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第十六章 強く激しく
第173話 チュートリアル:ブレイクタイム
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水無月。つまりは六月。
四季折々の日本だけど、がきんちょの頃から既に四季どころか二季折々だった。これも温暖化の影響なのか、それとも別の要因なのか。
何が言いたいかと言うと、梅雨も明けて燦々な太陽で熱いのだよワトソン君。
「あっちぃ」
今日は土曜日の学校休み。
デンデデン♪
『チュートリアル:学園都市の繁華街へ足を運ぼう』
『チュートリアルクリア』
『クリア報酬:体力+』
人工島の繁華街に足を運べば人はわんさか居るわコンクリートジャングルで熱いわで私やんなっちゃう(オネェ風)。
三年だから高校生活の終わりも迫る中、来月には夏休みが始まる。授業は一般の教養を含むも現役攻略者サークルとダンジョン潜りも多々。中にはサークルに誘われ卒業後、攻略者の一員として成る生徒もチラホラいたりする。
ん? 俺? 褐色爆乳ギャルJKを彼女にし筋肉モリモリマッチョマンの変態でネットでは勇次郎やらガノンやら好き放題呼ばれている俺?(自慢)
授業の一環で小さなサークルからヤマトサークル程の大きなサークルに授業をしてもらった俺は結構オファーが来ている。まぁ地上波デビューしてるし顔は覚えられてるからそりゃ卒業後のオファー来るわな。
「……こっちか」
まぁ俺以外にも仲の良い面子で言えば大吾もだし、進太郎、ダーク=ノワールにも様々なサークルからオファーが来ている。もちろん瀬那にも。
どこもかしこも引っ張りだこで卒業後の心配はしなくても良さそうだけど、全然そんな事ない。ヤマトサークルや銀獅子サークルの様な大きなところなら安パイだけど、小規模だけど意欲的なサークルもあるから、挑戦してみたいという意志を考えると非常に難しいところだったりする。
まぁ俺含む大吾たちもどこに行くか決定してないし、時間の許す限り慎重に、そして増税クソメガネみたく検討に検討を重ねて選ぶことにしている。
「ここか」
そして辿り着く目的地。目移りしてしまう程のビルや建物の繁華街。二階建ての建物の前で看板を見た。
「チームファイブドラゴン」
既視感有るシグナ―の痣を模った看板をバックにそう書かれている。
この建物はメ蟹ックこと不動 優星さん率いるサークル――チームファイブドラゴンの事務所だ。俺と優星さん双方いろいろと落ち着いたところ、前から誘われてたファイブドラゴンの事務所を訪れたしだいだ。
――ウィーン
自動ドアを通る。
「……誰もいねぇ」
途切れないように消えないように自分を確めて♪ と天井に設置されたスピーカーから熱い絆を感じる曲が景気よく流れているけど、受付のデスクがあるのにそこには人が居ない。
おあつらえ向きに置かれてある呼び出し鈴がデスクにあり、用があれば鳴らせとこれでもかと主張している。
呼び鈴を鳴らそうかと手を差し向けた時――
――ウィーン
後ろの自動ドアが駆動した音が聞こえた。すぐに後ろを振り返る。
「あ、お客さんで……あれ、確かぁ」
「えーと、確かアキラさんでしたよね、優星さんの彼女さんの……」
「そうそう! 花房くんだよね! 優星から今日くるって聞いてるわ!」
アキラさんは赤髪で長い前髪をクルクルと巻いておでこを出している。髪と同じ赤いライダースーツ姿で、ムチムチ具合が半端ねぇ。特におぱぱーいが大きくて閉まり切れていない。叡智すぎる。
まぁ瀬那の方が叡智だけどな(マジギレ)。
「あ!?」
受付を見たアキラさん。
「もう! 受付頼んでたのにどこで油売ってんだか! ごめん花房くん、結構待った感じかな?」
「いえ、俺も今着いた所なんで」
どうやら受付に人が居るはずが、頼んだ人間が居ないからアキラさんがキレてる。俺を見る顔は微笑んだ顔だけど、受付を見る眼はキレてる人の目だ。
「とりあえず二階に行きましょっか。優星たちはトレーニングでもうすぐ帰って来るから、上でコーヒーでも淹れるわ」
「ありがとうございます。ご馳走になります」
スタスタと歩いていくアキラさんに着いて行く俺。階段を昇るもムチムチライダースーツのぷりぷりオシリスの○空竜が嫌でも目についてしまうのはどうか許して欲しい。つかライダースーツってこんなにエロイのか……。今度瀬那にコスプレしてもらうのはどうだろう。……全然ありだな。
そんな超電○波サン○ーフォースを股間にダイレクトアタックされそうな酷い考えをしていると、いつの間にか広いスペースへと案内された。中はトレーニング器具があり、運動スペースも兼ねたトレーニング部屋だろう。奥に応接室みたいな部屋も見える。
速攻目に付いたのはジャージ姿の金髪イケメン。その人が休憩スペースで優雅にコーヒーを飲んでいた。
「ちょっと惹句!! 花房くんが来るから案内頼んでたのに何でここに居るのよ!! 速めに帰ってきたから良かったものの!!」
「騒ぐなアキラ。今はコーヒーブレイクタイムだ。ん~~♪」
「ん~~♪ じゃないわよ!! もう!!」
惹句さんがコーヒー好きなのは妙に納得してしまうのは何故だろう。
「久しぶりだな花房」
「お久しぶりです惹句さん」
「優星に呼ばれてここに来たか。どうだこの事務所兼トレーニング施設は」
「今入ってきたばかりなんで簡単な事しか言えないですけど……、凄いですね(小並感)」
「そうだろう。よし、このキングが特別にブルーマウンテンを淹れてやろう」
ニヤリと笑う惹句さんは設置されたコーヒーメーカーに向かって言った。いや機械なんかいと内心ツッコんだけど、そこはそっと心の内に閉まっておこう。
「はぁまったく……。ごめんね花房くん恥ずかしい所みせて」
「いえ、チームファイブドラゴンのいつもの調子を見れて楽しかったです。あ、優星さんとのメッセージのやり取りで聞いた物と同じだったんで」
「まぁいつものやり取りっちゃいつものか……。惹句はマイペースだから、なにか失礼があったらごめんね。先に謝っておくわ」
「あは、あはは……」
眉をハノ字にして苦笑いするアキラさん。気苦労が絶えない様子だ。優星さんの話だと、黒鵜さんと流美さんも惹句さんと似たり寄ったりなマイペースぷりらしい。ダンジョン――『息吹く荒野 ウィンドウィルダネス』で見た雄姿が形無しレベルらしい。
「――お」
一階から騒がしい声が聞こえてきた。どうやら帰ってきたらしい。
階段を上がる靴音がまばらに聞こえ、ジャージ姿の三人が姿を現わした。
「――もう少しペースを上げていこう。――おお! 来てたのか萌くん! ようこそファイブドラゴンへ!」
「お邪魔してます優星さん。黒鵜さんと流美さんもお久しぶりです」
「おう花房くん!」
「元気そうで何よりだよ」
笑顔の三人に熱烈歓迎される俺。走り込んできたのか、三人とも汗だくだ。
「おかえりみんな。スポーツドリンク持ってくるわ」
「ありがとうアキラ」
アイコンタクトで優星さんにウインクしたアキラさん。なんだかイイ感じのカップルって感じで推せる。
「まったく。こうも汗臭いとブルーマウンテンの風味が落ちる」
「ボク汗臭いかなぁ」
「コーヒーばっか飲まずにお前もトレーニングしろ惹句!」
「ブレイクタイム中だ。トレーニングは後でするさ」
「お前朝からずっとコーヒー飲んでるだけじゃねーか!?」
俺の分のコーヒーを淹れてそっと机に置いてくれた惹句さん。黒鵜さんのツッコミが飛ぶもどこ吹く風といった態度だ。
「すまない萌くん。トレーニングを中断して汗を流すから、もう少し待っててくれ」
首に巻いてあるタオルで額の汗を拭いた優星さん。
「あ」
「?」
ここで俺はイイことを思いつく。
「あの、惹句さんのブレイクタイムはもう終わるんですよね」
「いや、終わら――」
「終わっとけ!」
ツッコミ職人黒鵜さん。
「俺も混じってトレーニングしていいッスか? こうなんだろう。俺も毎日トレーニングしてるんでうずうずしてきて」
俺の提案に驚いた表情をした優星さん。
しかしすぐに笑顔に戻り、頷いてくれた。
「俺たちももう少し追い込みたかったんだ。歓迎するよ」
「ありがとうございます!!」
「じゃあ更衣室に案内するよ。ついてきて」
「はい流美さん!」
俺は流美さんの後をついて行く。
「俺のブレイクタイムは終わらんぞ」
「あのコーヒーメーカーぶっ潰してもいいんだぞ」
「……仕方ない。たまには付き合ってやるか」
「なんで上から目線なんだよ」
惹句さんも俺の列に加わった。
四季折々の日本だけど、がきんちょの頃から既に四季どころか二季折々だった。これも温暖化の影響なのか、それとも別の要因なのか。
何が言いたいかと言うと、梅雨も明けて燦々な太陽で熱いのだよワトソン君。
「あっちぃ」
今日は土曜日の学校休み。
デンデデン♪
『チュートリアル:学園都市の繁華街へ足を運ぼう』
『チュートリアルクリア』
『クリア報酬:体力+』
人工島の繁華街に足を運べば人はわんさか居るわコンクリートジャングルで熱いわで私やんなっちゃう(オネェ風)。
三年だから高校生活の終わりも迫る中、来月には夏休みが始まる。授業は一般の教養を含むも現役攻略者サークルとダンジョン潜りも多々。中にはサークルに誘われ卒業後、攻略者の一員として成る生徒もチラホラいたりする。
ん? 俺? 褐色爆乳ギャルJKを彼女にし筋肉モリモリマッチョマンの変態でネットでは勇次郎やらガノンやら好き放題呼ばれている俺?(自慢)
授業の一環で小さなサークルからヤマトサークル程の大きなサークルに授業をしてもらった俺は結構オファーが来ている。まぁ地上波デビューしてるし顔は覚えられてるからそりゃ卒業後のオファー来るわな。
「……こっちか」
まぁ俺以外にも仲の良い面子で言えば大吾もだし、進太郎、ダーク=ノワールにも様々なサークルからオファーが来ている。もちろん瀬那にも。
どこもかしこも引っ張りだこで卒業後の心配はしなくても良さそうだけど、全然そんな事ない。ヤマトサークルや銀獅子サークルの様な大きなところなら安パイだけど、小規模だけど意欲的なサークルもあるから、挑戦してみたいという意志を考えると非常に難しいところだったりする。
まぁ俺含む大吾たちもどこに行くか決定してないし、時間の許す限り慎重に、そして増税クソメガネみたく検討に検討を重ねて選ぶことにしている。
「ここか」
そして辿り着く目的地。目移りしてしまう程のビルや建物の繁華街。二階建ての建物の前で看板を見た。
「チームファイブドラゴン」
既視感有るシグナ―の痣を模った看板をバックにそう書かれている。
この建物はメ蟹ックこと不動 優星さん率いるサークル――チームファイブドラゴンの事務所だ。俺と優星さん双方いろいろと落ち着いたところ、前から誘われてたファイブドラゴンの事務所を訪れたしだいだ。
――ウィーン
自動ドアを通る。
「……誰もいねぇ」
途切れないように消えないように自分を確めて♪ と天井に設置されたスピーカーから熱い絆を感じる曲が景気よく流れているけど、受付のデスクがあるのにそこには人が居ない。
おあつらえ向きに置かれてある呼び出し鈴がデスクにあり、用があれば鳴らせとこれでもかと主張している。
呼び鈴を鳴らそうかと手を差し向けた時――
――ウィーン
後ろの自動ドアが駆動した音が聞こえた。すぐに後ろを振り返る。
「あ、お客さんで……あれ、確かぁ」
「えーと、確かアキラさんでしたよね、優星さんの彼女さんの……」
「そうそう! 花房くんだよね! 優星から今日くるって聞いてるわ!」
アキラさんは赤髪で長い前髪をクルクルと巻いておでこを出している。髪と同じ赤いライダースーツ姿で、ムチムチ具合が半端ねぇ。特におぱぱーいが大きくて閉まり切れていない。叡智すぎる。
まぁ瀬那の方が叡智だけどな(マジギレ)。
「あ!?」
受付を見たアキラさん。
「もう! 受付頼んでたのにどこで油売ってんだか! ごめん花房くん、結構待った感じかな?」
「いえ、俺も今着いた所なんで」
どうやら受付に人が居るはずが、頼んだ人間が居ないからアキラさんがキレてる。俺を見る顔は微笑んだ顔だけど、受付を見る眼はキレてる人の目だ。
「とりあえず二階に行きましょっか。優星たちはトレーニングでもうすぐ帰って来るから、上でコーヒーでも淹れるわ」
「ありがとうございます。ご馳走になります」
スタスタと歩いていくアキラさんに着いて行く俺。階段を昇るもムチムチライダースーツのぷりぷりオシリスの○空竜が嫌でも目についてしまうのはどうか許して欲しい。つかライダースーツってこんなにエロイのか……。今度瀬那にコスプレしてもらうのはどうだろう。……全然ありだな。
そんな超電○波サン○ーフォースを股間にダイレクトアタックされそうな酷い考えをしていると、いつの間にか広いスペースへと案内された。中はトレーニング器具があり、運動スペースも兼ねたトレーニング部屋だろう。奥に応接室みたいな部屋も見える。
速攻目に付いたのはジャージ姿の金髪イケメン。その人が休憩スペースで優雅にコーヒーを飲んでいた。
「ちょっと惹句!! 花房くんが来るから案内頼んでたのに何でここに居るのよ!! 速めに帰ってきたから良かったものの!!」
「騒ぐなアキラ。今はコーヒーブレイクタイムだ。ん~~♪」
「ん~~♪ じゃないわよ!! もう!!」
惹句さんがコーヒー好きなのは妙に納得してしまうのは何故だろう。
「久しぶりだな花房」
「お久しぶりです惹句さん」
「優星に呼ばれてここに来たか。どうだこの事務所兼トレーニング施設は」
「今入ってきたばかりなんで簡単な事しか言えないですけど……、凄いですね(小並感)」
「そうだろう。よし、このキングが特別にブルーマウンテンを淹れてやろう」
ニヤリと笑う惹句さんは設置されたコーヒーメーカーに向かって言った。いや機械なんかいと内心ツッコんだけど、そこはそっと心の内に閉まっておこう。
「はぁまったく……。ごめんね花房くん恥ずかしい所みせて」
「いえ、チームファイブドラゴンのいつもの調子を見れて楽しかったです。あ、優星さんとのメッセージのやり取りで聞いた物と同じだったんで」
「まぁいつものやり取りっちゃいつものか……。惹句はマイペースだから、なにか失礼があったらごめんね。先に謝っておくわ」
「あは、あはは……」
眉をハノ字にして苦笑いするアキラさん。気苦労が絶えない様子だ。優星さんの話だと、黒鵜さんと流美さんも惹句さんと似たり寄ったりなマイペースぷりらしい。ダンジョン――『息吹く荒野 ウィンドウィルダネス』で見た雄姿が形無しレベルらしい。
「――お」
一階から騒がしい声が聞こえてきた。どうやら帰ってきたらしい。
階段を上がる靴音がまばらに聞こえ、ジャージ姿の三人が姿を現わした。
「――もう少しペースを上げていこう。――おお! 来てたのか萌くん! ようこそファイブドラゴンへ!」
「お邪魔してます優星さん。黒鵜さんと流美さんもお久しぶりです」
「おう花房くん!」
「元気そうで何よりだよ」
笑顔の三人に熱烈歓迎される俺。走り込んできたのか、三人とも汗だくだ。
「おかえりみんな。スポーツドリンク持ってくるわ」
「ありがとうアキラ」
アイコンタクトで優星さんにウインクしたアキラさん。なんだかイイ感じのカップルって感じで推せる。
「まったく。こうも汗臭いとブルーマウンテンの風味が落ちる」
「ボク汗臭いかなぁ」
「コーヒーばっか飲まずにお前もトレーニングしろ惹句!」
「ブレイクタイム中だ。トレーニングは後でするさ」
「お前朝からずっとコーヒー飲んでるだけじゃねーか!?」
俺の分のコーヒーを淹れてそっと机に置いてくれた惹句さん。黒鵜さんのツッコミが飛ぶもどこ吹く風といった態度だ。
「すまない萌くん。トレーニングを中断して汗を流すから、もう少し待っててくれ」
首に巻いてあるタオルで額の汗を拭いた優星さん。
「あ」
「?」
ここで俺はイイことを思いつく。
「あの、惹句さんのブレイクタイムはもう終わるんですよね」
「いや、終わら――」
「終わっとけ!」
ツッコミ職人黒鵜さん。
「俺も混じってトレーニングしていいッスか? こうなんだろう。俺も毎日トレーニングしてるんでうずうずしてきて」
俺の提案に驚いた表情をした優星さん。
しかしすぐに笑顔に戻り、頷いてくれた。
「俺たちももう少し追い込みたかったんだ。歓迎するよ」
「ありがとうございます!!」
「じゃあ更衣室に案内するよ。ついてきて」
「はい流美さん!」
俺は流美さんの後をついて行く。
「俺のブレイクタイムは終わらんぞ」
「あのコーヒーメーカーぶっ潰してもいいんだぞ」
「……仕方ない。たまには付き合ってやるか」
「なんで上から目線なんだよ」
惹句さんも俺の列に加わった。
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