魔王〜明けの明星〜

あとがき

あとがき

　ご愛読ありがとうございました。第100話を持ちまして魔王～明けの明星～最終回でございます。
　
　いやぁ～、正直相当しんどかったです。
　先月からの突然の大残業、鬼の休日出勤で執筆時間は睡眠時間を削るよりほかなく、睡眠3時間で仕事に向かう事も多かった修羅場の執筆活動でした。
　最終話を書き終えたばかりですけど頭痛と耳鳴りが酷く、ずっと「ぱあああ～～～～っ」という大音量の耳鳴りがしています。せめて一話3000文字以下にするべきでした。これからは絶対に一話2000～3000文字以内にしようと思います。でないとまた大残業の時に死にます。
　明日も仕事なので、速攻で寝ます。
　その前に主要登場人物の説明だけ。
　
　ラーマ・シュー
　本作主人公はお姫様らしいお姫様です。橋田壽賀子さんのドラマでガチのお嬢様言葉は万人に嫌われるという事は存じておりましたが、あえてそこを貫きました。
　妹と子供を作りたいという明けの明星の願望をかなえてあげるために転生したガブリエルの分霊と言う事でラーマと名付けました。マーラという女性名をついつい書いてしまうのが難点でした。


　アンナ・ラー
　ラーマを導くキャラとして設定しました。
　アンナとは聖母マリアの母の名前で、明けの明星がそうなるように育てたという設定です。

　ヴァレリオ・フォンターナ
　実は元々は彼を主人公に物語を考えていました。
　本来は戦争で降伏した王子が一族を救うために伝説の大弓を片手に過酷な戦場に出るという悲しいお話の主人公でした。

　明けの明星
　播州弁を使う美少年が大活躍するお話にする予定でしたが、連載途中でプロットを思い付きで変更してこうなりました。彼は最初、ラーマが分霊だとは気がついておらず、自分の父親のやり方をなぞってこの世界の支配者になろうと目論んでいました。文字数の関係で入れられなかった説明です。


　以上です。ご愛読ありがとうございました。
　よければ次回作もお付き合い願えれば幸いです。