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序章 忘れられない一日
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右手は父親に、左手は母親に繋がれて少年は歩く。家族で向かう先は、遊園地で催されているヒーローショーだ。
幼い草場輝久の目の前で、ヒーローが着ぐるみの怪人を蹴散らしていく。輝久は大好きな特撮ヒーローの活躍に興奮して、大きな声をあげて応援していた。
……ふとした時に輝久が思い出すのは、両親とのそんな思い出だった。散歩、遠足、遊園地。どこにいても輝久は二人に挟まれて、にこやかに笑っていた。
しかし、輝久の幸せは、小学二年生の夏に終わりを迎える。
離婚の為、荷造りをする母親に輝久は泣きながら尋ねた。
「ママ。どうして?」
「ごめんね。色々考えた結果なの」
「ねえ、理由は?」
母は答えず、儚げに笑った。
輝久は父親の部屋に行き、同じ質問を尋ねる。
「理由は特にないんだよ」
父もまたそう言って、寂しげな笑顔を見せた。
(何で? 理由がないのに、どうしてパパとママは別れちゃうの?)
二人が激しい言い合いをしている場面を何度か見たことがある。ケンカが原因だと輝久は思っていた。なのに、二人は違うと言う。
(じゃあ、どうして?)
幼い輝久には、両親が離れる原因がどうしても理解できなかった。
もう一度、三人で手を繋いで歩きたい。遊園地に行きたい。いや、テレビを観ながら、夕飯を食べるだけで良い。
なのに。
輝久は布団に潜って泣きながら、何度も同じ言葉を頭の中で繰り返した。
(どうして? どうして? どうして? どうして?)
「……だから、どうしてあんなことになるんだよ。ムチャクチャだったぞ、あの映画」
映画館を出た後、歩きながらぼやく輝久の不満げな顔を見て、眼鏡で小太りなクラスメイトの石谷憲次は顔をしかめた。
「面白かったろ! 『異世界生活から始まる最強勇者の不思議なダンジョン攻略』!」
「面白くなかったし、タイトルも長いし、高二になって見るような映画じゃない」
憲次は小さな溜め息を吐いて、肩を落とした。
「テルが異世界もの嫌いって知らなかったんだよ。知ってたら映画に誘わなかった」
「全然嫌いじゃないけど」
輝久は、流行のなろう系小説には一通り目を通している。RPGをプレイするのも好きだったし、むしろ憲次より異世界ものに熟知している自信がある。輝久の不満は、好き故の不満であった。
「スカッとしないんだよ。伏線がないって言うか」
「伏線?」
「主人公、中盤で理由もなくいきなり強くなったろ。意味わかんなくね?」
「そ、それは……強敵に追い詰められて覚醒したんだよ!」
「追い詰められた時、唐突に必殺技の名前叫んだよな。何だっけ。『中央連絡船』だっけ?」
「『獣王炎殺剣』だよ! カッコ良かっただろ!」
「いつ決めたんだよ、その必殺技の名前?」
「難癖付けるなって! そういう時は、込み上げてくるんだよ! 心の奥から!」
「絶対、込み上げてこねえだろ。『京王高尾線』とか」
「獣王炎殺剣だって言ってるだろ! 絶対に敵を倒すっていう熱い思いが溢れて、無意識に叫んじまうの!」
憲次が怒って叫ぶが、輝久もつまらない映画に付き合わされて鬱憤が溜まっていた。
「主人公、ほとんど活躍してねえし。最後だって、うやむやのうちに終わったしさ」
「いいんだよ! あれで世界は救われたんだから!」
「知ってるか、憲次。ああいう、ご都合主義的な展開を『機械仕掛けの神』ってんだ」
「き、機械仕掛けの神? 何だよそれ?」
困惑した表情の憲次を前に、輝久は人差し指を立てて得意ぶる。
「デウス・エクス・マキナとも言う。いきなり出てきた神が、無茶な方法で問題を全て解決しちまうんだ。そこには伏線も因果関係も、主人公の努力や成長だってない。つまり見ていてスカッとしない。で、さっきの映画がまさにそんな感じ。だから面白くないんだよ」
「不満ばっかだな! もうテルは二度と誘わねえから!」
「俺は理由や説明がない話は嫌いなんだ。それだけ」
「いいだろ、別に! 理由なんてなくても!」
「導入からしてご都合主義だったよなあ。トラックに轢かれて異世界転生とか、ありきたりすぎ」
輝久はそう言って笑う。憲次は怒り心頭に発した勢いで、
「じゃあ、どうすりゃ良い導入になるんだよ!」
「うーん。分かんないけど、何ていうか、もっと自然に……」
輝久は歩きながら、顎に手を当てて思案する。憲次を言いくるめることに集中していたせいで、輝久の意識は散漫だった。
「お、おいっ!! テル!!」
怒っていた筈の憲次が突然、慌てた声を出す。振り返ると、憲次の顔は驚愕の色に染まっていた。その視線の先は輝久ではない。
スローモーションのようにゆっくり動く世界で、輝久は憲次の視線の先を見た。トラックならぬSUVのフロントが輝久の眼前にあった。
「え」
間の抜けた輝久の呟きは、衝突の轟音に掻き消される。見通しの悪い交差点で、骨と命を砕く壊滅的な音が響いた。痛みを感じる暇すらなく、輝久の全身を凄まじい衝撃が貫き、体が宙を舞う。
薄れゆく意識の中で輝久は思う。面白くないだの、ご都合主義だの、散々愚痴ったせいで、俺はなろう小説の神の怒りを買ったのだろう。きっと、そうに違いない。
だってそうでなければ、こんな異世界ものにありがちな死に方なんてする訳がない。
「嘘……だろ……!」
愕然として輝久は口を開く。今まさに交差点で車にはね飛ばされた筈の自分が立っているのは、現実味のない広大な空間であった。
致命傷確実な大事故に遭ったのに怪我一つなく、透き通る湖の上に佇んでいる。そう、沈まずに何故か立っている。鏡のような水面が青空を反射して、白い雲が映っていた。
どこまでも続く水平線。幻想的な空間は、あえて地上にある場所に例えれば、ウユニ塩湖に近かった。
「マジかよ……!! お、俺……死んだのか……!!」
輝久は絶望に満ちた声で独りごちる。先程の映画に出てきた、辺り一面真っ白な死後の世界より、輝久の居る場所はもっとファンタジーで非現実的だった。
現状把握もそこそこのうちに、更なる奇怪なことが起こる。いつしか、輝久から数メートル離れた水面の上に、古めかしい扉が出現していた。
あんな扉はついさっきまで無かった筈。凝視していると、金色のドアノブが僅かに動く。何者かが扉を開けて出てこようとしていた。
その瞬間――輝久の頭は突如、青空のように澄み渡った。動揺を忘れて冷静に、扉から出てくるであろう者を推測する。
厳密に言えば、それは推測とは違った。まだドアは開いていないのに、輝久の脳裏にはハッキリとした女性のビジュアルが浮かんでいた。
(きっと、金髪の美しい女神が扉から出てくるんだ。白いドレスを着て、サファイアみたいな青い目の……)
どうしてそんなにも明瞭なイメージが浮かんだのか。輝久は一瞬分からなかったが、
(さっきの映画と、今まで読んだ異世界ものの影響だろうな)
自身が納得できる理由を付けた時、扉がゆっくりと開かれる。結末の分かった物語を見るように、輝久は何処か冷めた眼差しでその様子を眺めていた。
しかし……扉が開いても、そこには何もいなかった。
きょとんとする輝久。その途端、扉の向こうから、もうもうと白煙が溢れ出る。
扉の周囲に広がった煙の中から、ウィーン、ガシャン、ウィーン、ガシャン――機械音がする。姿の見えない何者かが、輝久に歩み寄ろうとしていた。
「ひっ!?」
恐怖を感じて、輝久は叫ぶ。
煙が晴れ――今、輝久の目前には、メイド服を着た銀髪の幼い女の子が立っていた。顔は整っており、すっきりとした目鼻立ちの美少女。だが、よく見ると、彼女の肌には光沢があり、まるで動く人形のようであった。
「な、何だ!? 誰だよ、お前!?」
あまりにも想像と違ったせいで激しく動揺する輝久の前で、幼女はウィーンと音を出しながら細い手を自分の胸に向けた。
「草場輝久さんデスネ。私はマキ。アナタの担当女神デス」
幼い草場輝久の目の前で、ヒーローが着ぐるみの怪人を蹴散らしていく。輝久は大好きな特撮ヒーローの活躍に興奮して、大きな声をあげて応援していた。
……ふとした時に輝久が思い出すのは、両親とのそんな思い出だった。散歩、遠足、遊園地。どこにいても輝久は二人に挟まれて、にこやかに笑っていた。
しかし、輝久の幸せは、小学二年生の夏に終わりを迎える。
離婚の為、荷造りをする母親に輝久は泣きながら尋ねた。
「ママ。どうして?」
「ごめんね。色々考えた結果なの」
「ねえ、理由は?」
母は答えず、儚げに笑った。
輝久は父親の部屋に行き、同じ質問を尋ねる。
「理由は特にないんだよ」
父もまたそう言って、寂しげな笑顔を見せた。
(何で? 理由がないのに、どうしてパパとママは別れちゃうの?)
二人が激しい言い合いをしている場面を何度か見たことがある。ケンカが原因だと輝久は思っていた。なのに、二人は違うと言う。
(じゃあ、どうして?)
幼い輝久には、両親が離れる原因がどうしても理解できなかった。
もう一度、三人で手を繋いで歩きたい。遊園地に行きたい。いや、テレビを観ながら、夕飯を食べるだけで良い。
なのに。
輝久は布団に潜って泣きながら、何度も同じ言葉を頭の中で繰り返した。
(どうして? どうして? どうして? どうして?)
「……だから、どうしてあんなことになるんだよ。ムチャクチャだったぞ、あの映画」
映画館を出た後、歩きながらぼやく輝久の不満げな顔を見て、眼鏡で小太りなクラスメイトの石谷憲次は顔をしかめた。
「面白かったろ! 『異世界生活から始まる最強勇者の不思議なダンジョン攻略』!」
「面白くなかったし、タイトルも長いし、高二になって見るような映画じゃない」
憲次は小さな溜め息を吐いて、肩を落とした。
「テルが異世界もの嫌いって知らなかったんだよ。知ってたら映画に誘わなかった」
「全然嫌いじゃないけど」
輝久は、流行のなろう系小説には一通り目を通している。RPGをプレイするのも好きだったし、むしろ憲次より異世界ものに熟知している自信がある。輝久の不満は、好き故の不満であった。
「スカッとしないんだよ。伏線がないって言うか」
「伏線?」
「主人公、中盤で理由もなくいきなり強くなったろ。意味わかんなくね?」
「そ、それは……強敵に追い詰められて覚醒したんだよ!」
「追い詰められた時、唐突に必殺技の名前叫んだよな。何だっけ。『中央連絡船』だっけ?」
「『獣王炎殺剣』だよ! カッコ良かっただろ!」
「いつ決めたんだよ、その必殺技の名前?」
「難癖付けるなって! そういう時は、込み上げてくるんだよ! 心の奥から!」
「絶対、込み上げてこねえだろ。『京王高尾線』とか」
「獣王炎殺剣だって言ってるだろ! 絶対に敵を倒すっていう熱い思いが溢れて、無意識に叫んじまうの!」
憲次が怒って叫ぶが、輝久もつまらない映画に付き合わされて鬱憤が溜まっていた。
「主人公、ほとんど活躍してねえし。最後だって、うやむやのうちに終わったしさ」
「いいんだよ! あれで世界は救われたんだから!」
「知ってるか、憲次。ああいう、ご都合主義的な展開を『機械仕掛けの神』ってんだ」
「き、機械仕掛けの神? 何だよそれ?」
困惑した表情の憲次を前に、輝久は人差し指を立てて得意ぶる。
「デウス・エクス・マキナとも言う。いきなり出てきた神が、無茶な方法で問題を全て解決しちまうんだ。そこには伏線も因果関係も、主人公の努力や成長だってない。つまり見ていてスカッとしない。で、さっきの映画がまさにそんな感じ。だから面白くないんだよ」
「不満ばっかだな! もうテルは二度と誘わねえから!」
「俺は理由や説明がない話は嫌いなんだ。それだけ」
「いいだろ、別に! 理由なんてなくても!」
「導入からしてご都合主義だったよなあ。トラックに轢かれて異世界転生とか、ありきたりすぎ」
輝久はそう言って笑う。憲次は怒り心頭に発した勢いで、
「じゃあ、どうすりゃ良い導入になるんだよ!」
「うーん。分かんないけど、何ていうか、もっと自然に……」
輝久は歩きながら、顎に手を当てて思案する。憲次を言いくるめることに集中していたせいで、輝久の意識は散漫だった。
「お、おいっ!! テル!!」
