8 / 33
第一章
大天使ラファエル対蒼馬
しおりを挟む
俺はラファエルの水の檻につかまり閉じ込められていた。
さっき使った魔法を使ってみたが、効果がないし檻の中は狭いのでダメージが自分にも帰ってくる。
「くそこいつ全然効かねえ」
「そんなちっぽけな火で抜け出せるわけないでしょうあなたは人質として使います。これでルシファーも手が出せないでしょう」
この状況を解決する方法があればいいのに雷とかの魔法が使えれば水なんか電気分解できるのに・・・あっ、思いついたぞここから出る方法が、だがこれをするには火力が足りない、どうすれば
「何をしようと無駄ですよ、あなたはそこで大人しくしてなさい、ん、ルシファーたちは六方向に分かれて一気に攻めてくるつもりですか」
あっ、炎を一点に集中させることができれば、足りない火力を補える、よしイチかバチか試してみるか。
それから俺は何度も試し続け、体がやけどだらけになっていた。くそもう少しなんだもうちょっとだけでいいからもってくれ頼む・・・
「もう諦めなさい、あなたにその檻を破ることは不可能です」
「は、それはどうかな、やっとできたぜ魔力の集中」
じゅわーーブクブク、檻が沸騰してきた。
「何をするつもりですかあなたは」
「知らねえのかい天使様、水は温めていくと蒸発していくんだぜ」
「なに、ですがあなたの炎ではそんなことは」
「全部を一気にやるのは無理でも一点に集中すればこんなものすぐだよ」
「しかし、こんな短時間でそんなことできるはずが」
「あんた俺を誰だと思ってるんだい、俺は下界代表だぜ」
ラファエルが困惑していたが、すぐ気を取り直し俺に攻めかかってきた。
くそっもう魔力が残ってないし体がボロボロだラファエルから逃げきれない、どうすれば・・・
「お前は下がっていろ後は俺がやる」
そういって捕まっていたはずのアスモデウスがラファエルと闘い始めた。その戦いはもはや天災に近く巻き込まれそうだったので、俺はルシファーのもとへ急いだ。
「帰ってきたか蒼馬、無事か」
「よく見ろやけどだらけだよ、あっそうだ俺は逃げ切れたが今アスモデウスが中で戦っている」
「そうか後は儂たちに任せろ」
ルシファーはそういうと六方向からラファエルに攻めかかった。
七つの大罪はすごかった。ラファエルの水を物ともせず、攻めかかっていた。
その後七つの大罪の総攻撃に敗れラファエルは天界へ逃げ帰って行った。
「ラファエルのやつは逃がしたが、とりあえずアスモデウスは助けることができた、みんなよくやってくれた早く帰ろう今日は祝勝会だ」
そうルシファーが締めくくり、バベルの塔へ俺たちは帰った。
さっき使った魔法を使ってみたが、効果がないし檻の中は狭いのでダメージが自分にも帰ってくる。
「くそこいつ全然効かねえ」
「そんなちっぽけな火で抜け出せるわけないでしょうあなたは人質として使います。これでルシファーも手が出せないでしょう」
この状況を解決する方法があればいいのに雷とかの魔法が使えれば水なんか電気分解できるのに・・・あっ、思いついたぞここから出る方法が、だがこれをするには火力が足りない、どうすれば
「何をしようと無駄ですよ、あなたはそこで大人しくしてなさい、ん、ルシファーたちは六方向に分かれて一気に攻めてくるつもりですか」
あっ、炎を一点に集中させることができれば、足りない火力を補える、よしイチかバチか試してみるか。
それから俺は何度も試し続け、体がやけどだらけになっていた。くそもう少しなんだもうちょっとだけでいいからもってくれ頼む・・・
「もう諦めなさい、あなたにその檻を破ることは不可能です」
「は、それはどうかな、やっとできたぜ魔力の集中」
じゅわーーブクブク、檻が沸騰してきた。
「何をするつもりですかあなたは」
「知らねえのかい天使様、水は温めていくと蒸発していくんだぜ」
「なに、ですがあなたの炎ではそんなことは」
「全部を一気にやるのは無理でも一点に集中すればこんなものすぐだよ」
「しかし、こんな短時間でそんなことできるはずが」
「あんた俺を誰だと思ってるんだい、俺は下界代表だぜ」
ラファエルが困惑していたが、すぐ気を取り直し俺に攻めかかってきた。
くそっもう魔力が残ってないし体がボロボロだラファエルから逃げきれない、どうすれば・・・
「お前は下がっていろ後は俺がやる」
そういって捕まっていたはずのアスモデウスがラファエルと闘い始めた。その戦いはもはや天災に近く巻き込まれそうだったので、俺はルシファーのもとへ急いだ。
「帰ってきたか蒼馬、無事か」
「よく見ろやけどだらけだよ、あっそうだ俺は逃げ切れたが今アスモデウスが中で戦っている」
「そうか後は儂たちに任せろ」
ルシファーはそういうと六方向からラファエルに攻めかかった。
七つの大罪はすごかった。ラファエルの水を物ともせず、攻めかかっていた。
その後七つの大罪の総攻撃に敗れラファエルは天界へ逃げ帰って行った。
「ラファエルのやつは逃がしたが、とりあえずアスモデウスは助けることができた、みんなよくやってくれた早く帰ろう今日は祝勝会だ」
そうルシファーが締めくくり、バベルの塔へ俺たちは帰った。
0
お気に入りに追加
28
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
(完結)足手まといだと言われパーティーをクビになった補助魔法師だけど、足手まといになった覚えは無い!
