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今世
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「これ私ですか!?」
「うん。綺麗に描けたと思うんだけど…」
「ありがとうございます!!私の理想そのものです!!」
…よかった
でも2人きりなのに前みたいにタメ口で話してくれないね
「リリー様は絵がお上手ですね」
「お姉ちゃん。あのね…」
「あ。ちょっと思いついたことがあるんで…」
お姉ちゃんはまたいそいそと服を作り始めてしまった。
…聞こうと思ったんだけど
忙しいのかな
私はそっと部屋を出た。
…今日は行ったことないところに行こうかな
確か向こうのお庭は行ってなかったはず…
私はちょっとした好奇心で足を進めた。
「ここ…綺麗。真っ白…」
すると壁が白色や淡い色で塗られた建物に辿り着いた。
何の建物なのかな
メイドさん達のは…向こうの茶色の屋根のはずだし…
「あら。これはこれは婚姻前にも関わらず大きな顔をしている貧乏国の王女様じゃありませんの」
…誰?
私は前から歩いて来た人に声をかけられた。
この人のドレス…肩が出てる
お胸もいっぱい出てるし…寒くないのかな
私は肩まであるドレスだよ…?
お姉ちゃん手作りじゃないけど…着心地いいの
ちょっとサイズは合わないけどね
…最近あんまし大きくならなくなっちゃったの
だから身長伸びるかなって作ったのに…
丈が長くなっちゃった
お姉ちゃんに直してもらわないといけないな…
「…先日。王太子殿下が私の元へ来てくださったのよ?ご寵愛をくださったの」
「ごちょうあい…?ごめんなさい…お勉強不足で分からないの」
「ふっ。これだから貧乏国は嫌なのよ。…率直に言うわ。あなたはアレクサンダー殿下にはつり合わない。とっとと国へ帰りなさい」
…つり合わなきゃ結婚って出来ないの?
アレクは私を愛してるって言ってくれるんだよ?
結婚は愛し合う男女がするものでしょ?
私はますます首を傾げた。
「うん。綺麗に描けたと思うんだけど…」
「ありがとうございます!!私の理想そのものです!!」
…よかった
でも2人きりなのに前みたいにタメ口で話してくれないね
「リリー様は絵がお上手ですね」
「お姉ちゃん。あのね…」
「あ。ちょっと思いついたことがあるんで…」
お姉ちゃんはまたいそいそと服を作り始めてしまった。
…聞こうと思ったんだけど
忙しいのかな
私はそっと部屋を出た。
…今日は行ったことないところに行こうかな
確か向こうのお庭は行ってなかったはず…
私はちょっとした好奇心で足を進めた。
「ここ…綺麗。真っ白…」
すると壁が白色や淡い色で塗られた建物に辿り着いた。
何の建物なのかな
メイドさん達のは…向こうの茶色の屋根のはずだし…
「あら。これはこれは婚姻前にも関わらず大きな顔をしている貧乏国の王女様じゃありませんの」
…誰?
私は前から歩いて来た人に声をかけられた。
この人のドレス…肩が出てる
お胸もいっぱい出てるし…寒くないのかな
私は肩まであるドレスだよ…?
お姉ちゃん手作りじゃないけど…着心地いいの
ちょっとサイズは合わないけどね
…最近あんまし大きくならなくなっちゃったの
だから身長伸びるかなって作ったのに…
丈が長くなっちゃった
お姉ちゃんに直してもらわないといけないな…
「…先日。王太子殿下が私の元へ来てくださったのよ?ご寵愛をくださったの」
「ごちょうあい…?ごめんなさい…お勉強不足で分からないの」
「ふっ。これだから貧乏国は嫌なのよ。…率直に言うわ。あなたはアレクサンダー殿下にはつり合わない。とっとと国へ帰りなさい」
…つり合わなきゃ結婚って出来ないの?
アレクは私を愛してるって言ってくれるんだよ?
結婚は愛し合う男女がするものでしょ?
私はますます首を傾げた。
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