機械仕掛けの最終勇者

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第六章 武芸都市ソブラへ

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 プルト城は、輝久がボルベゾを倒した余韻未だ冷めやらず、兵士や侍女達が仕事を忘れて楽しげに歓談し、気の良いアドルフ王は無礼講とばかりにそれを許したばかりか、城内外の者に酒や料理を振る舞う始末だった。

 まるでパーティのように騒々しくなった王の間で、ネィムがマキと手を取り合っている。

「マキちゃん、これからよろしくお願いしますですっ!」
「ネィムはトても良い子デスネ」

 ほんの数分会話しただけで、ネィムはマキと友人のように接していた。アンドロイドっぽい風貌のマキだが童顔で背は低く、輝久から見れば二人が同年代に思えた。

(幼児が一人、増えたなあ)

 そんなことを考えていると、まさに幼児らしく、ネィムとマキは手を繋いでクルクルと回り出した。何だソレ! お遊戯か!

 少々、冷めた目で二人の様子を眺めていた輝久だったが、仲間内でギクシャクするより仲良くやってくれた方が良い、と思い直す。

 しばらくすると、二人一緒に輝久の方にやってきた。マキは輝久の持っている花束をジッと見詰めると、

「マキ、コレ食べてモよろしいデスカ?」
「何でだよ!」

 アホなことを聞いてきたので怒鳴ってやる。ショックだったのか、少し目にオイルが滲むマキ。すると、ネィムは「待って下さいです!」と花束から一輪の赤い花を手に取り、マキの頭に付けた。

「マキちゃんのメイド服と良く似合っていますです!」
「ご指摘、痛み入りマス」
「……お前ら、言葉おかしくね?」

(つーかまあ、とりあえず予定通り、ヒーラーが仲間になった訳だけど……)

「それで、マキ。次に俺、何すりゃ良いんだ?」
「ハイ。分かりかねマス」
「オイ……!」
「ネィム、父様に聞いてきますです!」

 ネィムはアドルフ王の傍に走り寄る。やがてネィムとアドルフ王は、神父のような出で立ちの老夫を連れて輝久の方に歩んできた。アドルフ王が老夫を指さして言う。

「こちらはワシが抱えている審神者シャーマンでな。勇者の次の目的を教えてくれるじゃろう」
「ありがとウございマス。大変助かりマス」
「いやマキ、女神だよね? 神が此処にいるのに、どうしてシャーマンに頼らなきゃなんないの? ねぇ、聞いてる? 聞いてないね。はい」

 マキは、輝久を無視するようにシャーマンを見詰めていた。シャーマンはマキと輝久に仰々しく一礼すると、持っていた巻物を広げて厳かに告げる。

「魔王が復活したのは、北の大地レクイエマです。神託によれば『勇者は三人の仲間を連れて、魔王を討伐する』とあります」
「じゃあ、ネィムの他に後二人、俺の仲間になるんだ?」
「はい。残り二人は『ソブラにいる』と神託に出ております」

 アドルフ王が、ハタと膝を打った。

「ソブラか。此処より海を挟んだ大陸にある武芸都市じゃな」
「武芸都市? 何ソレ?」
「ソブラにおる者はその名の通り、武芸に精通している者ばかりじゃと聞いておる」

 荒くれ共の集まる町といった感じだろうか。輝久がそんなことを考えていると、シャーマンが突然、声を張り上げた。

「むむっ! 今、まさに新たな神託が下りて参りました! 盾……光り輝く盾が見えます! どうやら魔王を倒すのに必要な防具が、ソブラにあるようです!」

 王やセレナ、そしてネィムが驚きの声を上げる。それでも輝久は冷静だった。

(色んな町に仲間がいたり、ボス戦に有効な武器や防具があるのは、ゲームなんかでありがちだよなあ)

「ってか、果物盗むような魔王だろ。そんな強い防具いるのか?」
「勇者よ。魔王を甘く見てはいかん」

 不意にアドルフ王が睨むような目を輝久に向けた。ネィムがごくりと唾を飲む音が聞こえる。アドルフ王は真剣な顔で話を続ける。

「もしも……もしも、じゃ! 魔王が果物の汁を飛ばしてきたらどうする?」

 絶句する輝久の代わりに、ネィムがハラハラとした顔付きで叫ぶ。

「め、目が染みてしまいますです!」
「その通りじゃ、ネィム! じゃが、その時! 勇者の盾があれば、どうじゃ?」
「あああっ! 盾で目を守れますです!」
「うむ! 勇者の盾でもって、魔王の果汁飛ばし攻撃を防ぐ! その為に勇者の盾は必要なのじゃ!」
「納得なのです!」

 兵士達も「流石はアドルフ王!」と口々に声を上げる。輝久はもうツッコむのも面倒くさくなって、静かに頷いた。

「じゃあ、とりあえず行きます……」

 勇者の盾は全くもって必要なさそうだったが、とにかく先に進まないと日本に戻れないのだから行くしかない。輝久は半ば自分を励ますように無理矢理そう考えた。

 だからといって、それほど悲観的ではない。元々、異世界ものやゲームが好きな輝久である。表には出さなかったが、ほんの少しワクワクしていた。

(新しい仲間が見たいのもあるけど『武芸都市』ってちょっと面白そうだな!)

 周りにいる者達にワクワクを気取られないように、輝久はネィムにさりげない視線を向ける。

「じゃあ、ネィム。そろそろ出発するけど、準備は良いか?」
「はいですっ!」

 途端、アドルフ王が血相を変えた。

「何と! もう行ってしまうのか! 王様、超寂しい……!」
「父様……!」

 アドルフ王とネィムは互いに目に涙を溜め、抱きしめ合った。

「ネィムや。毎日、父に連絡して欲しい。そうじゃ! 伝書鳩を百羽ほど持っていっておくれ!」
「そんなに沢山の鳩を持ってはいけませんです!」
「むう。ならば、沢山の手紙を出して欲しい! できれば、毎日!」
「流石に毎日は難しいと思いますです!」
「じゃあ二日! いや三日に一回!」
「分かりましたです!」
「……ねえ、もう良い? 行こ?」

 指切りしているアドルフ王とネィムに、輝久は出発の準備を促したのだった。



 アドルフ王が用意してくれた馬車が、ガタゴトと揺れる。兵士が手綱を握る御者台の後ろ――荷台の中にある座席には、輝久とマキが隣合わせで腰掛ける。その正面には案内役のセレナとネィムが座っていた。

 ふと輝久は、ネィムが野菜の入った籠を抱えていることに気付く。

「それは?」
「餞別だと言って、ゴブリンさんがくれたのです!」
「ああ。アイツか」

 素っ気なく呟いた輝久だったが『魔物が餞別をくれる』――こんな、ほのぼのさが、ボルベゾと生死を賭けた戦いの後では悪くないと内心思った。

 その時。突如『チーン』と、古い電子レンジのような音がマキから聞こえた。ネィムが驚いて声を上げる。

「はわわわ!? マキちゃんの口から紙が出てきましたです!?」
「それ、地図だよ」

 輝久が落ち着いた様子で言うと、ネィムは更に驚愕の顔を見せた。

「口から地図が出てくるのですか!? マキちゃん、凄いです!!」

 マキは自分がたった今、口から排出した地図をまじまじと眺めていた。

「このまま進ムと、トラムの森に辿り着クようデス」

 マキの言葉にセレナが大きく頷く。

「ええ、その通りです。武芸都市ソブラに向かうには、トラムの森を横切らねばなりません。そして、トラムの森には魔女が住んでいると言われています」
「ま、魔女?」

 不死公ガガのような強敵を心の中で思い描き、輝久は少し緊張する。セレナが神妙な顔で話を続ける。

「盗んだ野菜を漬物にすることから『漬物の魔女』と呼ばれています」

 輝久の緊張が一気に雲散霧消し、小鼻がヒクヒクした。うん、そうだよな。難度Fだもんな。

「セレナさん。一応聞くけど……強いのか?」
「いえ……強くはないと思います」
「だろうね! 漬物の魔女だもんね!」
「勇者様がやって来るのを待って、色とりどりのお漬物を用意しているとの噂ですよ」
「それ敵なのかな!? ただの世話好きのおばさんじゃない!?」
「ワクワクしますです! 一体どんなお漬物が食べられますでしょうか!」
「マキ、お漬物は食べタことないデス。楽しみデス」
「それでは皆でお漬物パーティを致しましょうです!」
「何だ、その渋いパーティ……」
「どちらにせよ、トラムの森まで早くて二日。その後の船旅も合わせると、ソブラまで一週間は掛かるでしょうね」

(森を抜けた後は、船旅か。ちょっとは冒険らしくなってきたな)

 輝久がそう考えた刹那、マキが立ち上がり、セレナに言う。

「すいまセン。セレナサン。馬車を止めテくれますカ?」
「はい。分かりました」
「どうした、マキ?」

 マキが答えるより早く、輝久はセレナに耳打ちされる。

「勇者様! 女の子にそういうことを聞いてはダメですよ!」
「あ、ああ……」

 トイレとか、そういうこと? いや、でもマキってロボっぽいけどな? 飯も食べるくらいだから、トイレも行くのか。

 気分転換も兼ねて、とりあえず皆で馬車を降りる。轍の残る一本道の周りには、大草原が広がっていた。セレナにマキを任せて、輝久はネィムと馬車の傍に残る。

 突然「キャア」とセレナの悲鳴が聞こえた。

「な、何事でしょうか!?」
「もしかしてモンスターか?」

 ネィムと一緒に輝久が駆けつけると、セレナがマキを指さしている。

「め、女神様が急に!」

 見れば、マキの両目に『!』マークが表れ、HDDパソコンのように、カリカリカリカリと、しきりに音を立てていた。

「マキちゃん!? どうしたのです!?」
「勇者様!! これは一体!?」
「いや、俺も分かんねえ!!」

 一分後、鳴り続いていたカリカリ音は消え、マキの目も普通に戻った。何事もなかったかのように、マキが平坦な口調で言う。

「なるべク早くソブラまで行っタ方が、良い気が致しまス」
「脳のデータベースに、そう書いてあったのか?」
「イエ。勘デス」
「アンドロイドの勘って何だよ! 相変わらず適当だな!」

