9 / 33
第一章
悪魔たちの祝勝会
しおりを挟む
今夜はアスモデウスを助け出したことと俺が初陣でラファエルから逃げ切った二つのことを祝った。
「おい、蒼馬この祝勝会はお前の初陣のことも兼ねているんだぞ、もっと飲んで食って楽しめ」
とルシファーが悪魔たちの食べている料理を見て呆然と立ち尽くしている俺にそんなことを言ってきた。
「ふざけんな、これは嫌がらせか、なんだよこの黒い液体、そしてこの何かよくわからない物体は」
「それは人の悪感情を飲み物にしたもので、その物体はおそらく怪物の肉を切り落として焼いたものだろうどれもうまいぞ」
「は、そんなもん食えるか、もっとこう、なんだ普段人が食べているようなもんは出せねのか」
「これは最上級のものだぞ、例えばこの飲み物なんか人の憤怒の感情100%の高級品だぞ」
「そんな果汁100%みたいな感じで言うんじゃねぇ、俺にもせめてサタナエルが食べているようなもんを出せ」
サタナエルには下界でも食べられていそうな高級そうな料理を出されていた。それを毒見もせず普通に食べているサタナエルの度胸は本当にすごいな。多分今まで食べてきたものとは違う物なのに。
「あれは、悪魔たちが嫌いな食べ物で料理したものだぞ、そんなものがいいならサタナエルに分けてもらえ」
「そうするよ」
俺はサタナエルの横に座り、料理を少し分けてもらった。
「お前俺たちがいない間どこで何をしていたんだ」
「私は神がどんな者なのかについて教えられていました、悪魔の方たちの情報の正しさはすごいですね、神のしていることを99%ぐらい的中させてました」
「そうなのかちなみにその1パーセントって何なの」
「それは神にしかできないことしかちゃんとやらないと悪魔の方は言っていましたが、天使を創造する権利は神の特権でしたが、その権利をラドゥエリエルに与え、神はさぼっています。つまり、神にしかできないことも他の天使にやらせているということです」
「俺の神に対する価値観がどんどん下がってくよ」
「そうですね、下界の人が思っているより神はずいぶんだらしない人ですね」
「そうなのか、天使は偉いな、ちゃんとそんな神に従って」
「いいえ神は命令する権利も天使に与えていますよ」
「もうそんな話を聞いても驚けねえな」
サタナエルは俺と神について話をし、どんどん俺の神の価値観を落としていった。
その後俺はサタナエルにルシファーに対する愚痴を聞いてもらい、すっきりして与えられた部屋に言って寝た。
「おい、蒼馬この祝勝会はお前の初陣のことも兼ねているんだぞ、もっと飲んで食って楽しめ」
とルシファーが悪魔たちの食べている料理を見て呆然と立ち尽くしている俺にそんなことを言ってきた。
「ふざけんな、これは嫌がらせか、なんだよこの黒い液体、そしてこの何かよくわからない物体は」
「それは人の悪感情を飲み物にしたもので、その物体はおそらく怪物の肉を切り落として焼いたものだろうどれもうまいぞ」
「は、そんなもん食えるか、もっとこう、なんだ普段人が食べているようなもんは出せねのか」
「これは最上級のものだぞ、例えばこの飲み物なんか人の憤怒の感情100%の高級品だぞ」
「そんな果汁100%みたいな感じで言うんじゃねぇ、俺にもせめてサタナエルが食べているようなもんを出せ」
サタナエルには下界でも食べられていそうな高級そうな料理を出されていた。それを毒見もせず普通に食べているサタナエルの度胸は本当にすごいな。多分今まで食べてきたものとは違う物なのに。
「あれは、悪魔たちが嫌いな食べ物で料理したものだぞ、そんなものがいいならサタナエルに分けてもらえ」
「そうするよ」
俺はサタナエルの横に座り、料理を少し分けてもらった。
「お前俺たちがいない間どこで何をしていたんだ」
「私は神がどんな者なのかについて教えられていました、悪魔の方たちの情報の正しさはすごいですね、神のしていることを99%ぐらい的中させてました」
「そうなのかちなみにその1パーセントって何なの」
「それは神にしかできないことしかちゃんとやらないと悪魔の方は言っていましたが、天使を創造する権利は神の特権でしたが、その権利をラドゥエリエルに与え、神はさぼっています。つまり、神にしかできないことも他の天使にやらせているということです」
「俺の神に対する価値観がどんどん下がってくよ」
「そうですね、下界の人が思っているより神はずいぶんだらしない人ですね」
「そうなのか、天使は偉いな、ちゃんとそんな神に従って」
「いいえ神は命令する権利も天使に与えていますよ」
「もうそんな話を聞いても驚けねえな」
サタナエルは俺と神について話をし、どんどん俺の神の価値観を落としていった。
その後俺はサタナエルにルシファーに対する愚痴を聞いてもらい、すっきりして与えられた部屋に言って寝た。
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
オタクおばさん転生する
ゆるりこ
ファンタジー
マンガとゲームと小説を、ゆるーく愛するおばさんがいぬの散歩中に異世界召喚に巻き込まれて転生した。
天使(見習い)さんにいろいろいただいて犬と共に森の中でのんびり暮そうと思っていたけど、いただいたものが思ったより強大な力だったためいろいろ予定が狂ってしまい、勇者さん達を回収しつつ奔走するお話になりそうです。
投稿ものんびりです。(なろうでも投稿しています)
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる