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騎士の嫁は持て余す
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代表的な避妊方法はコンドームもどきになる。動物の皮や腸を使ったものだが、もちろん安全性も効果も期待できない。ゴム製も存在するが同じく粗悪だった。
それもあってか、この世界の性事情は退屈だ。オープンセックス、フリーセックスとは程遠く地位のある者ほど簡単にはいかない。オナニー用の道具が発達してるのかと思えばそうでもないし、どこで拗れたのか話題にしにくい事柄になっていた。
しかし、性欲をなくすなど無理な話。リナリアさんに近づいて腰を抱いただけで欲しがっているのが伝わってきた。
「私には主人が……」
こちらの胸を押してくる力は弱い。その手を取って耳元で囁く。
「寝室を見せてください」
「っ……」
騎士は国中から尊敬の眼差しを集める存在だ。その嫁となれば他の男へ簡単に身体を許すわけにはいかないのだろうが、絶対に逃さない。
「ずっと犯したいと思ってたんです。今日はデカ尻を無茶苦茶にしてあげますよ」
「んふっ!」
片手で尻をわし掴みにしてこれだ。リナリアさんは恥ずかし気に口元を押さえた。
「どうせ妊娠はしません。お互いに黙っていれば済みます」
罪悪感を減らす言葉を投げかけて尻を揉みながら寝室へ促す。今すぐに抱きたい、唇を奪いたいと耳元で囁き続ける。
リナリアさんの足が前に出てリビングを離れていく。その間も髪の毛に顔を埋め芳醇なメスの香りを嗅いだ。
「こんなドスケベな匂いをさせて、望んでたんですよね?」
「そんな、あっ!」
下腹に手を伸ばして指を沈み込ませた。子供を産んでいるのを感じさせない引き締まり方に、どう見られたいかが現れている気がしてくる。
焦らせることはせずリナリアさんの足取りに任せ、止まった先のドアを開けた。部屋にはひとりで寝るには大きいベッドが置かれ、壁際に各種キャビネットが並んでいる。正に寝室といった趣だ。
「こんなベッド、ひとりだと持て余していたでしょう?」
「やっぱり、こんなこと良くないです……」
「逃げようとしても無駄です。どんな手段を使ってでも犯すって決めました。リナリアさんは運が悪かっただけなんですよ。妊娠しなければ絶対にバレないです。何度も何度も何度も膣内射精して子宮内をザーメンで満たしますけど、安心してください。気持ち良くなって俺のことを忘れられなくなっても大丈夫、魔法薬屋の店主と客の間柄です。旦那さんとは違っていつでも会えます。明日も明後日も犯しましょう。リナリアさんの子宮が毎日俺のザーメンまみれになっても、避妊魔法薬の在庫はあるので心配しないでください。俺はあなたを寂しくなんてさせませんよ」
身体中を撫でてベッドの端に座らせる。リナリアさんの顔はすでに緩みきって犯されるのを待っていた。しかし、すぐにはしない。
「え? ……っ」
俺がベッドから離れると、リナリアさんは思わずといった様子で声を出して恥じ入るように俯いた。
その姿を気にせず壁際にあった腰高の棚をベッドの前に移動させ、持って来ていた魔導具を置く。
一方は立方体の形をしたキューブで、もう一方は円盤型のスタンドだ。どちらも手のひらサイズで古代級、つまりは古い技術が使われ現在では復元不可能な魔導具だった。
機能は映像の記録と再生。これを見つけたときには興奮したのを覚えている。ただ、キューブとスタンドはダンジョンの奥深くで見つかるタイプのレア物。結構な数を集めたが金がかかって仕方なかった。でもまあ、後悔はまったくしてなかった。
スタンドの上にキューブを置いて準備はできた。
「俺にリナリアさんのことを教えてもらえますか?」
「私の……?」
「質問をするので答えていただくだけで結構です。改めてお名前から年齢、家族構成や初体験に胸の大きさ、どうやって身体を慰めているのか色々聞かせてください」
最後のどう慰めているかという言葉にリナリアさんの視線が一瞬、キャビネットに移る。
「俺はリナリアさんだからこそ犯そうと思いました。端的に言えば惚れたんです。誰でも良かったわけではありません」
これは本音だった。服の上からでさえセックス好きする身体なのがわかり、ムラムラしてしまう。だというのにだ、仕事が忙しいのか知らないが旦那はろくに帰ってこないときた。本当に信じられない。
一度ベッドに近づいてリナリアさんの横に座った。
「できるだけ人となりを知って愛させてください。手荒な真似はしないし乱暴なこともしないです。望まれればその限りではないですけどね」
「あ……」
手を取って身体を寄せる。
「俺のものにならないのはわかっています。今だけ一時の間、情けをください。リナリアさんのことが好きで好きで、ほら」
勃起したチンコをズボンの上から触らせた。
「っ……!」
「俺を求めてください」
「でも……」
「お願いします。リナリアさんを愛していいですか?」
「私には……」
「俺がいます。本当の気持ちを聞かせてください」
顔を近づけてお互いの息がかかり合う距離。濡れた瞳が揺れている。
「リナリア、どうして欲しい?」
手に少し力を入れると目があった。
「んっ、あの……私を……愛してください」
それもあってか、この世界の性事情は退屈だ。オープンセックス、フリーセックスとは程遠く地位のある者ほど簡単にはいかない。オナニー用の道具が発達してるのかと思えばそうでもないし、どこで拗れたのか話題にしにくい事柄になっていた。
しかし、性欲をなくすなど無理な話。リナリアさんに近づいて腰を抱いただけで欲しがっているのが伝わってきた。
「私には主人が……」
こちらの胸を押してくる力は弱い。その手を取って耳元で囁く。
「寝室を見せてください」
「っ……」
騎士は国中から尊敬の眼差しを集める存在だ。その嫁となれば他の男へ簡単に身体を許すわけにはいかないのだろうが、絶対に逃さない。
「ずっと犯したいと思ってたんです。今日はデカ尻を無茶苦茶にしてあげますよ」
「んふっ!」
片手で尻をわし掴みにしてこれだ。リナリアさんは恥ずかし気に口元を押さえた。
「どうせ妊娠はしません。お互いに黙っていれば済みます」
罪悪感を減らす言葉を投げかけて尻を揉みながら寝室へ促す。今すぐに抱きたい、唇を奪いたいと耳元で囁き続ける。
リナリアさんの足が前に出てリビングを離れていく。その間も髪の毛に顔を埋め芳醇なメスの香りを嗅いだ。
「こんなドスケベな匂いをさせて、望んでたんですよね?」
「そんな、あっ!」
下腹に手を伸ばして指を沈み込ませた。子供を産んでいるのを感じさせない引き締まり方に、どう見られたいかが現れている気がしてくる。
焦らせることはせずリナリアさんの足取りに任せ、止まった先のドアを開けた。部屋にはひとりで寝るには大きいベッドが置かれ、壁際に各種キャビネットが並んでいる。正に寝室といった趣だ。
「こんなベッド、ひとりだと持て余していたでしょう?」
「やっぱり、こんなこと良くないです……」
「逃げようとしても無駄です。どんな手段を使ってでも犯すって決めました。リナリアさんは運が悪かっただけなんですよ。妊娠しなければ絶対にバレないです。何度も何度も何度も膣内射精して子宮内をザーメンで満たしますけど、安心してください。気持ち良くなって俺のことを忘れられなくなっても大丈夫、魔法薬屋の店主と客の間柄です。旦那さんとは違っていつでも会えます。明日も明後日も犯しましょう。リナリアさんの子宮が毎日俺のザーメンまみれになっても、避妊魔法薬の在庫はあるので心配しないでください。俺はあなたを寂しくなんてさせませんよ」
身体中を撫でてベッドの端に座らせる。リナリアさんの顔はすでに緩みきって犯されるのを待っていた。しかし、すぐにはしない。
「え? ……っ」
俺がベッドから離れると、リナリアさんは思わずといった様子で声を出して恥じ入るように俯いた。
その姿を気にせず壁際にあった腰高の棚をベッドの前に移動させ、持って来ていた魔導具を置く。
一方は立方体の形をしたキューブで、もう一方は円盤型のスタンドだ。どちらも手のひらサイズで古代級、つまりは古い技術が使われ現在では復元不可能な魔導具だった。
機能は映像の記録と再生。これを見つけたときには興奮したのを覚えている。ただ、キューブとスタンドはダンジョンの奥深くで見つかるタイプのレア物。結構な数を集めたが金がかかって仕方なかった。でもまあ、後悔はまったくしてなかった。
スタンドの上にキューブを置いて準備はできた。
「俺にリナリアさんのことを教えてもらえますか?」
「私の……?」
「質問をするので答えていただくだけで結構です。改めてお名前から年齢、家族構成や初体験に胸の大きさ、どうやって身体を慰めているのか色々聞かせてください」
最後のどう慰めているかという言葉にリナリアさんの視線が一瞬、キャビネットに移る。
「俺はリナリアさんだからこそ犯そうと思いました。端的に言えば惚れたんです。誰でも良かったわけではありません」
これは本音だった。服の上からでさえセックス好きする身体なのがわかり、ムラムラしてしまう。だというのにだ、仕事が忙しいのか知らないが旦那はろくに帰ってこないときた。本当に信じられない。
一度ベッドに近づいてリナリアさんの横に座った。
「できるだけ人となりを知って愛させてください。手荒な真似はしないし乱暴なこともしないです。望まれればその限りではないですけどね」
「あ……」
手を取って身体を寄せる。
「俺のものにならないのはわかっています。今だけ一時の間、情けをください。リナリアさんのことが好きで好きで、ほら」
勃起したチンコをズボンの上から触らせた。
「っ……!」
「俺を求めてください」
「でも……」
「お願いします。リナリアさんを愛していいですか?」
「私には……」
「俺がいます。本当の気持ちを聞かせてください」
顔を近づけてお互いの息がかかり合う距離。濡れた瞳が揺れている。
「リナリア、どうして欲しい?」
手に少し力を入れると目があった。
「んっ、あの……私を……愛してください」
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