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第十四章 氷結界
第140話 チュートリアル:太古
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太古の昔、この世界は未知の領域から進軍する謎の集団に侵攻を受けていた。
片方は異界から現れ、人の形をした魔神を操る生命体。
もう片方は宙から飛来し、おおよそ地上の生物とはかけ離れた身体を持つ生命体だった。
――この世界は我々の物だ。
奇しくも時を同じくして侵攻を進めた両陣営。
個の力が強い魔神たちは手の一振りで山を裂き、海が割れる。
数が物を言うと言わんばかりに分裂・増殖を繰り返した飛来体。圧倒的な物量で魔神を相手取る。
飛来体が魔神を溶かし、魔神が飛来体を蹴散らす。
昼夜問わず一切の妥協も無い猛攻の数々。侵攻対象のこの世界は徐々に悲鳴をあげていた。
だが両陣営の暴れっぷりを黙って見ているだけの原生生物はいないかった。
炎を操る部族が飛来体を蒸発させ、風を操る部族が魔神を裂く。
至高の剣技を持つ部族が魔神を刺し、氷を操る部族――氷結界の部族が飛来体を凍結させた。
魔神軍団VS飛来体VS原生生物。
三つ巴の争いは熾烈を極め、まごう事なき混沌を極めていた。
しかし、あまりの強暴さ、あまりの物量に、徐々に原生生物が劣勢に。
一つ、また一つと、強大な力の前に倒れる部族たち。
残った風の部族も既に疲労困憊。
後がない。
荒ぶる魔神に、猛威の飛来体に、部族たちが結託しようも圧倒的な力の差だった。
故に後がない。
ただし、後はないが彼らは遥か太古の後だった。
今よりも遥か太古。
この世界には三体の龍が跋扈し互いのテリトリーをけん制していた。
自然豊かだった世界は氷結を司る三体の龍に凌辱され、瞬く間に凍える世界へと変貌した。
絶滅を待つだけの知的生命体たちは縋った。大いなる者の存在を。
願いが届き、三体の龍は大いなる者に手によって封印。
――封印を解くな。
そう言ってこの世界を去っていく大いなる者を見届けた知的生命体は、この封印を守る担い手――氷結界と名乗り、語り継いでいく。
――そして今、封印は解かれた。
「■■■■■■■■」
「◆◆◆◆◆◆◆◆」
「▽△▽▲▼▲△▲」
圧倒的な力だった。
微笑を浮かべ羽虫を潰す様に部族を殺した魔神たちがいとも簡単に凍結し、粉々に壊される。
蠢く大地を思わせる程に増えた飛来体がいとも簡単に凍結され、粉砕される。
太古の戦いは辛くも原生生物たちが勝利し、再び三体の龍は封印された。
そして今現在。三体のうちの二体の龍は封印が解かれ、思い思いに世界の空気を吸っていた。
そのうちの一体であるグングニルは誇っていた。
「うわあああああああ!!」
「引けええええええ!! 動ける者は逃げろおおおおおお!!」
「我々が尻尾を巻いて逃げるだとッ!」
「命あっての物種だろうが!!」
突然現れ小粒程度の攻撃をしてくる黒い集団はなんだと。
少し遊んだだけで蜘蛛の子を散らす様に逃げるこの矮小な集団はなんだと。
微笑を浮かぶ魔神たちですら、蠢く蟲ですら遊びがいがあったものを、何とも弱き者だとグングニルは思った。
故に、圧倒的な自分の力に誇りを持ち、存在し続けている自分に酔いしれていた。
だがしかし、今自分を襲っているこの者たちはどうして……。と、グングニルは戸惑う。
「うおおおおおおおおおおお!! キングは俺だあああああ!!」
一踏みすれば大地が揺れるこの脚を持ち上げ跳ね返す、この者はなんだ。
「バランスを崩したな! ブラック・ソニックブーム!!」
身を焦がすような痙攣をおこす攻撃。この者はなんだ。
「更に縛るわよ! ローズ・バインド!!」
黒薔薇が生る蔓を巨体なこの身に巻き付ける攻撃。この者はなんだ。
「この尻尾はよろしくないよね! 痺れさせるよ! クローズ・スタン!!」
尾の感覚を麻痺させる攻撃。この者はなんだ。
「あの息吹は!」
「何でも凍らすインチキブレスが来るぞ!!」
「――させるかッ!! ――アサルト・フィスト!!」
魔神を砕いた顎をものの一撃で揺るがしたこの者はなんだ。
「やったぜ! 口の中でブレスが爆発して自滅してやがる!」
「優星が強くなってるね!」
「流石は俺のライバルだ」
「ッ翼が!? グングニルは飛ぶ気よ!」
「っく!」
「――俺を忘れるんじゃねええええええええ!!!!」
ズボアッ!!
