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マリース・アースドロイト
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「お嬢様~どこですか~」
使用人達はパタパタと私を探していた。
ふん…
出ないもん
「マリース~」
あ…お母様
「…ぐすん…」
私は少しだけ鼻をすすった。
「マリース…ここにいたの?」
その音でお母様は私の隠れていた場所を覗き込んだ。
「…お母様が意地悪だったわね。でもね…蜂蜜やお砂糖はマリースにとって良くないものなの。分かる?」
「分かんにゃいもん…マリース何ともないもん…」
「たくさん取ってはダメなの。甘いのがいいなら料理長に工夫するように言ってみるから…そこから出てきてくれる?」
私はのそのそと隙間から出た。
「…マリース甘いお菓子が食べたい…」
「じゃあ料理長に何としてでも作ってもらいましょ!!」
あ…脅す気だこの人…
「マリースね…自然な甘さがいいの。甘すぎるのも嫌。甘くないのも嫌なの」
「そうなの?お母様と一緒ね」
「だから紅茶に角砂糖欲しいの!!」
「さっきお砂糖はダメって言ったばっかりでしょ!!」
…うぅ
騙されなかった~
手強い…
使用人達はパタパタと私を探していた。
ふん…
出ないもん
「マリース~」
あ…お母様
「…ぐすん…」
私は少しだけ鼻をすすった。
「マリース…ここにいたの?」
その音でお母様は私の隠れていた場所を覗き込んだ。
「…お母様が意地悪だったわね。でもね…蜂蜜やお砂糖はマリースにとって良くないものなの。分かる?」
「分かんにゃいもん…マリース何ともないもん…」
「たくさん取ってはダメなの。甘いのがいいなら料理長に工夫するように言ってみるから…そこから出てきてくれる?」
私はのそのそと隙間から出た。
「…マリース甘いお菓子が食べたい…」
「じゃあ料理長に何としてでも作ってもらいましょ!!」
あ…脅す気だこの人…
「マリースね…自然な甘さがいいの。甘すぎるのも嫌。甘くないのも嫌なの」
「そうなの?お母様と一緒ね」
「だから紅茶に角砂糖欲しいの!!」
「さっきお砂糖はダメって言ったばっかりでしょ!!」
…うぅ
騙されなかった~
手強い…
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