 叫ぶと、マキがぐるんと白目を剥き、小さな体から閃光を放った。

「ひっ!? ごめん!?」

 一瞬、マキが怒ったのかと思って輝久は謝るが、そうではなかった。

『トランス・フォーム』

 エフェクトの入った大人びた女性の声に変化するや、マキの五体がバラバラになって浮遊。変形しつつ、輝久の元に飛来する。

「はあああああああああああ!?」

 叫ぶ輝久と合体。メタリックな外見に変化するや、胸のレリーフ女神が喋る。

『異世界アルヴァーナに巣くう邪悪に会心の神撃を……』

 ジエンドは輝久の意志とは無関係に弧を描いて舞う。胸の女神が冷徹な機械音を発する。

『終わりの勇者――ラグナロク・ジ・エンド』

 女兵士セレナが緊張MAXの面持ちで、辺りを窺いながら叫ぶ。

「ま、またボルベゾのような敵ですかっ!?」

 だが、晴れた空では鳥たちが囀り、平穏な風景が広がっていた。セレナがカンカンに怒って、ジエンドに変身した輝久に詰め寄る。

「何もないじゃないですか!! 急に変身して、思わせぶりな台詞、言わないでくれません!?」
「セレナさん、ごめん! けど、俺が言ったんじゃないんだよ!」

 輝久は、弁解とばかりにジエンドの胸部にある女神の彫刻を指さす。すると、女神のレリーフが悪びれもなく言葉を発する。

『武芸都市ソブラまでの行程を短縮します』

 そしてジエンドは右腕を上空にかざした。即時に掌から出たレーザーブレードで、ジエンドは自らの前方を縦長の長方形に切り裂く。

「なっ!? 何してんだよ!?」

 驚く輝久。前方には、扉のような光の輪郭が未だ空間に残っていた。ジエンドはそれに近付くと、長方形の空間の真ん中を右手で押した。

『マキシマムライト・ハデス・ゲート』

 女神のレリーフが語ると同時に、押した空間がグニャリと歪む。今、輝久達の前方には、内部がウネウネと七色に歪むサイケデリックな長方形の空間が出現していた。

 輝久が胸元に問いかける。

「行程を短縮って言ってたけど……もしかして、ワープ的なやつ? てか……この中に入るのか?」

 女神の無言はどうやら、肯定のようであった。セレナがハッと気付いて言う。

「なるほど。移動魔法のようなものですか。それでは、私は此処までですね」

 少し寂しげな顔をしたセレナの手を、ネィムがしっかと握る。

「セレナさん、此処までありがとうございますです!」
「いえいえ。私はプルト城にて、ネィム様達の旅のご無事を祈っております……というか、まずは、その扉の中でのご無事を祈ります……!」
「ホントだよ!! コレ、マジで大丈夫なんだろな!? 空間、うねってんぞ!!」
『人体に支障はありません』

 マキが言うよりかは、胸の女神の言葉の方が何となく信憑性がある気がする。それでも不安な輝久と逆に、ネィムは目を輝かせていた。

「夢の中みたいな不思議な空間なのです! おとぎ話みたいでワクワクしますです!」
「夢の中っていうか、危ない薬でバッドトリップしたみたいな空間だけどな」
「ネィム、入ってみますです!」
「ま、待てよ! 危ないって! 俺が先に行くから!」

 ネィムが時空の歪みでバラバラになったりしたらイヤだし、ジエンドに変身している自分なら大抵の事が起きても大丈夫だと思って、輝久はそう言った。

「勇者様はやはりお優しいのです! それではよろしくお願いしますです!」

 すると輝久の意思を汲んだように、ジエンドが勝手にゲートまで歩を進める。言った通りになったとはいえ、緊張する輝久。恐る恐る時空の歪みに足を踏み入れると、背後からネィムの元気な声が聞こえた。

「セレナさん、行ってきますです!」
「ネィム様、皆様! どうかご無事で!」

 そんなセレナの声は、すぐに遠くなる。おどろおどろしい七色の空間内に輝久が居たのは、ほんの二、三秒。すぐに通過して、輝久達はゲートを出る。

「え」

 輝久は呆然と呟く。目の前に見知らぬ町が広がっていた。胸の女神のレリーフが言う。

『武芸都市ソブラに到着しました』
「も、もう着いちまった……! チートすぎる……!」
「勇者様! 扉が!」

 振り向くと、うねっていた長方形の空間が跡形も無く消えていた。輝久は気になって聞いてみる。

「なぁ。こういうのって何なんだよ? 科学? それとも魔力なのか?」
『偶の神力です』
「それって良く言ってるけどさ。具体的にどんな能力なんだよ? この際、ちゃんとした説明を、」

 胸に向かって話している最中、ジエンドの体が発光した。体から各パーツが着脱されて、輝久の近くで一つに集まる。

 メイド服を着たアンドロイド女神に戻ったマキを、輝久は激しく睨み付ける。

「話の途中で、お前はァ!」
「テル、怖いデス。マキに八つ当たりシないでくだサイ」
「お二人とも、言い争いをしてはいけませんです! それより見てくださいです!」

 武芸都市ソブラは、ドレミノの町の数倍の広さがあり、並んでいる建物も木造のものは少なく、レンガ造りが多かった。大通りにも華やかな外観の店々が並んでいる。都市というだけあって、随分と栄えている印象だ。

 ネィムが感嘆の声を上げる。

「これが武芸都市ソブラ……! トラムの森も行かず、船旅もせずに来てしまいましたです!」
「あ。そういや漬物の魔女って、俺のこと待ってたんだよな。怒ってないかな?」
「帰りに寄って差し上げれば良いと思いますです!」
「腐ってんじゃない、漬物?」
「大丈夫デス。漬物は保存食だと、マキの脳内データベースにありましタ」
「いや、それは俺も知ってるけども」
「待っているのが、漬物の魔女さんで良かったのです!」
「良かったのかなあ。まぁ、どうでも良いか」

 漬物の魔女には少し悪い気がしたが、ショートカットした分、早く異世界攻略ができる。輝久はそう考えて、武芸都市ソブラの中心部へと歩を進めた。
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