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そしてついに戦争の日
…私は部屋に監禁されていた。
足のアンクレットと扉の鍵とたくさんのメイド&護衛見張りによって出られなかった。
「ぷぅ。ゆいにゃもおしょとでちゃい」
「ダメです。陛下のご命令で絶対に外に出すなということです」
むぅ~
よし
暇だから…
お昼寝しよう!!
「メードしゃん。ゆいにゃおひりゅねしゅりゅね」
「はい。おやすみなさいませ」
私は夜着に着替えさせてもらってベッドに潜り込んだ。
くぁぁ
おやすみぃ…

「…」
「よっ」
「誰ですか?」

普通に喋れる…ってことはまた神界か
でも目の前にいる人は前の神様と違うよ?
「俺は地球の神!!」
「は…はぁ…」
「で。すみませんでしたぁぁ!!」
その地球の神と名乗った人は土下座をした。
スライディング土下座お疲れ様です
「…なんで謝るんですか?」
「いやぁ…今回の魂管理…俺だったんね?」
何となく嫌な予感が…
「それなのに。俺が他の奴らを見てる間にお前の魂は地上に行っちゃったんだよ。しかも転生という形でな」
「…そうなんですか」
「…それで色々と不具合が生じて…今の状態に…」
私の体が弱いのって不具合だったんだ
「しかもお前は元々巫女になるはずだったからな~力が強くて当たり前だ」
しかも私のチートは前からの設定ですか
私はため息をついた。
「だが…戦争はやっぱり起こった。だから…その…」
「手伝ってほしいということですか?」
「そういうこと。一時的に力を解放するからそれで何とかしてくれ」
んな無茶な!?
地球の神様は私の額に手を当て何かを唱えた。
聞こえなかったけど…
「よし。これで1週間はもつ。1週間以上は戦争は続かないはずだからこれで大丈夫だ」
「なんで断言出来るんですか?」
「その間にアイツが何とかするだろ」
他人任せかよ…
まぁ…どうにもならなかったらパパに頼んでみよ
「でも…私の体今お部屋から出られないんです」
「そこは神のみぞ使えるチートで」
チート使っちゃうんですね
「では頼んだよ」

シュン
「は?え?結菜?」
「あ…パパ」
神様…あの…
パパの目の前に転送しなくても!!
「…結菜。どうやって出てきたの?」
「あにょ…しょにょ…」
パパ…怖い
「まぁそれよりもっ!!」
パパは剣を振りながら私を抱き上げ馬の上(パパの前)に乗せた。
「こんな危ないところに来ちゃダメって言ったよね?…後で説教だからね」
「ぴゃぁぁ!!」
嫌だぁ!!
お説教嫌いっ!!
…ん?
私今までパパに怒られたこと…あんまりないような…
あれ?
もしかして…パパもお説教嫌い?
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