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第5話
目覚めちゃったら責任取ってよ!! 8
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「きゃああっ!! ま、まってっ!
アルバート様っ、まって!!
アタイ・・・アタイにそんな趣味はないよぉ~~~っ!!」
ナタリアの抵抗虚しくアルバートに手際よく縛られていく。
無理もない。ナタリアは女といえそんじょそこらの男には負けないだろう戦士だが、相手が悪すぎる。アルバートはナタリアよりも強い男戦士でも簡単にねじ伏せてしまうだろう。人並外れた長身でそれと感じさせないスタイルだが、実は普通の男性の2倍の筋量を有している。いくらナタリアでも所詮は女。アルバートにとっては文字通り赤子の手をひねるようなものだった。
「や、やんっ! ご、ごめんなさいっ!! ごめんなさいっ!!
もうしないからっ!! もうしないからっ!!」
ナタリアは経験したことがないようなアルバートの腕力に心をへし折られ、聞いたことがないような甘えた声をあげて許しを求めた。
(あ~あ・・・だめよぉ。そんな声出したら、アルバート様はますますやる気になるから・・・
彼、生粋のドSよ。)
チャームはナタリアの抵抗が逆にアルバートをやる気にさせていると指摘したが、その声は私以外には聞こえない。
助言はナタリアの耳に届くことはなく、ナタリアは15回の「ごめんなさい」を言ったときに縛り上げられてしまった。
「こ、こんな格好やだぁ~っ!!
ア、アルバート様ぁ~・・・許してよぉ・・・」
膝を屈した開脚状態で緊縛されるという屈辱的な体勢に半べそをかくナタリアはちょっと可愛かったけど、それよりも私とは違った縛り方をしている点を見るとこだわりを感じさせられる。
「ナタリア。君の性癖は村で見せた君の一党との情熱的な別れでわかる。
ローニャを危険にさらすわけにはいかない。これからは二人とも夜は大人しくしていなさい。」
アルバートは一仕事終えた後の達成感で満足した表情で言った。
「嘘だっ!! アルバート様は絶対にエッチな目的でアタイ達を縛ってるっ!!」
「そうよ! そうよ!
縛るのが目的ならこんないやらしい格好させる必要ないもんっ!!」
私達は抗議の声を上げたけど、アルバートは
「もともと捕縛術は犯罪者に屈辱を与えるためのもの。恥ずかしい恰好になるのは仕方がない。」と言って受け付けない。
そしていつも私にするようにナタリアと私を失神させるのでした・・・。
翌朝。朝日と小鳥のさえずりがいつも通り最悪の目覚めを俺に届けてくれる。
(ううっ・・・。お、俺・・・またこんないやらしい恰好で一晩過ごさせられてる・・・)
いつものこととはいえ、結構ショックなことではある。
でも・・・それがちょっと快感になっている部分は否定できない。
そして・・・
「ああ・・・。
やぁんっ・・・。な、縄目が敏感なところに食い込んで・・・
あ・・・あんっ!! ・・・ち、違う・・・アタイは・・・アタイはそんな女じゃないもんっ・・・。」
俺と並んで寝かされていたナタリアは悶えていた・・・。
かつて多くの女を侍らせた「お姉様」も朝日と共に新たな世界にお目ざめになられたようです。
アルバート様っ、まって!!
アタイ・・・アタイにそんな趣味はないよぉ~~~っ!!」
ナタリアの抵抗虚しくアルバートに手際よく縛られていく。
無理もない。ナタリアは女といえそんじょそこらの男には負けないだろう戦士だが、相手が悪すぎる。アルバートはナタリアよりも強い男戦士でも簡単にねじ伏せてしまうだろう。人並外れた長身でそれと感じさせないスタイルだが、実は普通の男性の2倍の筋量を有している。いくらナタリアでも所詮は女。アルバートにとっては文字通り赤子の手をひねるようなものだった。
「や、やんっ! ご、ごめんなさいっ!! ごめんなさいっ!!
もうしないからっ!! もうしないからっ!!」
ナタリアは経験したことがないようなアルバートの腕力に心をへし折られ、聞いたことがないような甘えた声をあげて許しを求めた。
(あ~あ・・・だめよぉ。そんな声出したら、アルバート様はますますやる気になるから・・・
彼、生粋のドSよ。)
チャームはナタリアの抵抗が逆にアルバートをやる気にさせていると指摘したが、その声は私以外には聞こえない。
助言はナタリアの耳に届くことはなく、ナタリアは15回の「ごめんなさい」を言ったときに縛り上げられてしまった。
「こ、こんな格好やだぁ~っ!!
ア、アルバート様ぁ~・・・許してよぉ・・・」
膝を屈した開脚状態で緊縛されるという屈辱的な体勢に半べそをかくナタリアはちょっと可愛かったけど、それよりも私とは違った縛り方をしている点を見るとこだわりを感じさせられる。
「ナタリア。君の性癖は村で見せた君の一党との情熱的な別れでわかる。
ローニャを危険にさらすわけにはいかない。これからは二人とも夜は大人しくしていなさい。」
アルバートは一仕事終えた後の達成感で満足した表情で言った。
「嘘だっ!! アルバート様は絶対にエッチな目的でアタイ達を縛ってるっ!!」
「そうよ! そうよ!
縛るのが目的ならこんないやらしい格好させる必要ないもんっ!!」
私達は抗議の声を上げたけど、アルバートは
「もともと捕縛術は犯罪者に屈辱を与えるためのもの。恥ずかしい恰好になるのは仕方がない。」と言って受け付けない。
そしていつも私にするようにナタリアと私を失神させるのでした・・・。
翌朝。朝日と小鳥のさえずりがいつも通り最悪の目覚めを俺に届けてくれる。
(ううっ・・・。お、俺・・・またこんないやらしい恰好で一晩過ごさせられてる・・・)
いつものこととはいえ、結構ショックなことではある。
でも・・・それがちょっと快感になっている部分は否定できない。
そして・・・
「ああ・・・。
やぁんっ・・・。な、縄目が敏感なところに食い込んで・・・
あ・・・あんっ!! ・・・ち、違う・・・アタイは・・・アタイはそんな女じゃないもんっ・・・。」
俺と並んで寝かされていたナタリアは悶えていた・・・。
かつて多くの女を侍らせた「お姉様」も朝日と共に新たな世界にお目ざめになられたようです。
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