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お泊まり会です!!
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「華。ここがうちだよ」
「お邪魔します…うわぁ。おっきなお家だね」
「…絶対華のとこの方がおっきいよ」
「え?そんなことないよ~だって私の家小さいし。お祖母様のところの方が大きいよ」
…私の家って言った
なんか…私の言う家とニュアンスが違う気がするのは気のせいであってほしい!!
「あらあら。千夏。その子がお友達?」
「ママ!!あ。えっと…私のママ」
「初めまして。私四葉華と申します。本日は手土産も持たずにすみません」
「ふふ。ご丁寧にどうも」
…礼儀正しい
これが育ちの良さというものか
私も一応ちゃんとした挨拶は出来るけど…昴お兄ちゃんにくっついてっただけだしなぁ
「ちなちゃん。お友達………え」
「春斗。どうしたん……」
「「………」」
なんで春斗くんと秋斗くんは言ってる最中にフリーズした
冬真くんと裕翔さんに至っては声すら出てないし
「…やっぱりお邪魔だった?突然来ちゃったし…」
「ううん。多分…華の家柄じゃないかなぁ?」
「…四葉グループのこと?大丈夫。千夏は私のお友達だしお祖母様は手を出してこないはずだよ。…多分」
多分って何!?
「…今は東郷の相手をしてるはずだし……でもまだテレビでも放送してないから内側からじわじわ…ってとこかな」
「怖いよ。私一瞬で華が怖くなったよ」
「え?お祖母様優しいよ?」
…優しいんでしょーねー
華だけには!!
固まった4人の中でいち早く動き出したのは裕翔さんだった。
「え……千夏ちゃんと友達?…待って…色々と…」
「裕翔さーん。だいじょーぶー?」
「大丈夫じゃない」
「…お医者さん呼びましょうか?お父様に連絡すればすぐに来てもらえると思うけど…」
「…四葉お抱えの医者はやめてください」
「え?…なんで分かるの?」
…分かるでしょ
四葉グループっつったら私でも知ってるところよ?
プルルル
「ごめんね。華。ちょっと電話出るね」
「いいよ」
私は華を先にリビングに通してから電話を取った。
「はい。もしもし」
『椎名様。そちらに四葉のご令嬢がいらっしゃるとか…』
「情報早いね。お父さんから聞いたの?」
『はい。父は仕事があるので雇い主様の方へ行くそうなので…私がそちらへ向かっても構いませんか?』
「白川が?いいけど…」
『では向かわせてもらいます』
…なんで来るんだろう?
お世話係?
私は首を傾げつつスマホをポケットに押し込みリビングへ向かった。
…あ
そか
四葉のお嬢様だからか
自分のこと出来ないんかな?
「あ。千夏。あのね…」
バーンと音を立てて今しがた私がいたところに玄関のドアが吹っ飛んできた。
「…わお」
「もう!!お父様!!」
…え
あの…姿見えてないよね?
「こんなことするのはお父様しかいない!!お父様…私の友達の家を破壊したら今後一生会わないし手紙も書かないんだから!!」
「え!?それ酷くない!?」
あ
見えた
現れた人は…物凄く若かった。
あるぇ~?
…華って私達と同い年だよね?
「白川!!今すぐ直せ!!」
「…壊したのは旦那様でしょう」
「お邪魔しま…えぇ!?壊れてるしなんで父さんもいるの!?」
「あ。白川~やほ。あがってあがって~」
「椎名様!!どうなってるんですか!?」
「ん~説明するから中に入ってね?」
「はぁ…」
白川は律儀に靴を揃えてからリビングに来た。
一応皆に紹介はしておいた方がいいよね
「こちら私が雇っている白川誠人くんです。…えと…何歳だっけ?」
「24です。…もう忘れたんですか?僕先月誕生日だったんですけど…」
「ごめんごめん。…先月かぁ…死んでたな」
「そうでしたね。新作の開発に既存の物のバグ修正に…ヘトヘトでした」
「わぁ…千夏ってもう仕事してるんだね。私なんて……あれ?一応仕事してる…?」
…仕事なのか仕事じゃないのかよくわからんやつか
「まぁ…大事な取引先様ですからね~色々と親密になることは良きことかな」
「…ふふ。千夏のところのゲームは面白いからね~この前やりすぎて白川に怒られちゃった」
「私は仕事のし過ぎでそこの裕翔さんに怒られたよ」
「…倒れるほど仕事しない」
「はいはい。…あ…ねぇ…白川…?」
「はい?」
「来週って…」
「来週ですか?…あぁ。新作アプリ。作らないといけませんね」
「いやぁぁぁぁぁ!!もうやだ!!寝る!!あの徹夜の日々はもう嫌だぁぁぁ!!」
私は頭を抱え込んだ。
「…椎名様が締切近くまでやらないのがいけないんですよ」
「取引先がいきなり変更を言うのが悪いの!!開発するのにどれだけ時間がかかってると思って…!!」
「あの…千夏…ごめんね?」
「華はいい!!むしろ言って!!プレイヤーの貴重な意見は聞きたいから!!」
「…ネットに掲示板作ったの椎名様ですか」
やべ
バレた
「だって…率直な意見欲しいし?私も何度か他社のゲームでこんな機能あればいいのになって思うことあったし?」
「…仕事増やしてることに気づいてください」
「増えてもいいからお客様を大事に!!」
それが私のモットーだぁ!!
