30 / 155
マリース・アースドロイト
28
しおりを挟む
「お父様…マリースのお願い…ダメ?」
「う…いやいやダメだ。命に関わる」
「ダメ?」
私は目をうるうるさせて言った。
最近習得必殺!!「幼女しか使えないのうるうるスキル!!」
「……………………………………ダメだ」
あ…めっちゃ悩んだ
「いじわりゅ…」
泣いてやる!!
我が儘令嬢でもいいから泣いてやる!!
私は目から涙をポロポロと流した。
「…分かった」
やた!!
「マリースのお菓子用意させような」
やった~
甘いの~
数分後…
「お父様…これ違う」
「マリース用のだからな」
また幼児用のお菓子…
でも色が違うな~
パクッ
「甘い…美味しい…」
「良かったな。料理長が苦労に苦労を重ねてやっとこの味になったんだって。マリースのお願いはこの屋敷の皆が聞いてあげたいんだよ」
「マリース甘いの好き~」
「そうかそうか~」
…お父様
お顔が崩れてます
デレデレです
ペチっ
「お父様。お顔大変なことになってる」
「ごめんごめん。マリースを見てるとな~」
またデレデレ…
もう無視して食べよ…
もぐもぐ
「…執事。この部屋に仕掛けたカメラ」
「ちゃんと充電もしてありますし全て保存してあります」
「よろしい。後で確認するから私の部屋に運んどけ」
あの~?
カメラって何?
「お父様~マリースも見る~」
「マリースも!?」
「見る~」
「…分かった。ちゃんといい子にするんだぞ?」
「は~い」
そしてお父様の部屋(私室)…
じー
「マリース真剣に見てるな。自分を見るのは初めてか?」
うん
それもあるけどね
危ない場面があったら消去しようと思ってね
『マリース~オムツ変えましょうね~』
!?
私は慌てて消去ボタンを押した。
「あーーーーーっ!!マリース!!今消したね!?」
「えへへ~」
「可愛いから許す!!どうせ全て保管してあるからね」
…私の黒歴史早く消してください…
「う…いやいやダメだ。命に関わる」
「ダメ?」
私は目をうるうるさせて言った。
最近習得必殺!!「幼女しか使えないのうるうるスキル!!」
「……………………………………ダメだ」
あ…めっちゃ悩んだ
「いじわりゅ…」
泣いてやる!!
我が儘令嬢でもいいから泣いてやる!!
私は目から涙をポロポロと流した。
「…分かった」
やた!!
「マリースのお菓子用意させような」
やった~
甘いの~
数分後…
「お父様…これ違う」
「マリース用のだからな」
また幼児用のお菓子…
でも色が違うな~
パクッ
「甘い…美味しい…」
「良かったな。料理長が苦労に苦労を重ねてやっとこの味になったんだって。マリースのお願いはこの屋敷の皆が聞いてあげたいんだよ」
「マリース甘いの好き~」
「そうかそうか~」
…お父様
お顔が崩れてます
デレデレです
ペチっ
「お父様。お顔大変なことになってる」
「ごめんごめん。マリースを見てるとな~」
またデレデレ…
もう無視して食べよ…
もぐもぐ
「…執事。この部屋に仕掛けたカメラ」
「ちゃんと充電もしてありますし全て保存してあります」
「よろしい。後で確認するから私の部屋に運んどけ」
あの~?
カメラって何?
「お父様~マリースも見る~」
「マリースも!?」
「見る~」
「…分かった。ちゃんといい子にするんだぞ?」
「は~い」
そしてお父様の部屋(私室)…
じー
「マリース真剣に見てるな。自分を見るのは初めてか?」
うん
それもあるけどね
危ない場面があったら消去しようと思ってね
『マリース~オムツ変えましょうね~』
!?
私は慌てて消去ボタンを押した。
「あーーーーーっ!!マリース!!今消したね!?」
「えへへ~」
「可愛いから許す!!どうせ全て保管してあるからね」
…私の黒歴史早く消してください…
0
お気に入りに追加
461
あなたにおすすめの小説
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
うちの娘が悪役令嬢って、どういうことですか?
プラネットプラント
ファンタジー
全寮制の高等教育機関で行われている卒業式で、ある令嬢が糾弾されていた。そこに令嬢の父親が割り込んできて・・・。乙女ゲームの強制力に抗う令嬢の父親(前世、彼女いない歴=年齢のフリーター)と従者(身内には優しい鬼畜)と異母兄(当て馬/噛ませ犬な攻略対象)。2016.09.08 07:00に完結します。
小説家になろうでも公開している短編集です。
虐げられた令嬢、ペネロペの場合
キムラましゅろう
ファンタジー
ペネロペは世に言う虐げられた令嬢だ。
幼い頃に母を亡くし、突然やってきた継母とその後生まれた異母妹にこき使われる毎日。
父は無関心。洋服は使用人と同じくお仕着せしか持っていない。
まぁ元々婚約者はいないから異母妹に横取りされる事はないけれど。
可哀想なペネロペ。でもきっといつか、彼女にもここから救い出してくれる運命の王子様が……なんて現れるわけないし、現れなくてもいいとペネロペは思っていた。何故なら彼女はちっとも困っていなかったから。
1話完結のショートショートです。
虐げられた令嬢達も裏でちゃっかり仕返しをしていて欲しい……
という願望から生まれたお話です。
ゆるゆる設定なのでゆるゆるとお読みいただければ幸いです。
R15は念のため。
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
冷宮の人形姫
りーさん
ファンタジー
冷宮に閉じ込められて育てられた姫がいた。父親である皇帝には関心を持たれず、少しの使用人と母親と共に育ってきた。
幼少の頃からの虐待により、感情を表に出せなくなった姫は、5歳になった時に母親が亡くなった。そんな時、皇帝が姫を迎えに来た。
※すみません、完全にファンタジーになりそうなので、ファンタジーにしますね。
※皇帝のミドルネームを、イント→レントに変えます。(第一皇妃のミドルネームと被りそうなので)
そして、レンド→レクトに変えます。(皇帝のミドルネームと似てしまうため)変わってないよというところがあれば教えてください。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
どうして私が我慢しなきゃいけないの?!~悪役令嬢のとりまきの母でした~
涼暮 月
恋愛
目を覚ますと別人になっていたわたし。なんだか冴えない異国の女の子ね。あれ、これってもしかして異世界転生?と思ったら、乙女ゲームの悪役令嬢のとりまきのうちの一人の母…かもしれないです。とりあえず婚約者が最悪なので、婚約回避のために頑張ります!
【完結】嫌われている...母様の命を奪った私を
紫宛
ファンタジー
※素人作品です。ご都合主義。R15は保険です※
3話構成、ネリス視点、父・兄視点、未亡人視点。
2話、おまけを追加します(ᴗ͈ˬᴗ͈⸝⸝)
いつも無言で、私に一切の興味が無いお父様。
いつも無言で、私に一切の興味が無いお兄様。
いつも暴言と暴力で、私を嫌っているお義母様
いつも暴言と暴力で、私の物を奪っていく義妹。
私は、血の繋がった父と兄に嫌われている……そう思っていたのに、違ったの?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる