1 / 2
第1話 どうして教えてくれないの?
しおりを挟む
私の名前は河内ユミ、20歳で都内の大学に通っているの。私の彼氏は同じ大学の圭太って言って今は同棲中なの。でも最近圭太が私に対して冷たい。喧嘩もよくしている。
「圭太、昨日可愛い女の子と2人っきりで学校のカフェテリアでご飯食べてたよね」
「え、お前昨日友達とディズニー行くから大学休むって言ってなかった?」
「いやそれは来週の話ね。昨日は普通に学校あった。で、なんで女の子と一緒にいたのよ!」
「うっせぇな、俺の勝手だろ?別に良くね?」
「良くないわよ!最近好きって言ってくれないし…」
「はいはい、もう俺寝るから。話しかけてくんなよ」
「何よそれ!もう勝手にしなよ。私知らない!」
「はいはい、そりゃどうも」
いつもこんな感じなの。私はただ圭太の事が好きで、自分だけの圭太なのに、圭太は私のことを好きって言ってくれないし、他の女といるし、もう言っても仕方がないと思った。そして次の日…
「なあ、お前は俺の事どう思ってるの?」
「私は圭太の事が好き。だけど圭太は…」
「ああ、俺はお前の事がもう好きじゃない」
「え、なんでよ、なんでよ…」
「お前が悪いんだろ?俺がキスしようとしたら嫌がってきたり、Hなことしようとしたら今日は気分じゃないとか言って一回もしてくれなかったし、そりゃ他の女に行くわ!普通はそうだろ?」
「それは、まだ早いじゃない?」
「は?もう同棲しているんだし普通だろ?」
「いや、普通じゃない…周りのみんなもまだしていないし…」
「それは同棲していないからだろ?俺らは同棲しているんだからそれぐらい良いだろ!」
「今更好きでもないと思われている男としたくなんかない!結局は体目的なんでしょ!」
「そんなじゃねぇよ…そんなふうに思っていたのか。もういい、俺出て行く。荷物は全部やるよ。まず大学生で両方の親から貰った金で同棲している事自体がおかしいんだよ。じゃあな」
そういうと、圭太は私に何も言わせない速度で財布とスマホだけ持って出て行った。私も少し言い過ぎたとは思ったけど、私のせいじゃない!そう自分に言い聞かせていた。だけれど頭の傍らで圭太たやり直したいと思う自分がいた。私は友達のサキのもとへと向かった。
「ひどいと思わない?でもできるなら圭太とやり直したいの」
「そういう事ならママに相談しようか?」
「サキのお母さんに何かできるの?」
「私のママね、タイムトラベルに興味を持って今タイムトラベルができる機械を作るために研究しているの」
「私も研究に参加する!それで過去に戻って圭太とやり直すの!」
そうして私は過去に戻る為に研究を始めようとする。
第2話へ続く
「圭太、昨日可愛い女の子と2人っきりで学校のカフェテリアでご飯食べてたよね」
「え、お前昨日友達とディズニー行くから大学休むって言ってなかった?」
「いやそれは来週の話ね。昨日は普通に学校あった。で、なんで女の子と一緒にいたのよ!」
「うっせぇな、俺の勝手だろ?別に良くね?」
「良くないわよ!最近好きって言ってくれないし…」
「はいはい、もう俺寝るから。話しかけてくんなよ」
「何よそれ!もう勝手にしなよ。私知らない!」
「はいはい、そりゃどうも」
いつもこんな感じなの。私はただ圭太の事が好きで、自分だけの圭太なのに、圭太は私のことを好きって言ってくれないし、他の女といるし、もう言っても仕方がないと思った。そして次の日…
「なあ、お前は俺の事どう思ってるの?」
「私は圭太の事が好き。だけど圭太は…」
「ああ、俺はお前の事がもう好きじゃない」
「え、なんでよ、なんでよ…」
「お前が悪いんだろ?俺がキスしようとしたら嫌がってきたり、Hなことしようとしたら今日は気分じゃないとか言って一回もしてくれなかったし、そりゃ他の女に行くわ!普通はそうだろ?」
「それは、まだ早いじゃない?」
「は?もう同棲しているんだし普通だろ?」
「いや、普通じゃない…周りのみんなもまだしていないし…」
「それは同棲していないからだろ?俺らは同棲しているんだからそれぐらい良いだろ!」
「今更好きでもないと思われている男としたくなんかない!結局は体目的なんでしょ!」
「そんなじゃねぇよ…そんなふうに思っていたのか。もういい、俺出て行く。荷物は全部やるよ。まず大学生で両方の親から貰った金で同棲している事自体がおかしいんだよ。じゃあな」
そういうと、圭太は私に何も言わせない速度で財布とスマホだけ持って出て行った。私も少し言い過ぎたとは思ったけど、私のせいじゃない!そう自分に言い聞かせていた。だけれど頭の傍らで圭太たやり直したいと思う自分がいた。私は友達のサキのもとへと向かった。
「ひどいと思わない?でもできるなら圭太とやり直したいの」
「そういう事ならママに相談しようか?」
「サキのお母さんに何かできるの?」
「私のママね、タイムトラベルに興味を持って今タイムトラベルができる機械を作るために研究しているの」
「私も研究に参加する!それで過去に戻って圭太とやり直すの!」
そうして私は過去に戻る為に研究を始めようとする。
第2話へ続く
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説

