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9章 変容する反乱

#8-3.紫の湖での決戦にて

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 魔族世界北部・液魔領、紫の湖アメシストレイク
トワイライトフォレストの南に位置するこの領では、ラミア軍と液魔達との決戦が進められていた。
豪雨の中、既に戦いも中盤を越え、液魔達は最後の砦である湖の中で防戦に必死になっていた。
反乱軍の中でも中堅揃いとして、またその特性上物理攻撃に対しては非常にしぶとい液魔達であったが、共通して炎や氷結、石化などにとことんまで弱いのと、純粋な数の差で正規軍との正面対決では始終押し込まれていた。

『全て凍て付け!! フリーズパニッシャー!!』
『業火よ我らが敵を焼き尽くせ!! メギドッ!!』
途中から正規軍に参戦したオロチ族の若者が得意の対軍氷結魔法で液魔を凍てつかせると、今度はその隣でデーモンサーバントの乙女が敵の中心に炎の渦を呼び込み、氷漬けになった液魔を爆散させる。
「ふははははっ、我らに掛かれば液魔など敵にならぬわっ」
「私たちが力を合わせれば反乱軍など何のこともありませんわぁ」
そして二人して笑い出す。傍で見ていたラミアには、若干鬱陶しく感じていた。
「……なんか、気持ち悪い位に仲良くなってるわねぇ、貴方達」
ため息と共にぽそりと呟くが、それが耳に入ったのか、ずずい、と寄ってくる。二人して。
「元々我らはこのように」
「ぴったりと息のあった戦いがウリですもの」
眼前まで迫ってくる二人に、ラミアは眼を背けていた。心底鬱陶しかった。暑苦しかった。
翼を生やした白い大蛇と翼を持つ黒い人型乙女のタッグは、ラミアをして苛立たせる心理的面制圧力を誇っていた。
「――全く、初対面で何故こうまで馬が合うのか……まあ、いいけど」
別に歴戦のタッグと言うわけではない。
この二人は、互いにこの戦いが初対面であり、当然組むのも初めてであった。
というか、組む事すら想定されていなかった。勝手に隣り合い勝手にタッグになっていたのだ。

 元々、オロチ族とデーモンサーバント族は隣接した領地にあり、互いに共同歩調をとる事の多い同盟に近い関係にあった。
商工業に際しても互いの種族で情報交換を行ったり、魔王城に対しての租税そぜいも各々得意な分野で分かち合うという、他にはあまり類を見ない形式を取り対処していたほどで、この両種族、実に仲が良い。
何事も力押しなオロチ族に対し、デーモンサーバント族は知性派といった感じで性質は真逆なのだが、それが却って良いほうに働いているという珍しいパターンであった。
諍いに発展したのも不思議なほどで、ラミアが中央部を平定した事によって元の鞘に収まり、こうしてそれぞれの領から最も優秀な者が一人ずつ行軍を共にしている。

「内乱なんて馬鹿なことだと思ってたのですよ。だって、こんなに彼は素敵ですもの」
「こんなに美しい娘の居る領と戦争をするなんて馬鹿みたいだと思ってたところだ。さあ、さっさと液魔を蹴散らして凱旋がいせんと行こうじゃないか!!」
二人して良い笑顔であった。手と翼とを取り合って良い感じである。ラミアは心底腹立たしくなった。
(何かしら……陛下に想い寄せる娘達の応援するのは好きなはずなのに、こうやってベタベタしてるカップルを見ると殴り飛ばしてやりたくなるわ……)
まして戦場である。彼らに悪気はないにしろ、聖域を穢されている気がしてしまってイライラが募っていた。
「さあいくぞ相棒!! 皆殺しじゃっ、液魔どもを皆殺しにしてくれるわっ」
「おほほほっ、任せてくださいな!! 殲滅しますわ、デーモンサーバントの火力を見せつけてあげるっ!!」
実に物騒な事をのたまいながら、暴走カップルは突っ込んでゆく。
そしてそのままに氷漬けにされ焼き尽くされていく液魔達。ラミアも思わず同情してしまう光景がそこにあった。


『くっ――調子に乗るなぁっ!!!』
しかし、液魔とてただやられてばかりではない。
それまで湖の中に逃げ込んでいたように見えた液魔達であったが、それらがいっせいに湖面へと溶け込み、姿を消していった。
「――ふむ。全軍、湖面から離れなさい」
その光景に、いち早くぬめつく湖から抜け出したラミアは、全軍に対し静かに号令を掛ける。
何が起こるのかわからぬまま、ラミアに言われ湖面から抜け出してゆく正規軍。
ほどなく湖面がぬるり、と、動きはじめるが、それに気づく者はほとんどいなかった。

「全軍、湖面より撤退が完了しました」
参謀の一人がラミアに報告すると、ラミアはさらに湖から離れていく。
「ら、ラミアさま?」
「まだ終わってないわよ。全軍、『この湖に向けて』攻撃を開始!! 一斉に凍りつかせ、焼き尽くしなさい!!」
大き目の岩の上に乗るや、大きな声で号令を掛ける。
『おのれラミアァァァァァァッ!!!』
不意打ちを掛けようとにじり寄っていた湖は、しかしラミアによって矛先を向けられ、激怒していた。

 かくして、最後の戦いは始まった。
紫の湖、もとい母なる液魔『マスターグレイス』。
全ての液魔の母たる巨体が、ラミア軍に襲い掛かる。
その質量を活かしてのあらん限りの抵抗は、湖面から離れていたラミア軍の将兵を次々に飲み込み、溺れさせてゆく。
「一箇所にまとまらない様に。攻撃をしたら即座に離れなさい。液魔に対しては面制圧が肝要よ。点攻撃は意味を成さない。同時多方面で攻撃を続けなさい!!」
高台の上から指示を下すラミア。手には柄長えながの鎌を持っていた。

 多方面からの魔法攻撃を受けながらも、その身を際限なく回復させ続けるマスターグレイス。
本体から削られ飛び散った水面がすぐさま本体へと吸収され、爆散させようと蒸発させようと、降り注ぐ雨によってすぐさま元の体積を取り戻してしまう。
キリの無い戦いに、将兵の疲労は蓄積されてゆく。
そしてかわし切れずに紫の水面に取り込まれたが最後、猛毒の体液の中即死させられてしまう。
しかし、ラミアは余裕の表情で杖鎌じょうがまを構え、魔法を詠唱していく。
風にはためく赤のドレスが、マントが、煽るように揺れ、嘲るように音を立てていた。
『おまえがっ、おまえさえいなければぁっ!!』
そうしていくうちにもマスターグレイスは絶叫を上げ、ラミアに向け突進してゆく。
『アハトウォール!!』
『バロック・ガン!!』
『アァァァァァッ』
しかし、それは白蛇と黒乙女の援護によって妨害されてしまう。
獄炎の壁と歪な氷の枷がマスターグレイスの巨体を足止めし、その身を跳ね除けたのだ。
『ディスペルベルン!!』
その間にラミアは詠唱を終え、魔法を発動させる。
淡い緑の光がマスターグレイスの表面を覆っていき、やがてそれが染み込むように侵していった。
「――今よ。一斉攻撃!!」
魔法が浸透しきったあたりで、ラミアが声を張り上げる。
全軍、反応し、一斉に魔法を放った。
『か――身体がっ、身体が――ギャァァァァァァァァァァァァッ!!!!』
雨が降れど、体積は戻らなくなっていた。その水体すいたいに浸透した魔法の露が、再生しようと集まる水を払いのけてしまう。
魔法で蒸発させられ、氷漬けにされ、爆散し、石化し、少しずつ、だが確実にその体積は削り取られてゆく。
ラミアは鎌を構えたまま微動だにしない。魔法は継続中であった。

『アルド――イアルデぃサ――ま――』

 散々暴れまわったが最早どうにもならず。最後の最後、一欠片。
砕け散る直前に、今は亡き主の名を呼びながら、彼女は雨露あまつゆとなって消滅していった。


 これによって、魔族世界から液魔という種族が絶滅した。
液魔達の本体であり故郷とも言えるマスターグレイス抜きには、液魔は存在する事が出来ない。
反乱軍の中、最後の最後まで正規軍と対峙し続けた彼女たちは、滅びの道を往くほか無かったのだ。
そも、馬悪魔領やオロチ領に対し環境汚染を行った彼女たちに、許しを請う道など残されていなかったのだが。

「……こんな事でもなければ、滅亡する事もなかったでしょうに」
戦勝に沸く陣の中、ラミアは一人、浮かぬ顔であった。
戦いには勝った。これでようやくトワイライトフォレストまでの道ができ、塔の娘達の救出へ向かえる。
彼女としてはこんな戦いは道すがらのものでしかなかったが、後背こうはいを敵に見せるわけにもいかなかった。
しかし、彼女はあまり納得できていなかった。
(何が不満でこんな事してるんだか。陛下の治世だってそう悪くはないでしょうに。アルドワイアルディの時代なんて、私達にやれる事はほとんどなかったのだから)

 マスターグレイスが最後に忠誠を向けたのは、二代も前の魔王だった。
驚くべき事に、既に朽ちて骨すら残っていないであろうソレに、彼女は未だ忠誠を誓っていたのだ。
ラミア視点で見て、アルドワイアルディの時代は、確かに力を求め、自信ある魔族にとってこの上ない環境だったと思えた。
アルドワイアルディは強き者を好み、強くあろうと、強くなろうとする者には惜しみない賞賛と支援を行っていた。
液魔も本来は魔物の中の一種族に過ぎなかったものが認められ、中堅魔族へと成り上がった種族である。
そうして元を正せば、反乱軍に付いた種族の半数以上はこの『アルドワイアルディによって良い眼を見た者達』で構成されている事にも気づいていた。
一方で、残り半分、比較的生存率の高い者達は、かつてエルリルフィルスによって出世した連中。
深緑のウィッチをはじめ、先代魔王の寵愛を受けていたり重用されていた者達であった。
後に残る反乱軍の勢力・トワイライトフォレストに陣取る樹木人達は――この親エルリルフィルス派である。

(今回の反乱……悪魔王が裏で動いていたのは確かだけれど、実質陛下に反目した連中を、エルリルフィルス派の連中があぶり出したように見えるのよね……)

 あまり褒められたやり方ではない強引な策ではあったが、それを目的として動いていた場合、悪魔王もアルドワイアルディ派の者達もいいように乗せられた形になる。
当然、それに対し右往左往していた自分や魔王も、と考え、頭が痛くなるのを感じた。
「はあ。私もまだまだだわ」
自然、ため息が出る。
そう、馬鹿を見たのは敵ばかりではない。
今回に限って言えば、自分も含め皆が踊らされていたのだから。
「全軍、一日休み、明日の昼からトワイライトフォレスト入りよ。各自油断なく」
緩んだ顔の部下たちをみやりながら、ラミアは告げる。
恐らく、激戦になることは無いだろうと。
場合によっては戦いにすらならないだろうと考えながら。
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