白い死神少女と彼岸花 ~元兵士の旅立ち~
齢90を超える不破誠二郎はあるとき、曾孫とのやり取りで昔のことに思いを寄せる。
日本が戦時下にあったころ、誠二郎は一兵士としてとある島で戦っていた。
仲間が次々と散っていく最中、誠二郎にも命の危機が迫ったとき、運命の出会いを果たす。
その人物は、自分のことを死神と名乗る白い少女だった。
これは時を越える愛と絆の物語。
「また会える日を楽しみにしているね」
日本が戦時下にあったころ、誠二郎は一兵士としてとある島で戦っていた。
仲間が次々と散っていく最中、誠二郎にも命の危機が迫ったとき、運命の出会いを果たす。
その人物は、自分のことを死神と名乗る白い少女だった。
これは時を越える愛と絆の物語。
「また会える日を楽しみにしているね」
あなたにおすすめの小説
【取り下げ予定】愛されない妃ですので。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃になんて、望んでなったわけではない。
国王夫妻のリュシアンとミレーゼの関係は冷えきっていた。
「僕はきみを愛していない」
はっきりそう告げた彼は、ミレーゼ以外の女性を抱き、愛を囁いた。
『お飾り王妃』の名を戴くミレーゼだが、ある日彼女は側妃たちの諍いに巻き込まれ、命を落としてしまう。
(ああ、私の人生ってなんだったんだろう──?)
そう思って人生に終止符を打ったミレーゼだったが、気がつくと結婚前に戻っていた。
しかも、別の人間になっている?
なぜか見知らぬ伯爵令嬢になってしまったミレーゼだが、彼女は決意する。新たな人生、今度はリュシアンに関わることなく、平凡で優しい幸せを掴もう、と。
*年齢制限を18→15に変更しました。
ラブ・ソングをあなたに
天川 哲
ライト文芸
人生なんて、何もうまくいかない
どん底に底なんてない、そう思っていた
──君に出会うまでは……
リストラ、離婚、借金まみれの中年親父と、歌うたいの少女が織り成す、アンバランスなメロディーライン
「きっと上手くなんていかないかもしれない。でも、前を向くしかないじゃない」
これは、あなたに
ラブ・ソングが届くまでの物語
春の記憶
宮永レン
ライト文芸
結婚式を目前に控えている星野美和には、一つだけ心残りがあった。
それは、遠距離恋愛の果てに別れてしまった元恋人――宝井悠樹の存在だ。
十年ぶりに彼と会うことになった彼女の決断の行方は……
完結 そんなにその方が大切ならば身を引きます、さようなら。
音爽(ネソウ)
恋愛
相思相愛で結ばれたクリステルとジョルジュ。
だが、新婚初夜は泥酔してお預けに、その後も余所余所しい態度で一向に寝室に現れない。不審に思った彼女は眠れない日々を送る。
そして、ある晩に玄関ドアが開く音に気が付いた。使われていない離れに彼は通っていたのだ。
そこには匿われていた美少年が棲んでいて……
おいで、イカロス
小槻みしろ
ファンタジー
――――「またがない」四翼(しよく)は、ろくなものにならない――――
その村のものは、皆一様に翼をもって生まれてきていた。
対翼(ついよく)は、生まれながらに背に一対の翼を持つ。
片翼で生まれ、ふたりで一対の翼となる四翼は、成人の儀にようやく一対の翼を得ることが出来る。
対翼の庇護と侮りの中に生きる四翼にとって、希望であり、試練であった。
ニアとトゥにとっても、それは例外ではなかった。
何からも自由になりたいとあがくお話です。
※エブリスタに載せていた小説を加筆修正して載せております。