【完結】仰る通り、貴方の子ではありません
ユユ
恋愛
辛い悪阻と難産を経て産まれたのは
私に似た待望の男児だった。
なのに認められず、
不貞の濡れ衣を着せられ、
追い出されてしまった。
実家からも勘当され
息子と2人で生きていくことにした。
* 作り話です
* 暇つぶしにどうぞ
* 4万文字未満
* 完結保証付き
* 少し大人表現あり

愛する貴方の心から消えた私は…
矢野りと
恋愛
愛する夫が事故に巻き込まれ隣国で行方不明となったのは一年以上前のこと。
周りが諦めの言葉を口にしても、私は決して諦めなかった。
…彼は絶対に生きている。
そう信じて待ち続けていると、願いが天に通じたのか奇跡的に彼は戻って来た。
だが彼は妻である私のことを忘れてしまっていた。
「すまない、君を愛せない」
そう言った彼の目からは私に対する愛情はなくなっていて…。
*設定はゆるいです。

ご安心を、2度とその手を求める事はありません
ポチ
恋愛
大好きな婚約者様。 ‘’愛してる‘’ その言葉私の宝物だった。例え貴方の気持ちが私から離れたとしても。お飾りの妻になるかもしれないとしても・・・
それでも、私は貴方を想っていたい。 独り過ごす刻もそれだけで幸せを感じられた。たった一つの希望
源/GEN
時丸亭ろくた
ファンタジー
大水害で妹を亡くした主人公の糸葉。しかし、その大水害は意図的に"源の力"という超能力で起きていたことがわかる。それを解明するため糸葉は様々な壁に立ち向かっていく!


拝啓、大切なあなたへ
茂栖 もす
恋愛
それはある日のこと、絶望の底にいたトゥラウム宛てに一通の手紙が届いた。
差出人はエリア。突然、別れを告げた恋人だった。
そこには、衝撃的な事実が書かれていて───
手紙を受け取った瞬間から、トゥラウムとエリアの終わってしまったはずの恋が再び動き始めた。
これは、一通の手紙から始まる物語。【再会】をテーマにした短編で、5話で完結です。
※以前、別PNで、小説家になろう様に投稿したものですが、今回、アルファポリス様用に加筆修正して投稿しています。

愛のゆくえ【完結】
春の小径
恋愛
私、あなたが好きでした
ですが、告白した私にあなたは言いました
「妹にしか思えない」
私は幼馴染みと婚約しました
それなのに、あなたはなぜ今になって私にプロポーズするのですか?
☆12時30分より1時間更新
(6月1日0時30分 完結)
こう言う話はサクッと完結してから読みたいですよね?
……違う?
とりあえず13日後ではなく13時間で完結させてみました。
他社でも公開

【完結】巻き戻りを望みましたが、それでもあなたは遠い人
白雨 音
恋愛
14歳のリリアーヌは、淡い恋をしていた。相手は家同士付き合いのある、幼馴染みのレーニエ。
だが、その年、彼はリリアーヌを庇い酷い傷を負ってしまった。その所為で、二人の運命は狂い始める。
罪悪感に苛まれるリリアーヌは、時が戻れば良いと切に願うのだった。
そして、それは現実になったのだが…短編、全6話。
切ないですが、最後はハッピーエンドです☆《完結しました》
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる