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3章
2話 買い物
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「うーん。」
「お客様。どちらになさいます?」
「うーん。」
「アレックス何悩んでるんの?」
防具屋の前に立って唸っている私にレイピアが不思議そうに声を変えてきた。
「あのさ。この、鎧暑いんだ。重いし分厚いしなにせ砂に埋もれるし。だから軽いの買いたくて。付き合ってくれる?」
「いいけど。戦士が装備できる軽いものってなんだろう。あ、それなんてどう?」
「! 無理無理。どう見たって私が着れる服じゃない。」
レイピアおバカなの?服の露出高すぎ。スカートは短いし上は胸が隠れる程度しかない。
「あ、やっぱり。そうだよね。AAAだからね。」
「はぁ?違う!Bはあるし。」
「Bしかないの?」
「うるさい。」
「あ、これは?」
「それは人間が着る服じゃない。」
「え?可愛いよ。」
「どう見てもペット用じゃん。ちゃんと探してよ。」
「えー。じぁこれは?」
黒のへそ出しタンクトップに短パンと編みタイツ。露出もそこまで高くないし暑くもない。
「うん。あとこれも。」
「それ、いるの?」
「いるの。髪の毛まで私の火炎剣で燃えそうなんだもん。だから結いておかないと。」
「へー。」
「しかもレイピアの魔法で誤爆したら髪燃えちゃう。」
「誤爆したら結いてても燃えるでしょ。」
「いいの。」
「毎度ありー。」
「いい、買い物したなー。」
「私のおかげだな。」
「そうだけどそうじゃない。」
「どういう意味だよ。」
「気にしないでー。」
「お客様。どちらになさいます?」
「うーん。」
「アレックス何悩んでるんの?」
防具屋の前に立って唸っている私にレイピアが不思議そうに声を変えてきた。
「あのさ。この、鎧暑いんだ。重いし分厚いしなにせ砂に埋もれるし。だから軽いの買いたくて。付き合ってくれる?」
「いいけど。戦士が装備できる軽いものってなんだろう。あ、それなんてどう?」
「! 無理無理。どう見たって私が着れる服じゃない。」
レイピアおバカなの?服の露出高すぎ。スカートは短いし上は胸が隠れる程度しかない。
「あ、やっぱり。そうだよね。AAAだからね。」
「はぁ?違う!Bはあるし。」
「Bしかないの?」
「うるさい。」
「あ、これは?」
「それは人間が着る服じゃない。」
「え?可愛いよ。」
「どう見てもペット用じゃん。ちゃんと探してよ。」
「えー。じぁこれは?」
黒のへそ出しタンクトップに短パンと編みタイツ。露出もそこまで高くないし暑くもない。
「うん。あとこれも。」
「それ、いるの?」
「いるの。髪の毛まで私の火炎剣で燃えそうなんだもん。だから結いておかないと。」
「へー。」
「しかもレイピアの魔法で誤爆したら髪燃えちゃう。」
「誤爆したら結いてても燃えるでしょ。」
「いいの。」
「毎度ありー。」
「いい、買い物したなー。」
「私のおかげだな。」
「そうだけどそうじゃない。」
「どういう意味だよ。」
「気にしないでー。」
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