転生しました!!

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｢うっ…｣
私は急いで口元を押さえた｡
｢リィ？｣
｢レオン…気持ち悪い…｣
｢はぁ！？｣
レオンはそう言いながらも私を風呂場に連れて行った｡
｢うぅ…｣
｢吐いてしまった方が楽になる｡俺がいると気まづいならメイドを呼ぶ｡｣
レオンは私の背中を摩ったが私は何とか吐きたいのを堪えていた｡
｢…メイド呼ぶか｡女同士の方がいいだろ？｣
レオンはそう言ってメイドを呼んできた｡
｢リィ様…大丈夫ですか？…｣
｢うぅ…ごめん…｣
私はメイドに背中を摩ってもらいようやく吐くことが出来た｡
｢…気持ち悪い…の…治まった…｣
｢…ではバトンタッチです｡｣
メイドがそう言って風呂場を出て行くとレオンが代わりに入ってきた。
｢リィ!!大丈夫か！？｣
｢…うん｡心配かけてごめんなさい｡｣
私はヨロヨロとよろけながら立ち上がった。
｢無理しなくていいぞ？寝るか？｣
｢…うん…おやすみなさい…｣
私は何とかベットに寝転がり眠った。
心の中ではこんなふうに思っていた｡
｢(いつ…起きるんだろう…また…数日も寝ていたらレオンに心配かけちゃうな…)｣