転生しました!!

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｢リィ｡美味しかった？｣
｢はい!!お母様!!｣
｢さっきまで泣いてたのが嘘みたいだな｡｣
｢美味しい物を食べて笑顔になるのは当然です!!｣
私はお父様にそう言い切った。
｢それに…この味は思い出の味ですから…｣
｢何か言ったか？｣
｢いえ｡なんでもありません｡ごちそうさまでした｡｣
私は椅子をおりて自分の部屋へ向かった。
｢私とお姉様と執事の思い出の味…メアリーが…お姉様が作っていてくれていたからこの味だったのね…｣
私はベットに寝転んで微笑んだ。
｢お姉様もこの味忘れてなかったのね…初めて食べた日は何故か涙が溢れて大変だったのよ？お父様やお母様に心配されるし…｣
私はもう声を聞くことも出来ないお姉様に話しかけた｡
｢私ね…昔体験出来なかったこと…たくさんしたいんだ｡昔は異種だったこともあって自由に出来なかった…だから…今の人生は楽しみたいの…｣
私はそのまま眠った。