ちゃむふー
ファンタジー
今までこのパーティーで上手くやってきたと思っていた。
なのに突然のパーティークビ宣言!!
確かに俺は直接の攻撃タイプでは無い。
補助魔法師だ。
俺のお陰で皆の攻撃力防御力回復力は約3倍にはなっていた筈だ。
足手まといだから今日でパーティーはクビ??
そんな理由認められない!!!
俺がいなくなったら攻撃力も防御力も回復力も3分の1になるからな??
分かってるのか?
俺を追い出した事、絶対後悔するからな!!!
ファンタジー初心者です。
温かい目で見てください(*'▽'*)
一万文字以下の短編の予定です!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界成り上がり物語~転生したけど男?!どう言う事!?~
繭
ファンタジー
高梨洋子(25)は帰り道で車に撥ねられた瞬間、意識は一瞬で別の場所へ…。
見覚えの無い部屋で目が覚め「アレク?!気付いたのか!?」との声に
え?ちょっと待て…さっきまで日本に居たのに…。
確か「死んだ」筈・・・アレクって誰!?
ズキン・・・と頭に痛みが走ると現在と過去の記憶が一気に流れ込み・・・
気付けば異世界のイケメンに転生した彼女。
誰も知らない・・・いや彼の母しか知らない秘密が有った!?
女性の記憶に翻弄されながらも成り上がって行く男性の話
保険でR15
タイトル変更の可能性あり
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
ここは貴方の国ではありませんよ
水姫
ファンタジー
傲慢な王子は自分の置かれている状況も理解出来ませんでした。
厄介ごとが多いですね。
裏を司る一族は見極めてから調整に働くようです。…まぁ、手遅れでしたけど。
※過去に投稿したモノを手直し後再度投稿しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
筋トレ民が魔法だらけの異世界に転移した結果
kuron
ファンタジー
いつもの様にジムでトレーニングに励む主人公。
自身の記録を更新した直後に目の前が真っ白になる、そして気づいた時には異世界転移していた。
魔法の世界で魔力無しチート無し?己の身体(筋肉)を駆使して異世界を生き残れ!
愛すべき『蟲』と迷宮での日常
熟練紳士
ファンタジー
生まれ落ちた世界は、剣と魔法のファンタジー溢れる世界。だが、現実は非情で夢や希望など存在しないシビアな世界だった。そんな世界で第二の人生を楽しむ転生者レイアは、長い年月をかけて超一流の冒険者にまで上り詰める事に成功した。
冒険者として成功した影には、レイアの扱う魔法が大きく関係している。成功の秘訣は、世界でも4つしか確認されていない特別な属性の1つである『蟲』と冒険者である紳士淑女達との絆。そんな一流の紳士に仲間入りを果たしたレイアが迷宮と呼ばれるモンスターの巣窟で過ごす物語。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
だいたい全部、聖女のせい。
荒瀬ヤヒロ
恋愛
「どうして、こんなことに……」
異世界よりやってきた聖女と出会い、王太子は変わってしまった。
いや、王太子の側近の令息達まで、変わってしまったのだ。
すでに彼らには、婚約者である令嬢達の声も届かない。
これはとある王国に降り立った聖女との出会いで見る影もなく変わってしまった男達に苦しめられる少女達の、嘆きの物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる