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正義
事件
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俺は川上という刑事であり、今は江本という18歳の高校生を追っている。
江本は昨日2人の子供を殺害して現在も行方をくらましており、我々も手を焼いている状況であった。
そんな中遂に進展があった。
D町で奴似た男が子供に話しかけている瞬間を目撃したという近所の方からの通報が入ったのであった。
今C町にいた俺は2分足らずで現場に着いた。
D町に着くとすぐに、15歳くらいの男の子と一緒に歩いている江本を発見したのであった。
不幸中の幸いというのはこのことかと感じた。
「すいません。少しお話をさせていただいてよろしいでしょうか」
と俺は警察手帳を見せながら言った。
すると、江本は子供をつかみナイフを突きつけ
「離れろ」と要求した。
すかさず距離をとり説得を試みることにした。
そのとき、子供は隙を見つけて江本の手から逃れた。
江本は子供を刺そうと追いかけた。
俺はその子を庇い変わりに刺された…
目が覚めると、どこか草原のような場所にいた。
目の前には執事のような男が立っていた。
「川上さんあなたは江本という男に刺殺されました。人生を延長しますか?」
執事は俺に向かってそう言い放った。
俺はその言葉を理解出来なかった。
「どういうことですか?」
口からはその言葉しか出てこなかった。
「あなたには選択肢が2つあります。このまま死を受け入れ成仏するか、3日間人生を延長するか」
「延長するのであれば、一つ条件があります」
「あなたを頂きます」と執事は言った。
江本は昨日2人の子供を殺害して現在も行方をくらましており、我々も手を焼いている状況であった。
そんな中遂に進展があった。
D町で奴似た男が子供に話しかけている瞬間を目撃したという近所の方からの通報が入ったのであった。
今C町にいた俺は2分足らずで現場に着いた。
D町に着くとすぐに、15歳くらいの男の子と一緒に歩いている江本を発見したのであった。
不幸中の幸いというのはこのことかと感じた。
「すいません。少しお話をさせていただいてよろしいでしょうか」
と俺は警察手帳を見せながら言った。
すると、江本は子供をつかみナイフを突きつけ
「離れろ」と要求した。
すかさず距離をとり説得を試みることにした。
そのとき、子供は隙を見つけて江本の手から逃れた。
江本は子供を刺そうと追いかけた。
俺はその子を庇い変わりに刺された…
目が覚めると、どこか草原のような場所にいた。
目の前には執事のような男が立っていた。
「川上さんあなたは江本という男に刺殺されました。人生を延長しますか?」
執事は俺に向かってそう言い放った。
俺はその言葉を理解出来なかった。
「どういうことですか?」
口からはその言葉しか出てこなかった。
「あなたには選択肢が2つあります。このまま死を受け入れ成仏するか、3日間人生を延長するか」
「延長するのであれば、一つ条件があります」
「あなたを頂きます」と執事は言った。
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