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 なぜ、私がバドミントン部のインハイ予選のメンバーに選ばれたのかというとあの後部員たちで、インハイ予選のレギュラーメンバーをかけて部内戦が行われたんだけど、私の対戦相手が捻挫をし私の不戦勝、そのあとも、次々と私の対戦相手の子が体調を崩しだし、決勝は私と先輩の一騎打ちになり、私は先輩と激しいラリー戦になって、最終的には先輩のラケットが折れて、試合続行は厳しくなり、私がバドミントン部のインハイ予選のメンバーに選ばれたの。

 でも、後々先輩に「でも、先輩はいいんですか?最後のインハイですよね」と尋ねた。

 すると先輩は「私は決勝進出した時点でメンバー確定なのよ、だから決勝は、ちょっと弱気でやろうかなって思って・・・でも、まさかあんなに激しい打ち合いになるなんてね、私のラケットが折れるぐらいあんたの熱意が伝わったってことだよ・・・」と言った。


 それから数日がたち、私は先輩と一緒に遊びに来ていた、場所は当然秋葉原だ・・・秋葉には、いろんなアニメのグッズや、フィギア、それに漫画、プラモと私たちオタクにとっては夢のような場所だ。

 私たちは、いろんなアニメグッズを購入し次に本屋で、好きな作家のライトノベルも購入した。


 そして先輩と楽しそうに帰っていると「よっ、アニオタの楓」となつっしい声を聞いて振り返る。

 で、私は「ゲッ、拓哉・・・」と言い、その場所から去ろうとした。


 けど、「待てよ、お前さ、今バドミントン部に入ってるんだって?」と言われた

 「何よ、悪い」と返すと「悪くはねーけど・・・お前さんざん水泳部で悔しい思いしたのに、まだ、運動部で頑張るつもりかよ、次のインハイでたたきのめしてやるから覚悟しとけ!」と言われたの。

 そして家に帰ると先輩が「さっきの話ホント?」と言ってきたの。

 私は先輩に「うん、でもね中学で水泳はやめたんだよね肩を故障して、で医者からはしばらく激しい運動はするなって言われてたんだけけどでも、やっぱり、スポーツは好きだし、もう一回頑張ってみようかなって思ってバドミントン部に入ったの。
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