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第十五章 階段を上る
第154話 チュートリアル:ショタショタ
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~~むかしむかし、ある所に心の綺麗な少年が居ました。
「えっほえっほ」
少年のお仕事は木こり。毎日斧を担ぎ森の木々を伐採しています。
「えい! えい!」
何度も何度も斧を木に振る少年。やっとこさ一本の木を倒した頃には日が傾き始めていました。
「ふー! わーい!」
汗を拭き一仕事終えた少年はトコトコと走りみんなが待つ家へと戻ります。
温水で汗を流し、温かい食事にありつけ、ぐっすりと眠る。
「仕事もろくにできないのかお前は!!」
――ドス!
「――くあ!?」
みぞおちに蹴りをくらい床に涎を垂らす少年には夢の様な話です。
「うわー汚ねー」
「ほら、飯だ」
涎と泥の着いた床にパンが投げつけられます。
「はぐ! もぐもぐ」
少年は目を輝かせて硬いパンに食らいつきました。
「ッハ! お前みたいなクソガキでも飯にありつけるんだ。せいぜい味わって食えよ?」
「クヒヒ! 家畜でももっといい飯食えるのにな! 無様で笑えるぜ!」
硬くカビていないパン。とんでもないご馳走に少年は満足そうに食べ終えるのでした。
「よいしょ! よいしょ! ――っは! わー」
家から離れた所にある井戸で水汲みをしていた少年。二つあるお月様の明りが少年を照らし、そろそろ時間だなと思い少年は家の離れに急ぐのです。
――コンコンコン。
ドアを三回ノック。それが教えられたルールです。
「入りな」
「よいしょ」
キィィと鳴るドア。少年は慣れた手つきでドアの錠前を閉じます。
部屋の中は薄暗く、甘くて苦い香りと煙が漂っていました。
「今日も怒られたんだって?」
「うー」
桃色のカーテン越しに寝転がる女。カーテンに写る影は煙管《きせる》を吹く大層ふくよかな女性でした。
「可哀想に……さあ、こっちにおいで」
「うぅー」
少年は言われるがまま桃色のカーテンへと近づくのです。
そっとカーテンの隙間から現れた太い手と指。それが少年の青くて小汚い髪を撫でるのでした。
「ほぁら、あんたは悪くないよぉ。できる事をしっかりやれば、私は怒らないからさぁ」
「あはぁー!」
少年はこの女性の事が大好きでした。
「――さあ坊や。お舐め」
「――あーむ」
男たちと違い暴力を振るわないから。
「――ちゅぷ――ちゅぷ――」
優しい手で撫でてくれるから。
「――ああいい!! そこをもっとお舐め!! あ゛あ゛あああ!!」
声を大きくして喜んでくれるから。
「――ちゅぷ――レロ――ぷぷ――」
「――上手くなったねぇぇぇ坊やぁ! ああ! いい!!」
ふくよかな女性は決まってこう言うのです。
「あんたを買って育てた甲斐があったよぉおおおああああああああ――」
少年はふくよかな女性に心から感謝していました。
今の幸せな生活があるのは彼女のおかげだと。
そして夜も明け、朝。
「えっほえっほ」
今日の朝食は昨日の夜と同じご馳走のパンでした。
「えい! えい!」
――バキィ!
「わー! わー!」
なんと、まだ日が昇り切らない内に一本倒したのです。少年は絶好調です。
「ンク――ンク――ぷはあ!」
森の奥にある湖畔。
ここは少年だけが知っている休憩場です。調子が良い時、少年は一休みにここへ来て湖畔の水を飲むのです。
「ふーん。ふ~ん」
お腹いっぱいに飲んだ水。側の岩に座りいい天気だと空を見上げて小鳥の声を聞いていた時でした。
――ぽちゃ……。
「あッ!?」
側に置いておいた仕事道具の斧が湖畔に落ち沈んでいったのです。
少年は腕を伸ばすも届かず、じっと底に落ちていく斧を見るしかなかったのでした。
「うぅぅぅ……」
男の人たちに怒られる。それを想像するだけで涙ぐむ少年。
――ピカッ!
「わー!!」
すると、突然、湖畔の中央付近に光が漏れ出し、眩しいと少年は目をつぶってしまったのです。
閉じた瞼の裏に光が薄らいでいくのを感じた少年。そっと瞼を開けるのでした。
「わ、わああああああ!!」
純白のローブを羽織った絹の様な肌の美しい女性。後光を放ち宙に浮かぶそれは物語で聞いた女神そのもの。近づいてくる女神に、目を輝かせた少年は驚きのあまり開いた口が塞がらないのです。
「――もし、そこのあなた」
「わー!」
女神は少年に声を掛けた。
おもむろに背後から取り出したモノ――それは斧でした。
「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?」
「わー! わああぁぁぁ」
目を輝かせる少年。
聞こえていないと判断した女神は、もう一度言うのです。
「……あなたの落としたのはこの金の斧ですか?」
「ッハ!? ううう!」
ここで我に返る少年。両手をグーに握り、女神の問いかけに横に首をふったのです。
「そうですか。ではこちらの銀の斧ですか?」
「わああぁぁ!!」
初めて見る金の斧と銀の斧。
とても輝いていて少年の目には宝石に見えていたのです。
「……あのぉ」
女神は察した。
あぁ、この少年は純粋なんだ。と。
ここで女神。後光を消ししゃがみこみ、少年と視線を合わしたのでした。
「ボクくん。ボクくんが落としたのって、この金の斧かな? それとも銀の斧かな?」
「あうぅ。むー!」
思い出したかのように涙ぐむ少年は首を横に振るのです。
その答えに女神はニコッと微笑み、とても満足そうに立ち上がりました。
「ボクくんは正直者ですね! ボロい刃の欠けた斧なんか忘れて、この金の斧と銀の斧を全部あげましょう!」
「わあああああ!」
差し出された黄金に輝く金の斧。ギラつく銀の斧。それを右手と左手に持ち、少年の顔は太陽に向かって咲くヒマワリのようでした。
「うふ」
喜ぶ少年に、後光を射した女神は満足そうに微え――
「えい!」
「!?」
――ぽちゃ!
「えい!!」
――ぽちゃ!
「!?!?」
手に持っていた金の斧と銀の斧。それぞれが水の中へと投げ込まれました。
これには女神も呆然です。
「ボ、ボクくんには斧の価値が分からないかぁあはは……」
「むー!」
少年は毅然とした態度で手のひらを見せるのでした。
「……えーとぉ」
「ん!」
「あ、あのクソボロい斧が欲しいのかなぁ?」
「んん!!」
渋々少年の斧を後ろから出した女神様。
「んふー!」
それを受け取った少年は澄み切った瞳を輝かせ、女神にお礼の会釈をしてのしのしと湖畔を去っていくのでした。
一人取り残された女神様。
後光すら消え失せた女神様は一人俯くのです。
突如、女神様を輝かせる光が天から差しました。
「わたし好みのショタきたあああああああああああああああああ!!!!!」
女神、ガッツポーズ。湖畔の上で乱舞。
「ああもう最ッ高!! あの澄み切った青い瞳に青い髪! 少し小汚いのは年頃の証拠よね! あー可愛いいいいいいいウームムム!!」
自分を目一杯抱きしめ口を尖らせる女神様。
「すーはーすーはー! クンカクンカ! ショタのおスメルをクンカクンカ! あ、金の斧と銀の斧に付着したショタショタの皮脂を舐めとらないと!」
背後から出した金の斧と銀の斧。
鼻息を荒くした女神様。
「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」
舌を自在に操り舐め回す女神様。
「あ、岩場に座ってたよね。もしかしたらショタショタのオナラが嗅げるかも知れない!! クンカクンカクンカクンカクンカクンカ――」
彼女は女神たちの間では『残念な女神』として認知されているのです。
この出会いは一幕のお話~~
「えっほえっほ」
少年のお仕事は木こり。毎日斧を担ぎ森の木々を伐採しています。
「えい! えい!」
何度も何度も斧を木に振る少年。やっとこさ一本の木を倒した頃には日が傾き始めていました。
「ふー! わーい!」
汗を拭き一仕事終えた少年はトコトコと走りみんなが待つ家へと戻ります。
温水で汗を流し、温かい食事にありつけ、ぐっすりと眠る。
「仕事もろくにできないのかお前は!!」
――ドス!
