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今世
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またも馬車で酔いつつ国へ…ラ・ベルクーナに帰った。
「ただいま戻りましたわ」
「「「「「「リリー!!」」」」」」
…あれ?
お義兄様もいる?
「リリー。おかえり」
「もう少し遅くてもよかったのよ」
「そうね~」
「あのアレクサンダー様がそんな簡単に手放すとはね」
…手放す?
私はおうちに帰ってきたんだよ?
「お母様。お腹の子は?」
「ふふ。臨月よ~もう蹴るわ蹴るわで大変。リリーとは大違いだわ~」
「…そういえばリリーはほとんど動かなかったね。死んでないかどれほど心配だったか…」
…だって居心地よかったんだもの
「あら。私は死産は嫌よ?」
「大丈夫。お腹の子は死なせたりなんてさせない。絶対…とは言えないけど」
「あなたらしいわ」
…お母様
らぶらぶ?
莉奈お姉ちゃんが教えてくれたの
私とアレクはいつもらぶらぶりあじゅーで羨ましいって
「さぁリリーはこっちよ」
「リリーの部屋はそのまま残してあるの」
「何もいじってないわ。残ったメイド達に掃除はさせても物はなるべく元の位置に戻しているの」
お姉様…
「…俺は?入っていいのか?」
「「「ツィエロ/お義兄様はダメよ」」」
あ
お義兄様が落ち込んでる
…私は入ってもいいと思うよ?
というか私のお部屋…だよ?
持ち主が許可すれば入っていいんでしょ?
私は持ってきたぬいぐるみを抱きしめた。
「リリー。それは?」
「あぁ。私も気になっていたのよ」
「アレクに貰ったの。宝物」
私はうさぎさんに顔を埋めた。
「よく出来ているわね」
「さすがアレクサンダー様ね。リリーの好みをちゃんと分かっているもの」
「好み?リリーはうさぎが好きなのか?」
「違うわよ。お義兄様」
エリザベスお姉様は私のお部屋のドアを開いた。
「リリーはぬいぐるみを集めていたの。ここはリリーのぬいぐるみを集めた部屋よ。リリーの部屋は別にあるの。でもほとんどの場合ここにいたわね」
「…ぬいぐるみは好き。可愛いし…もふもふ」
もふもふ…好き
莉奈お姉ちゃんに話したら
『今度は獣人コスにしましょう!!』
って言われたの
コスって何?
「ただいま戻りましたわ」
「「「「「「リリー!!」」」」」」
…あれ?
お義兄様もいる?
「リリー。おかえり」
「もう少し遅くてもよかったのよ」
「そうね~」
「あのアレクサンダー様がそんな簡単に手放すとはね」
…手放す?
私はおうちに帰ってきたんだよ?
「お母様。お腹の子は?」
「ふふ。臨月よ~もう蹴るわ蹴るわで大変。リリーとは大違いだわ~」
「…そういえばリリーはほとんど動かなかったね。死んでないかどれほど心配だったか…」
…だって居心地よかったんだもの
「あら。私は死産は嫌よ?」
「大丈夫。お腹の子は死なせたりなんてさせない。絶対…とは言えないけど」
「あなたらしいわ」
…お母様
らぶらぶ?
莉奈お姉ちゃんが教えてくれたの
私とアレクはいつもらぶらぶりあじゅーで羨ましいって
「さぁリリーはこっちよ」
「リリーの部屋はそのまま残してあるの」
「何もいじってないわ。残ったメイド達に掃除はさせても物はなるべく元の位置に戻しているの」
お姉様…
「…俺は?入っていいのか?」
「「「ツィエロ/お義兄様はダメよ」」」
あ
お義兄様が落ち込んでる
…私は入ってもいいと思うよ?
というか私のお部屋…だよ?
持ち主が許可すれば入っていいんでしょ?
私は持ってきたぬいぐるみを抱きしめた。
「リリー。それは?」
「あぁ。私も気になっていたのよ」
「アレクに貰ったの。宝物」
私はうさぎさんに顔を埋めた。
「よく出来ているわね」
「さすがアレクサンダー様ね。リリーの好みをちゃんと分かっているもの」
「好み?リリーはうさぎが好きなのか?」
「違うわよ。お義兄様」
エリザベスお姉様は私のお部屋のドアを開いた。
「リリーはぬいぐるみを集めていたの。ここはリリーのぬいぐるみを集めた部屋よ。リリーの部屋は別にあるの。でもほとんどの場合ここにいたわね」
「…ぬいぐるみは好き。可愛いし…もふもふ」
もふもふ…好き
莉奈お姉ちゃんに話したら
『今度は獣人コスにしましょう!!』
って言われたの
コスって何?
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