「■■■■■■!?!?」
山を砕き、蠢く蟲を薙ぎ払った二振りの翼に穴をあけたこの者はなんだ。
――おかしいおかしいおかしいおかしい――
氷結界の龍 グングニル。
羽虫と睨んでいた矮小な小物にしてやられ、脳の処理が追いつかず自尊心を揺るがされる。
「グル■ル■ルル――」
魔神を裂いた爪は壊され顔面も所によって自傷により凍結。蟲を薙ぎ倒した尾は動かず、翼も思う様に動かない。
――認めよう。弱り果てた今ではこの羽虫が脅威なのだと。
恨めしく睨むグングニルの眼はしっかりと六人を捕らえていた。
戦闘に入ってから数十分。
「っは、っは、っは」
「ふー。ふー」
「きっつ」
「ふぅーしんどいねー」
西田、優星たちは体力の消耗が激しいと吐露。冷たい空気が肺を凍えさせる。
切り傷や擦り傷、軽い打撲とダメージを負ったものの、グングニルに多大なダメージを負わせたことに成功する六人。
国連部隊の犠牲で知りえた危険なブレス。それを未然に防げたおかげでなんとか戦える状況を作った。
肩で息をするも、確かな手応えを感じる六人。
このまま押し通せばこの龍をせる。
「――――■■■■■■」
しかし、物事は思い通りにはいかない。
「……なんか傷が治って……!」
「それだけじゃない!!」
「氷の膜がッ氷の鎧を纏っている!!」
浅い傷は時間を戻す様に回復。深い傷を守る様に氷の膜が張られ、四肢には氷の外殻が現れた。
「させるかよ!!」
まだ完全に強化完了していない今がチャンス。身体に雷を纏った西田メンバー。雷の如く突撃する。
「――ガアアアアア■■■■■■!!!!」
「――うわっ!?」
特大の咆哮。
可視化した空間の歪みができる程の咆哮が優星たちを襲い思わず耳を塞ぐ。
「――ぐはッ」
グングニルに迫っていた西田は咆哮の波に直撃。地面に叩きつけられる。
キー――――ン
「――――――ッ」
鼓膜が破れ、両耳から血が流れている。
何も聞こえない初めての感覚に呆然とする西田。その様子と負傷を目にした優星たちは驚愕しながらも西田に駆け寄った。
「西田メンバー!」
「……」
気配を感じた西田は振り向き、焦った顔の優星を見る。
あきらかに様子のおかしい仕草。
「聞こえていないわ。鼓膜の再生が間に合うか分からないけど、西田メンバーには離脱してもらわないと……」
当然の提案をだすアキラだったが、察した西田は首を横に振り否定。大丈夫だとサムズアップする。
「しかしッ――」
「ッ! ッ!! ンハエアー……」
サムズアップした指で後ろのグングニルを指し、西田はその指で首を斬るポーズをした。
「……なんで首を撫でるんだ?」
「それドラックス!? 今ボケるか!?」
西田の意志は固く揺ぎ無い決意の瞳をしていた。それを見た優星は仕方ないと首を縦に振り、西田と共に強化形態のグングニルを見た。
時を同じくして氷結界の里。
調査は恙なく進み、氷塊の瓦解作業にも着手していた。
「ここまで響いて来たヤバイ咆哮だったよなぁー。ノブさんたち大丈夫かなー」
「ノブさんも心配ですけど、はいコレ、空きのケースちょうだいッス」
「はいっと」
三井と調査班のメンバーは家屋に付着した粘膜を採取。
その時だった。
ズボッ!!
