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本編
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「シアとシェフの料理が出来たのね。じゃあここにあるレシピを読み上げるわ。まずは材料。使ったか使ってないか言うのよ」
うん
それならバッチシ
「卵」
「「使いました」」
「量は?」
「私は3個使ったよ~多分タマが持ってるレシピには2個って書いたはずだよ?今回はふわふわトロトロにしたかったから量を増やしたの~」
「それは私でも覚えてるわ。それにシア。あなたこれに2個~3個って書いてるわよ」
「ならOK!!」
私一応書いておいたんだ~
なんだ~
「私は2個使いました」
「2人とも卵は大丈夫なようね。じゃあライスに入れた食材を言いなさい」
「まずは私!!…タマ。前世の名前でもいい…?」
「いいわよ。私が直していくわ」
「タマネギ、ニンジン、グリンピース…あとは…じゃがいも!!」
「…ほぼミックスベジタブルじゃないの」
「そのメニューにも手抜きで書いてあるはず!!材料を切ってる時間を短縮するために使う材料は少なく!!」
「さすが店長兼料理長ね。次シェフ」
(次のものは前世の名前に直してあります。決して忘れたわけではありません。決して!!)
「私はニンジン、グリーンピースです」
「…シア以上に少ないわね。でもニンジン、グリーンピース、タマネギが必ず入っているのが王道よね」
「…タマ。答え合わせ」
「はいはい。合っているのはシアよ。1つも忘れていないわ」
…よかった
「…でも正直言って私タマネギ苦手…」
「…シア。なら味見は誰がしたのよ」
「我慢した!!1口だけ食べたもん!!あとはニールに任せたけど…」
「ニールは残飯処理係じゃないのよ。次」
私達は順番に答えていった。
「最後は味ね。カフェに来たことのあるお客様方とこのお店のお客様方の両方に食べてもらいましょう。それで美味しい方がこのレシピの所有権を得る。それでいいわね」
「いいよ~どうせ頭に入ってるし!!」
「構いません」
私はお皿を差し出した。
「食べたい人~!!」
「「「「「はいっ!!」」」」」
「じゃあ兄様も参加していいよね?」
「父様も」
「昔からシアの料理を食べているのは私達だものね」
…待って
なんでいるの…?
しかも敵国なんだよね?
大丈夫?
いつの間にか私の家族も店内にいた。
「…パパ。来ていいの…?」
「ん?国交のこと?1週間前に脅…ゲフンゲフン。同盟を結んだから大丈夫だよ」
…脅したんだ
脅して同盟結んだんだ…
私はため息をついた。
…そういえば私の家族はこうだった…
うん
それならバッチシ
「卵」
「「使いました」」
「量は?」
「私は3個使ったよ~多分タマが持ってるレシピには2個って書いたはずだよ?今回はふわふわトロトロにしたかったから量を増やしたの~」
「それは私でも覚えてるわ。それにシア。あなたこれに2個~3個って書いてるわよ」
「ならOK!!」
私一応書いておいたんだ~
なんだ~
「私は2個使いました」
「2人とも卵は大丈夫なようね。じゃあライスに入れた食材を言いなさい」
「まずは私!!…タマ。前世の名前でもいい…?」
「いいわよ。私が直していくわ」
「タマネギ、ニンジン、グリンピース…あとは…じゃがいも!!」
「…ほぼミックスベジタブルじゃないの」
「そのメニューにも手抜きで書いてあるはず!!材料を切ってる時間を短縮するために使う材料は少なく!!」
「さすが店長兼料理長ね。次シェフ」
(次のものは前世の名前に直してあります。決して忘れたわけではありません。決して!!)
「私はニンジン、グリーンピースです」
「…シア以上に少ないわね。でもニンジン、グリーンピース、タマネギが必ず入っているのが王道よね」
「…タマ。答え合わせ」
「はいはい。合っているのはシアよ。1つも忘れていないわ」
…よかった
「…でも正直言って私タマネギ苦手…」
「…シア。なら味見は誰がしたのよ」
「我慢した!!1口だけ食べたもん!!あとはニールに任せたけど…」
「ニールは残飯処理係じゃないのよ。次」
私達は順番に答えていった。
「最後は味ね。カフェに来たことのあるお客様方とこのお店のお客様方の両方に食べてもらいましょう。それで美味しい方がこのレシピの所有権を得る。それでいいわね」
「いいよ~どうせ頭に入ってるし!!」
「構いません」
私はお皿を差し出した。
「食べたい人~!!」
「「「「「はいっ!!」」」」」
「じゃあ兄様も参加していいよね?」
「父様も」
「昔からシアの料理を食べているのは私達だものね」
…待って
なんでいるの…?
しかも敵国なんだよね?
大丈夫?
いつの間にか私の家族も店内にいた。
「…パパ。来ていいの…?」
「ん?国交のこと?1週間前に脅…ゲフンゲフン。同盟を結んだから大丈夫だよ」
…脅したんだ
脅して同盟結んだんだ…
私はため息をついた。
…そういえば私の家族はこうだった…
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