怒っていた筈の憲次が突然、慌てた声を出す。振り返ると、憲次の顔は驚愕の色に染まっていた。その視線の先は輝久ではない。
スローモーションのようにゆっくり動く世界で、輝久は憲次の視線の先を見た。トラックならぬSUVのフロントが輝久の眼前にあった。
「え」
間の抜けた輝久の呟きは、衝突の轟音に掻き消される。見通しの悪い交差点で、骨と命を砕く壊滅的な音が響いた。痛みを感じる暇すらなく、輝久の全身を凄まじい衝撃が貫き、体が宙を舞う。
薄れゆく意識の中で輝久は思う。面白くないだの、ご都合主義だの、散々愚痴ったせいで、俺はなろう小説の神の怒りを買ったのだろう。きっと、そうに違いない。
だってそうでなければ、こんな異世界ものにありがちな死に方なんてする訳がない。
「嘘……だろ……!」
愕然として輝久は口を開く。今まさに交差点で車にはね飛ばされた筈の自分が立っているのは、現実味のない広大な空間であった。
致命傷確実な大事故に遭ったのに怪我一つなく、透き通る湖の上に佇んでいる。そう、沈まずに何故か立っている。鏡のような水面が青空を反射して、白い雲が映っていた。
どこまでも続く水平線。幻想的な空間は、あえて地上にある場所に例えれば、ウユニ塩湖に近かった。
「マジかよ……!! お、俺……死んだのか……!!」
輝久は絶望に満ちた声で独りごちる。先程の映画に出てきた、辺り一面真っ白な死後の世界より、輝久の居る場所はもっとファンタジーで非現実的だった。
現状把握もそこそこのうちに、更なる奇怪なことが起こる。いつしか、輝久から数メートル離れた水面の上に、古めかしい扉が出現していた。
あんな扉はついさっきまで無かった筈。凝視していると、金色のドアノブが僅かに動く。何者かが扉を開けて出てこようとしていた。
その瞬間――輝久の頭は突如、青空のように澄み渡った。動揺を忘れて冷静に、扉から出てくるであろう者を推測する。
厳密に言えば、それは推測とは違った。まだドアは開いていないのに、輝久の脳裏にはハッキリとした女性のビジュアルが浮かんでいた。
(きっと、金髪の美しい女神が扉から出てくるんだ。白いドレスを着て、サファイアみたいな青い目の……)
どうしてそんなにも明瞭なイメージが浮かんだのか。輝久は一瞬分からなかったが、
(さっきの映画と、今まで読んだ異世界ものの影響だろうな)
自身が納得できる理由を付けた時、扉がゆっくりと開かれる。結末の分かった物語を見るように、輝久は何処か冷めた眼差しでその様子を眺めていた。
しかし……扉が開いても、そこには何もいなかった。
きょとんとする輝久。その途端、扉の向こうから、もうもうと白煙が溢れ出る。
扉の周囲に広がった煙の中から、ウィーン、ガシャン、ウィーン、ガシャン――機械音がする。姿の見えない何者かが、輝久に歩み寄ろうとしていた。
「ひっ!?」
恐怖を感じて、輝久は叫ぶ。
煙が晴れ――今、輝久の目前には、メイド服を着た銀髪の幼い女の子が立っていた。顔は整っており、すっきりとした目鼻立ちの美少女。だが、よく見ると、彼女の肌には光沢があり、まるで動く人形のようであった。
「な、何だ!? 誰だよ、お前!?」
あまりにも想像と違ったせいで激しく動揺する輝久の前で、幼女はウィーンと音を出しながら細い手を自分の胸に向けた。
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