「でええええ!?」
「じ、地面から腕ええ!?」
二メートル離れた所に謎の腕が出現。
里の反対側では悲鳴と戦闘音が聞こえてきたのだった。
「カチカチカチカチ――」
地面から現れたのは、半透明な水晶の身体を持つ四つ足のモンスター。
「――戦闘はああああああん!!」
「キタキタキタキタ」
「カチカチカチカチ!!」
追いかけっこが始まった。
片方は異界から現れ、人の形をした魔神を操る生命体。
もう片方は宙から飛来し、おおよそ地上の生物とはかけ離れた身体を持つ生命体だった。
――この世界は我々の物だ。
奇しくも時を同じくして侵攻を進めた両陣営。
個の力が強い魔神たちは手の一振りで山を裂き、海が割れる。
数が物を言うと言わんばかりに分裂・増殖を繰り返した飛来体。圧倒的な物量で魔神を相手取る。
飛来体が魔神を溶かし、魔神が飛来体を蹴散らす。
昼夜問わず一切の妥協も無い猛攻の数々。侵攻対象のこの世界は徐々に悲鳴をあげていた。
だが両陣営の暴れっぷりを黙って見ているだけの原生生物はいないかった。
炎を操る部族が飛来体を蒸発させ、風を操る部族が魔神を裂く。
至高の剣技を持つ部族が魔神を刺し、氷を操る部族――氷結界の部族が飛来体を凍結させた。
魔神軍団VS飛来体VS原生生物。
三つ巴の争いは熾烈を極め、まごう事なき混沌を極めていた。
しかし、あまりの強暴さ、あまりの物量に、徐々に原生生物が劣勢に。
一つ、また一つと、強大な力の前に倒れる部族たち。
残った風の部族も既に疲労困憊。
後がない。
荒ぶる魔神に、猛威の飛来体に、部族たちが結託しようも圧倒的な力の差だった。
故に後がない。
ただし、後はないが彼らは遥か太古の後だった。
今よりも遥か太古。
この世界には三体の龍が跋扈し互いのテリトリーをけん制していた。
自然豊かだった世界は氷結を司る三体の龍に凌辱され、瞬く間に凍える世界へと変貌した。
絶滅を待つだけの知的生命体たちは縋った。大いなる者の存在を。
願いが届き、三体の龍は大いなる者に手によって封印。
――封印を解くな。
そう言ってこの世界を去っていく大いなる者を見届けた知的生命体は、この封印を守る担い手――氷結界と名乗り、語り継いでいく。
――そして今、封印は解かれた。
「■■■■■■■■」
「◆◆◆◆◆◆◆◆」
「▽△▽▲▼▲△▲」
圧倒的な力だった。
微笑を浮かべ羽虫を潰す様に部族を殺した魔神たちがいとも簡単に凍結し、粉々に壊される。
蠢く大地を思わせる程に増えた飛来体がいとも簡単に凍結され、粉砕される。
太古の戦いは辛くも原生生物たちが勝利し、再び三体の龍は封印された。
そして今現在。三体のうちの二体の龍は封印が解かれ、思い思いに世界の空気を吸っていた。
そのうちの一体であるグングニルは誇っていた。
「うわあああああああ!!」
「引けええええええ!! 動ける者は逃げろおおおおおお!!」
「我々が尻尾を巻いて逃げるだとッ!」
「命あっての物種だろうが!!」
突然現れ小粒程度の攻撃をしてくる黒い集団はなんだと。
少し遊んだだけで蜘蛛の子を散らす様に逃げるこの矮小な集団はなんだと。
微笑を浮かぶ魔神たちですら、蠢く蟲ですら遊びがいがあったものを、何とも弱き者だとグングニルは思った。
故に、圧倒的な自分の力に誇りを持ち、存在し続けている自分に酔いしれていた。
だがしかし、今自分を襲っているこの者たちはどうして……。と、グングニルは戸惑う。
「うおおおおおおおおおおお!! キングは俺だあああああ!!」
一踏みすれば大地が揺れるこの脚を持ち上げ跳ね返す、この者はなんだ。
「バランスを崩したな! ブラック・ソニックブーム!!」
身を焦がすような痙攣をおこす攻撃。この者はなんだ。
「更に縛るわよ! ローズ・バインド!!」
黒薔薇が生る蔓を巨体なこの身に巻き付ける攻撃。この者はなんだ。
「この尻尾はよろしくないよね! 痺れさせるよ! クローズ・スタン!!」
尾の感覚を麻痺させる攻撃。この者はなんだ。
「あの息吹は!」
「何でも凍らすインチキブレスが来るぞ!!」
「――させるかッ!! ――アサルト・フィスト!!」
魔神を砕いた顎をものの一撃で揺るがしたこの者はなんだ。
「やったぜ! 口の中でブレスが爆発して自滅してやがる!」
「優星が強くなってるね!」
「流石は俺のライバルだ」
「ッ翼が!? グングニルは飛ぶ気よ!」
「っく!」
「――俺を忘れるんじゃねええええええええ!!!!」
ズボアッ!!