「お邪魔します…うわぁ。おっきなお家だね」
「…絶対華のとこの方がおっきいよ」
「え?そんなことないよ~だって私の家小さいし。お祖母様のところの方が大きいよ」
…私の家って言った
なんか…私の言う家とニュアンスが違う気がするのは気のせいであってほしい!!
「あらあら。千夏。その子がお友達?」
「ママ!!あ。えっと…私のママ」
「初めまして。私四葉華と申します。本日は手土産も持たずにすみません」
「ふふ。ご丁寧にどうも」
…礼儀正しい
これが育ちの良さというものか
私も一応ちゃんとした挨拶は出来るけど…昴お兄ちゃんにくっついてっただけだしなぁ
「ちなちゃん。お友達………え」
「春斗。どうしたん……」
「「………」」
なんで春斗くんと秋斗くんは言ってる最中にフリーズした
冬真くんと裕翔さんに至っては声すら出てないし
「…やっぱりお邪魔だった?突然来ちゃったし…」
「ううん。多分…華の家柄じゃないかなぁ?」
「…四葉グループのこと?大丈夫。千夏は私のお友達だしお祖母様は手を出してこないはずだよ。…多分」
多分って何!?
「…今は東郷の相手をしてるはずだし……でもまだテレビでも放送してないから内側からじわじわ…ってとこかな」
「怖いよ。私一瞬で華が怖くなったよ」
「え?お祖母様優しいよ?」
…優しいんでしょーねー
華だけには!!
固まった4人の中でいち早く動き出したのは裕翔さんだった。
「え……千夏ちゃんと友達?…待って…色々と…」
「裕翔さーん。だいじょーぶー?」
「大丈夫じゃない」
「…お医者さん呼びましょうか?お父様に連絡すればすぐに来てもらえると思うけど…」
「…四葉お抱えの医者はやめてください」
「え?…なんで分かるの?」
…分かるでしょ
四葉グループっつったら私でも知ってるところよ?
プルルル
「ごめんね。華。ちょっと電話出るね」
「いいよ」
私は華を先にリビングに通してから電話を取った。
「はい。もしもし」
『椎名様。そちらに四葉のご令嬢がいらっしゃるとか…』
「情報早いね。お父さんから聞いたの?」
『はい。父は仕事があるので雇い主様の方へ行くそうなので…私がそちらへ向かっても構いませんか?』
「白川が?いいけど…」
『では向かわせてもらいます』
…なんで来るんだろう?
お世話係?
私は首を傾げつつスマホをポケットに押し込みリビングへ向かった。
…あ
そか
四葉のお嬢様だからか
自分のこと出来ないんかな?
「あ。千夏。あのね…」
バーンと音を立てて今しがた私がいたところに玄関のドアが吹っ飛んできた。
「…わお」
「もう!!お父様!!」
…え
あの…姿見えてないよね?
「こんなことするのはお父様しかいない!!お父様…私の友達の家を破壊したら今後一生会わないし手紙も書かないんだから!!」
「え!?それ酷くない!?」
あ
見えた
現れた人は…物凄く若かった。
あるぇ~?
…華って私達と同い年だよね?
「白川!!今すぐ直せ!!」
「…壊したのは旦那様でしょう」
「お邪魔しま…えぇ!?壊れてるしなんで父さんもいるの!?」
「あ。白川~やほ。あがってあがって~」
「椎名様!!どうなってるんですか!?」
「ん~説明するから中に入ってね?」
「はぁ…」
白川は律儀に靴を揃えてからリビングに来た。
一応皆に紹介はしておいた方がいいよね
「こちら私が雇っている白川誠人くんです。…えと…何歳だっけ?」
「24です。…もう忘れたんですか?僕先月誕生日だったんですけど…」
「ごめんごめん。…先月かぁ…死んでたな」
「そうでしたね。新作の開発に既存の物のバグ修正に…ヘトヘトでした」
「わぁ…千夏ってもう仕事してるんだね。私なんて……あれ?一応仕事してる…?」
…仕事なのか仕事じゃないのかよくわからんやつか
「まぁ…大事な取引先様ですからね~色々と親密になることは良きことかな」
「…ふふ。千夏のところのゲームは面白いからね~この前やりすぎて白川に怒られちゃった」
「私は仕事のし過ぎでそこの裕翔さんに怒られたよ」
「…倒れるほど仕事しない」
「はいはい。…あ…ねぇ…白川…?」
「はい?」
「来週って…」
「来週ですか?…あぁ。新作アプリ。作らないといけませんね」
「いやぁぁぁぁぁ!!もうやだ!!寝る!!あの徹夜の日々はもう嫌だぁぁぁ!!」
私は頭を抱え込んだ。
「…椎名様が締切近くまでやらないのがいけないんですよ」
「取引先がいきなり変更を言うのが悪いの!!開発するのにどれだけ時間がかかってると思って…!!」
「あの…千夏…ごめんね?」
「華はいい!!むしろ言って!!プレイヤーの貴重な意見は聞きたいから!!」
「…ネットに掲示板作ったの椎名様ですか」
やべ
バレた
「だって…率直な意見欲しいし?私も何度か他社のゲームでこんな機能あればいいのになって思うことあったし?」
「…仕事増やしてることに気づいてください」
「増えてもいいからお客様を大事に!!」
それが私のモットーだぁ!!
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