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発熱

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ふ…ふにゃ
苦しい…体が…熱い…
「おかーしゃま…おとーしゃま…おにーしゃま…おねーしゃま……たしゅけて…」
私が宙に伸ばした手は何も掴むことは出来ずポテッとベットの上に落ちた。
「…たしゅけて…たしゅけてよぉ…あちゅいの…くりゅちい…」
熱ってこんなに辛いものだったっけ…
苦しい…熱い…
誰か…早く助けて…
コンコン
「シャル。ご飯よ。起きれる?」
お母様だ!!
「おかーしゃま…たしゅけて…」
か細い声しか出なかった。
お母様に聞こえたかな…
「シャル?寝てるの?入るわよ?」
ガチャ
お母様は扉を開け部屋に入った。
「シャル!?どうしたの!?」
「おかーしゃま…あちゅい…たしゅけて…」
「あなた!!早く来て!!シャルが!!」
お母様…お父様…
早くぅ…
助けてぇ…
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