「■■■■■■!?!?」
山を砕き、蠢く蟲を薙ぎ払った二振りの翼に穴をあけたこの者はなんだ。
――おかしいおかしいおかしいおかしい――
氷結界の龍 グングニル。
羽虫と睨んでいた矮小な小物にしてやられ、脳の処理が追いつかず自尊心を揺るがされる。
「グル■ル■ルル――」
魔神を裂いた爪は壊され顔面も所によって自傷により凍結。蟲を薙ぎ倒した尾は動かず、翼も思う様に動かない。
――認めよう。弱り果てた今ではこの羽虫が脅威なのだと。
恨めしく睨むグングニルの眼はしっかりと六人を捕らえていた。
戦闘に入ってから数十分。
「っは、っは、っは」
「ふー。ふー」
「きっつ」
「ふぅーしんどいねー」
西田、優星たちは体力の消耗が激しいと吐露。冷たい空気が肺を凍えさせる。
切り傷や擦り傷、軽い打撲とダメージを負ったものの、グングニルに多大なダメージを負わせたことに成功する六人。
国連部隊の犠牲で知りえた危険なブレス。それを未然に防げたおかげでなんとか戦える状況を作った。
肩で息をするも、確かな手応えを感じる六人。
このまま押し通せばこの龍をせる。
「――――■■■■■■」
しかし、物事は思い通りにはいかない。
「……なんか傷が治って……!」
「それだけじゃない!!」
「氷の膜がッ氷の鎧を纏っている!!」
浅い傷は時間を戻す様に回復。深い傷を守る様に氷の膜が張られ、四肢には氷の外殻が現れた。
「させるかよ!!」
まだ完全に強化完了していない今がチャンス。身体に雷を纏った西田メンバー。雷の如く突撃する。
「――ガアアアアア■■■■■■!!!!」
「――うわっ!?」
特大の咆哮。
可視化した空間の歪みができる程の咆哮が優星たちを襲い思わず耳を塞ぐ。
「――ぐはッ」
グングニルに迫っていた西田は咆哮の波に直撃。地面に叩きつけられる。
キー――――ン
「――――――ッ」
鼓膜が破れ、両耳から血が流れている。
何も聞こえない初めての感覚に呆然とする西田。その様子と負傷を目にした優星たちは驚愕しながらも西田に駆け寄った。
「西田メンバー!」
「……」
気配を感じた西田は振り向き、焦った顔の優星を見る。
あきらかに様子のおかしい仕草。
「聞こえていないわ。鼓膜の再生が間に合うか分からないけど、西田メンバーには離脱してもらわないと……」
当然の提案をだすアキラだったが、察した西田は首を横に振り否定。大丈夫だとサムズアップする。
「しかしッ――」
「ッ! ッ!! ンハエアー……」
サムズアップした指で後ろのグングニルを指し、西田はその指で首を斬るポーズをした。
「……なんで首を撫でるんだ?」
「それドラックス!? 今ボケるか!?」
西田の意志は固く揺ぎ無い決意の瞳をしていた。それを見た優星は仕方ないと首を縦に振り、西田と共に強化形態のグングニルを見た。
時を同じくして氷結界の里。
調査は恙なく進み、氷塊の瓦解作業にも着手していた。
「ここまで響いて来たヤバイ咆哮だったよなぁー。ノブさんたち大丈夫かなー」
「ノブさんも心配ですけど、はいコレ、空きのケースちょうだいッス」
「はいっと」
三井と調査班のメンバーは家屋に付着した粘膜を採取。
その時だった。
ズボッ!!
「でええええ!?」
「じ、地面から腕ええ!?」
二メートル離れた所に謎の腕が出現。
里の反対側では悲鳴と戦闘音が聞こえてきたのだった。
「カチカチカチカチ――」
地面から現れたのは、半透明な水晶の身体を持つ四つ足のモンスター。
「――戦闘はああああああん!!」
「キタキタキタキタ」
「カチカチカチカチ!!」
追いかけっこが始まった。
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