「――くあ!?」
みぞおちに蹴りをくらい床に涎を垂らす少年には夢の様な話です。
「うわー汚ねー」
「ほら、飯だ」
涎と泥の着いた床にパンが投げつけられます。
「はぐ! もぐもぐ」
少年は目を輝かせて硬いパンに食らいつきました。
「ッハ! お前みたいなクソガキでも飯にありつけるんだ。せいぜい味わって食えよ?」
「クヒヒ! 家畜でももっといい飯食えるのにな! 無様で笑えるぜ!」
硬くカビていないパン。とんでもないご馳走に少年は満足そうに食べ終えるのでした。
「よいしょ! よいしょ! ――っは! わー」
家から離れた所にある井戸で水汲みをしていた少年。二つあるお月様の明りが少年を照らし、そろそろ時間だなと思い少年は家の離れに急ぐのです。
――コンコンコン。
ドアを三回ノック。それが教えられたルールです。
「入りな」
「よいしょ」
キィィと鳴るドア。少年は慣れた手つきでドアの錠前を閉じます。
部屋の中は薄暗く、甘くて苦い香りと煙が漂っていました。
「今日も怒られたんだって?」
「うー」
桃色のカーテン越しに寝転がる女。カーテンに写る影は煙管《きせる》を吹く大層ふくよかな女性でした。
「可哀想に……さあ、こっちにおいで」
「うぅー」
少年は言われるがまま桃色のカーテンへと近づくのです。
そっとカーテンの隙間から現れた太い手と指。それが少年の青くて小汚い髪を撫でるのでした。
「ほぁら、あんたは悪くないよぉ。できる事をしっかりやれば、私は怒らないからさぁ」
「あはぁー!」
少年はこの女性の事が大好きでした。
「――さあ坊や。お舐め」
「――あーむ」
男たちと違い暴力を振るわないから。
「――ちゅぷ――ちゅぷ――」
優しい手で撫でてくれるから。
「――ああいい!! そこをもっとお舐め!! あ゛あ゛あああ!!」
声を大きくして喜んでくれるから。
「――ちゅぷ――レロ――ぷぷ――」
「――上手くなったねぇぇぇ坊やぁ! ああ! いい!!」
ふくよかな女性は決まってこう言うのです。
「あんたを買って育てた甲斐があったよぉおおおああああああああ――」
少年はふくよかな女性に心から感謝していました。
今の幸せな生活があるのは彼女のおかげだと。
そして夜も明け、朝。
「えっほえっほ」
今日の朝食は昨日の夜と同じご馳走のパンでした。
「えい! えい!」
――バキィ!
「わー! わー!」
なんと、まだ日が昇り切らない内に一本倒したのです。少年は絶好調です。
「ンク――ンク――ぷはあ!」
森の奥にある湖畔。
ここは少年だけが知っている休憩場です。調子が良い時、少年は一休みにここへ来て湖畔の水を飲むのです。
「ふーん。ふ~ん」
お腹いっぱいに飲んだ水。側の岩に座りいい天気だと空を見上げて小鳥の声を聞いていた時でした。
――ぽちゃ……。
「あッ!?」
側に置いておいた仕事道具の斧が湖畔に落ち沈んでいったのです。
少年は腕を伸ばすも届かず、じっと底に落ちていく斧を見るしかなかったのでした。
「うぅぅぅ……」
男の人たちに怒られる。それを想像するだけで涙ぐむ少年。
――ピカッ!
「わー!!」
すると、突然、湖畔の中央付近に光が漏れ出し、眩しいと少年は目をつぶってしまったのです。
閉じた瞼の裏に光が薄らいでいくのを感じた少年。そっと瞼を開けるのでした。
「わ、わああああああ!!」
純白のローブを羽織った絹の様な肌の美しい女性。後光を放ち宙に浮かぶそれは物語で聞いた女神そのもの。近づいてくる女神に、目を輝かせた少年は驚きのあまり開いた口が塞がらないのです。
「――もし、そこのあなた」
「わー!」
女神は少年に声を掛けた。
おもむろに背後から取り出したモノ――それは斧でした。
「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?」
「わー! わああぁぁぁ」
目を輝かせる少年。
聞こえていないと判断した女神は、もう一度言うのです。
「……あなたの落としたのはこの金の斧ですか?」
「ッハ!? ううう!」
ここで我に返る少年。両手をグーに握り、女神の問いかけに横に首をふったのです。
「そうですか。ではこちらの銀の斧ですか?」
「わああぁぁ!!」
初めて見る金の斧と銀の斧。
とても輝いていて少年の目には宝石に見えていたのです。
「……あのぉ」
女神は察した。
あぁ、この少年は純粋なんだ。と。
ここで女神。後光を消ししゃがみこみ、少年と視線を合わしたのでした。
「ボクくん。ボクくんが落としたのって、この金の斧かな? それとも銀の斧かな?」
「あうぅ。むー!」
思い出したかのように涙ぐむ少年は首を横に振るのです。
その答えに女神はニコッと微笑み、とても満足そうに立ち上がりました。
「ボクくんは正直者ですね! ボロい刃の欠けた斧なんか忘れて、この金の斧と銀の斧を全部あげましょう!」
「わあああああ!」
差し出された黄金に輝く金の斧。ギラつく銀の斧。それを右手と左手に持ち、少年の顔は太陽に向かって咲くヒマワリのようでした。
「うふ」
喜ぶ少年に、後光を射した女神は満足そうに微え――
「えい!」
「!?」
――ぽちゃ!
「えい!!」
――ぽちゃ!
「!?!?」
手に持っていた金の斧と銀の斧。それぞれが水の中へと投げ込まれました。
これには女神も呆然です。
「ボ、ボクくんには斧の価値が分からないかぁあはは……」
「むー!」
少年は毅然とした態度で手のひらを見せるのでした。
「……えーとぉ」
「ん!」
「あ、あのクソボロい斧が欲しいのかなぁ?」
「んん!!」
渋々少年の斧を後ろから出した女神様。
「んふー!」
それを受け取った少年は澄み切った瞳を輝かせ、女神にお礼の会釈をしてのしのしと湖畔を去っていくのでした。
一人取り残された女神様。
後光すら消え失せた女神様は一人俯くのです。
突如、女神様を輝かせる光が天から差しました。
「わたし好みのショタきたあああああああああああああああああ!!!!!」
女神、ガッツポーズ。湖畔の上で乱舞。
「ああもう最ッ高!! あの澄み切った青い瞳に青い髪! 少し小汚いのは年頃の証拠よね! あー可愛いいいいいいいウームムム!!」
自分を目一杯抱きしめ口を尖らせる女神様。
「すーはーすーはー! クンカクンカ! ショタのおスメルをクンカクンカ! あ、金の斧と銀の斧に付着したショタショタの皮脂を舐めとらないと!」
背後から出した金の斧と銀の斧。
鼻息を荒くした女神様。
「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」
舌を自在に操り舐め回す女神様。
「あ、岩場に座ってたよね。もしかしたらショタショタのオナラが嗅げるかも知れない!! クンカクンカクンカクンカクンカクンカ――」
彼女は女神たちの間では『残念な女神』として認知されているのです。
この出会いは一幕のお話~~
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