へぇ。美的感覚が違うんですか。なら私は結婚しなくてすみそうですね。え?求婚ですか?ご遠慮します

如月花恋

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本編

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お…お腹が空いた…
「ふぇぇん…」
「あら。ティア。目が覚めたのね」
…ん?
ティア?
誰それ
…………………………………………あ私か
「奥様。胸が張ってきたでしょうか」
「えぇ。痛いくらいよ」
「でしたら初乳をお嬢様に飲ませてあげてください」
「ティアの初めてのご飯ね」
…嫌な予感しかしない
初乳、私の初めてのご飯
=母乳
嫌だっ!!
そんな恥ずかしい思い出来るかっ!!
「ふぇぇん!!ふぇぇん!!」
嫌っ!!
私は飲まないの!!
「どうしましょう…飲んでくれないわ」
「変ですね…お腹は空いているはずなのですが…」
「ふぇぇん!!」
…ぜぇ…はぁ…ぜぇ…はぁ…
疲れた…
「…っしゅ」
…ふぇ?
くしゃみ?
誰の?
「お体が冷えてしまったのでしょうか…」
「ティア。飲まないの…?」
(多分だけど)お母様は私を抱き寄せた。
その弾みで口に何かが入ってきた。
「ふぇ…?」
…柔らかい
ん…なんか甘いの出てきた
美味しい…
「んくっ…んくっ…」
「飲んでくれたわ!!位置が悪かったのね」
「んくっ…」
お腹いっぱい
「ティア。お腹いっぱい?」
「幸せそうなお顔ですね」
…そんな顔してる?
自分の顔分かんないの
「奥様も体調はいかがでしょうか?」
「元気よ。ティアを見ていたら出産の痛みなんて吹き飛んじゃったわ」
「出産の痛みは誰しも忘れてしまうものです」
ふんふん
覚えておいた方が良さそうだなぁ…
…私多分出産しないけど
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