがって俺の頭の中では『1ゴールド=1円』としているが今のところそれで違和感はない。
ゴールドという単位を使用しているのにプロテイン換算している理由はよくわからないが、アルスとセニアもよく使っているので魔族はそうなんだろうと冷めた目で見ておく。
俺のよく飲んでいたプロテインが1kg約3,500円程度したはずなので、それで考えると10万円超えるじゃないか……確かに店主も善意で気軽に渡せるものではないな。
なんて考えているとアルスとセニアが騒ぎの方に移動していた。
「すみません、いかがなさいましたか?」
「あ?関係ない奴は放っておいてくれ!あんたが金出してくれる訳でもないだろうが。」
「横槍申し訳ない。我々は魔王軍のものだ。」
セニアが手帳のような物を店主に見せる。
警察手帳のようなものなのか、それを見た店主が渋々と事情を説明する。先ほどの通行人が話している内容とほぼほぼ同じだった。
「そうか、説明すまなかった。店主も大変だったな。」
「いやぁ、俺ももっと安い薬だったらなんとかしてやりたいんだが、価値が価値だからそういう訳にもいかないが、毎日毎日来られてしまうと、まるで俺が小さい娘を虐めているみたいな噂も出てしまって…」
「そうかそうか、店主も災難だったな。お嬢ちゃん?お嬢ちゃんもお店の人をそんな困らせるもんじゃないぞ?」
「本当に申し訳ございません。具合が悪く起き上がれない母からも止められているんですが、私に出来ることはそれしか思いつかなくて…」
ここまで通行人含めて登場人物皆良い人。
「店主さん、その薬はお幾らかしら?頂くわ。」
「え?いいのか??10万ゴールドもする薬だぞ??」
「魔王軍は困っている魔族を見て見ぬふりはできないわ。」
普段俺と接しているアルスとセニアとはおそらく別人だろう。
こんなアルスとセニア、二重人格でも無い限り説明がつかんわ。
「そうか、すまない。だったら9万ゴールドで構わん。お嬢ちゃん、お母さん早く良くなるといいな!」
「お、おじさん本当にごめんなさい。母様の体が調戻ったら必ずこの店にお買い物にきます!!」
「はっはっは、その時はお母さんと一緒に来るんだぞ!」
「アハハハ」
「ハッハッハッハ」
「ウフフフ」
「…………」
俺の知っている異世界ものは、なんだかんだで転生者の俺が解決するはずなんだけど、俺の出番なく解決してしまう優しい世界だなー。
アルスとセニアが優秀過ぎるわ。
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
神の宝物庫〜すごいスキルで楽しい人生を〜
月風レイ
ファンタジー
グロービル伯爵家に転生したカインは、転生後憧れの魔法を使おうとするも、魔法を発動することができなかった。そして、自分が魔法が使えないのであれば、剣を磨こうとしたところ、驚くべきことを告げられる。
それは、この世界では誰でも6歳にならないと、魔法が使えないということだ。この世界には神から与えられる、恩恵いわばギフトというものがかって、それをもらうことで初めて魔法やスキルを行使できるようになる。
と、カインは自分が無能なのだと思ってたところから、6歳で行う洗礼の儀でその運命が変わった。
洗礼の儀にて、この世界の邪神を除く、12神たちと出会い、12神全員の祝福をもらい、さらには恩恵として神をも凌ぐ、とてつもない能力を入手した。
カインはそのとてつもない能力をもって、周りの人々に支えられながらも、異世界ファンタジーという夢溢れる、憧れの世界を自由気ままに創意工夫しながら、楽しく過ごしていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる