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初クエストその①らしい
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「すみません、このクエストを受けたいのですが・・・・」
「確認します・・・・・・・・大丈夫ですよ。直ぐに行きますか?」
「はい」
「では、受注の登録をしますね・・・・完了しました。あっ、先程ギルドマスターから貴方に渡して欲しい物があったそうなので渡しておきますね」
受付嬢から渡されたのはエメラルドのような宝石が複数個付いているブレスレットだ。
「何か特別のブレスレットだと思うのですが・・・・一応貰ってください」
「ありがとうございます」
「それでは、クエストクリアのために頑張ってください。いってらっしゃい♪」
とのことで、俺たちは受付を後にした。
『何だろうな。このブレスレット』
『何でしょうね?』
『取り敢えず《鑑定》してみるか』
『そうですね。では・・・・』
『『《鑑定》』』
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
アクセサリー名・ボックスブレスレット
耐久値・∞/∞
スキル・《アイテムボックス》
説明・《アイテムボックス》が付与されたブレスレット。無限にアイテムや武器等を入れることが可能。ただし、全く同じ物を入れる場合100個までと制限がある。空間の中は時間というものがないので、素材関係は絶対に腐らない。また、装備者から離れた場合は転移で装備者に戻る。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『・・・・凄いな』
『・・・・凄いですね』
何でシュワルダンがこんなのを持っていたんだ?ギルドマスターだからか?それとも・・・
『ま、まぁ折角良いのを貰ったんだから早速装備したらどうだ?』
『アル様がそう言うのなら・・・・』
リリィは、ボックスブレスレットを右手に装備した。
『似合いますか?』
『あぁ、とても似合ってるよ』
『えへへ。良かった』
おっ?今の笑顔めっちゃ可愛い。もっとその笑顔を見たい所だけど・・・・仕方ない今は後回しだ。
『よし、そろそろクエストに行こう。で、場所はどこだったけ?』
『再度クエストを見てみましたけど、西門の方にある【深い森】という場所らしいです』
『【深い森】か・・・・早速行こう』
俺たちは、ギルドを出て目的地【深い森】に向かった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
数十分位かけて俺たちは、【深い森】に着いた。【深い森】は、暗い緑色の木々が生えているなんとも不気味な場所である。
『この雰囲気・・・・魔物が沢山潜んでいそうですね、アル様』
『確かにな。立ち入りがたい場所ではあるがクエストをクリアするためにも入らないとな。行こう』
『はい』
俺たちは、【深い森】に進んだ。
森に入ると、不気味な雰囲気が更に増した。もう何と表現したら良いのか分からないくらいのが。
『クエストは、ゴブリンを5体討伐だったけか』
『そうです。特定のゴブリンを倒すわけでは無さそうなので多分どこでも良いのでしょう。魔物は、敵ですからね』
『まあな』
なんて、念話しながら暫く歩いていると早速1体目のゴブリンに遭遇した。《鑑定》をしてみると
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゴブリン lv.20 ♂
HP・580/580
MP・14/14
攻撃力・472
防御力・319
俊敏・130
スキル・《棍棒lv.13》
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
はあ!?ゴブリンがlv.20だと!?前に出会ったウルフたちは雰囲気からして妥当なlv.だったから納得できたけど・・・この世界の魔物のlv.の基準、どんだけ高いんだよ!!強さが全然分からねぇ!!・・・・・・・・・・・・・・・仕方ない
『リリィ、取り敢えず1振りでどれだけダメージを与えれるか試してくれ』
『分かりました』
リリィは、俺を鞘から取り出すとゴブリンに向かって走り出した。
「ハアァァァァァァッ!!」
ゴブリンが驚いている隙にリリィはゴブリンを縦に真っ二つにした。無論、HP全消しで。真っ二つにされたゴブリンは黒い灰と青い光になり地面に落ちた血を残して消えた。
『・・・・や、ヤバイな俺』
『流石、アル様です!!』
『俺が魔剣だからだと思うけどな』
『例えそう思っていたとしても、これはアル様のちゃんとした実力です!!』
・・・・リリィの思いには凄い重みがあって「じ~ん」と来てしまうな。嬉しい限りだ。
『勿論、リリィはその俺を扱えているんだからな。リリィの実力も入ってるよ』
『アル様に言って貰えて嬉しいです』
『そっか・・・・・・・・よし、このまま残りの4体も倒していこう!!』
『はい!!』
リリィは俺を持ち直し、2体目のゴブリンを探しに走り出した。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
1体目を倒した時間からあまり経っていないときに2体目のゴブリンを見つけた。念のため《鑑定》をしてみると
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ゴブリン lv.20 ♂
HP・580/580
MP・14/14
攻撃力・472
防御力・319
俊敏・ 130
スキル・《棍棒lv.13》 ・《察知lv.6》
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
うん。スキルが1つ増えているだけで後は変わらないな。
少し遠くから2体目のゴブリンを見ていると、俺たちに気づいたのか棍棒を振り回して俺たちの方に走ってきた。
『リリィ、どうする?』
『私の風魔法の強化をしたいと思うのですが』
『その方が良いな。それにしよう』
『ありがとうございます』
『ちなみに、何が発動出来るんだ?』
『以前に見せました[ストームカッター]の他に[ストームボム]、[スモールトルネード]、[バードスクリュー]の4つですね』
『成る程・・・・・・・・取り敢えず[バードスクリュー]を発動してみな』
『分かりました』
リリィは、魔法を発動させるための準備に入った。
何故[バードスクリュー]を発動させようとしているのかというと、ただ単に「見てみたい!!」という俺の好奇心があったから。
ゴブリンとの距離が狭まってきた所で、両手を目の前に広げて
「[バードスクリュー]!!」
魔法を唱えた瞬間、両手に魔法陣が出現しそこから鳥の形をした風が回転しながらゴブリンを襲った。
「グギャッ!?」
ゴブリンの腹に当たると更に回転を強めた。
ギュルルルルルルルルルルルッ!!
「ギギャァァァァァァァァァァッ!?」
回転が強まったためにゴブリンは目を大きく見開き苦しんだ。回転を強めた[バードスクリュー]はどんどん腹にめり込んでいき・・・・・
ドスンッ!!
ゴブリンの腹を貫通した。それも見事な円の形を作って。
「ぎ、ギャ・・・・ア・・・・」
ゴブリンは、1体目と同じく黒い灰と青い光を出して消えた。消えた瞬間、ゴブリンがたっていた場所に黒く光った石の様なものが地面に落ちた。
『何だこれ?』
『魔石ですね』
『魔石?』
『はい。魔物を倒したときに魔物がたまに落とすものです。様々な武器等に使われたり、クエストをしっかり行ってきたのかを確認するためにもなります』
『成る程。と言うことは今回のクエストはゴブリンの魔石を5個集めれば良いのか』
『そうですね。クエストの紙には書いてありませんでしたが恐らくアル様の言った通りだと思います』
『たまにしか落ちないから・・・・・・・・相当時間がかかるな。あまり沢山倒したくないのだけど』
『何故です?』
『魔物と言っても生物だからな。クエストとか1体目のときみたいに仕方ないことや余程のことがない限りは倒さないようにしようと考えてるんだ。何せ俺は〔慈愛の魔剣〕だからな』
『フフ♪そうでしたね』
『それよりも、1個目手に入ったからその魔石をブレスレットに入れてみて』
『分かりました』
残りの魔石を手に入れる前に、リリィは魔石をボックスブレスレットに入れるためにブレスレットのスキルを発動した。すると、ブレスレットの上に魔法陣が出現したと思うと魔法陣が変化し黒い球体になった。
『へえ、これが《アイテムボックス》のスキルか。思っていたのと少し違うな』
『私もです。もっと平べったいのかと』
『リリィ、それは移動出来るのか?』
『ちょっと待ってください』
リリィは、球体が移動出来るか試してみた。
『・・・・・・・・手のひらまでしか動かせません』
『それくらいなら良いや。早速入れてみな』
リリィは左手で魔石を持ち、右手の手のひらにある球体に近づけた。球体に触れたと思ったら接触する音がならずにスルッと中に入った。
『呆気ないな』
『こんなものですよ。むしろ音がある方が不思議です』
『それもそうだな。よし、魔石も入れたことだし残りの魔石も手に入れるぞ』
『はい!!』
リリィがブレスレットのスキル発動を止めて球体が消えたのを確認すると走り出した。
「確認します・・・・・・・・大丈夫ですよ。直ぐに行きますか?」
「はい」
「では、受注の登録をしますね・・・・完了しました。あっ、先程ギルドマスターから貴方に渡して欲しい物があったそうなので渡しておきますね」
受付嬢から渡されたのはエメラルドのような宝石が複数個付いているブレスレットだ。
「何か特別のブレスレットだと思うのですが・・・・一応貰ってください」
「ありがとうございます」
「それでは、クエストクリアのために頑張ってください。いってらっしゃい♪」
とのことで、俺たちは受付を後にした。
『何だろうな。このブレスレット』
『何でしょうね?』
『取り敢えず《鑑定》してみるか』
『そうですね。では・・・・』
『『《鑑定》』』
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アクセサリー名・ボックスブレスレット
耐久値・∞/∞
スキル・《アイテムボックス》
説明・《アイテムボックス》が付与されたブレスレット。無限にアイテムや武器等を入れることが可能。ただし、全く同じ物を入れる場合100個までと制限がある。空間の中は時間というものがないので、素材関係は絶対に腐らない。また、装備者から離れた場合は転移で装備者に戻る。
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『・・・・凄いな』
『・・・・凄いですね』
何でシュワルダンがこんなのを持っていたんだ?ギルドマスターだからか?それとも・・・
『ま、まぁ折角良いのを貰ったんだから早速装備したらどうだ?』
『アル様がそう言うのなら・・・・』
リリィは、ボックスブレスレットを右手に装備した。
『似合いますか?』
『あぁ、とても似合ってるよ』
『えへへ。良かった』
おっ?今の笑顔めっちゃ可愛い。もっとその笑顔を見たい所だけど・・・・仕方ない今は後回しだ。
『よし、そろそろクエストに行こう。で、場所はどこだったけ?』
『再度クエストを見てみましたけど、西門の方にある【深い森】という場所らしいです』
『【深い森】か・・・・早速行こう』
俺たちは、ギルドを出て目的地【深い森】に向かった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
数十分位かけて俺たちは、【深い森】に着いた。【深い森】は、暗い緑色の木々が生えているなんとも不気味な場所である。
『この雰囲気・・・・魔物が沢山潜んでいそうですね、アル様』
『確かにな。立ち入りがたい場所ではあるがクエストをクリアするためにも入らないとな。行こう』
『はい』
俺たちは、【深い森】に進んだ。
森に入ると、不気味な雰囲気が更に増した。もう何と表現したら良いのか分からないくらいのが。
『クエストは、ゴブリンを5体討伐だったけか』
『そうです。特定のゴブリンを倒すわけでは無さそうなので多分どこでも良いのでしょう。魔物は、敵ですからね』
『まあな』
なんて、念話しながら暫く歩いていると早速1体目のゴブリンに遭遇した。《鑑定》をしてみると
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ゴブリン lv.20 ♂
HP・580/580
MP・14/14
攻撃力・472
防御力・319
俊敏・130
スキル・《棍棒lv.13》
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はあ!?ゴブリンがlv.20だと!?前に出会ったウルフたちは雰囲気からして妥当なlv.だったから納得できたけど・・・この世界の魔物のlv.の基準、どんだけ高いんだよ!!強さが全然分からねぇ!!・・・・・・・・・・・・・・・仕方ない
『リリィ、取り敢えず1振りでどれだけダメージを与えれるか試してくれ』
『分かりました』
リリィは、俺を鞘から取り出すとゴブリンに向かって走り出した。
「ハアァァァァァァッ!!」
ゴブリンが驚いている隙にリリィはゴブリンを縦に真っ二つにした。無論、HP全消しで。真っ二つにされたゴブリンは黒い灰と青い光になり地面に落ちた血を残して消えた。
『・・・・や、ヤバイな俺』
『流石、アル様です!!』
『俺が魔剣だからだと思うけどな』
『例えそう思っていたとしても、これはアル様のちゃんとした実力です!!』
・・・・リリィの思いには凄い重みがあって「じ~ん」と来てしまうな。嬉しい限りだ。
『勿論、リリィはその俺を扱えているんだからな。リリィの実力も入ってるよ』
『アル様に言って貰えて嬉しいです』
『そっか・・・・・・・・よし、このまま残りの4体も倒していこう!!』
『はい!!』
リリィは俺を持ち直し、2体目のゴブリンを探しに走り出した。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
1体目を倒した時間からあまり経っていないときに2体目のゴブリンを見つけた。念のため《鑑定》をしてみると
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ゴブリン lv.20 ♂
HP・580/580
MP・14/14
攻撃力・472
防御力・319
俊敏・ 130
スキル・《棍棒lv.13》 ・《察知lv.6》
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うん。スキルが1つ増えているだけで後は変わらないな。
少し遠くから2体目のゴブリンを見ていると、俺たちに気づいたのか棍棒を振り回して俺たちの方に走ってきた。
『リリィ、どうする?』
『私の風魔法の強化をしたいと思うのですが』
『その方が良いな。それにしよう』
『ありがとうございます』
『ちなみに、何が発動出来るんだ?』
『以前に見せました[ストームカッター]の他に[ストームボム]、[スモールトルネード]、[バードスクリュー]の4つですね』
『成る程・・・・・・・・取り敢えず[バードスクリュー]を発動してみな』
『分かりました』
リリィは、魔法を発動させるための準備に入った。
何故[バードスクリュー]を発動させようとしているのかというと、ただ単に「見てみたい!!」という俺の好奇心があったから。
ゴブリンとの距離が狭まってきた所で、両手を目の前に広げて
「[バードスクリュー]!!」
魔法を唱えた瞬間、両手に魔法陣が出現しそこから鳥の形をした風が回転しながらゴブリンを襲った。
「グギャッ!?」
ゴブリンの腹に当たると更に回転を強めた。
ギュルルルルルルルルルルルッ!!
「ギギャァァァァァァァァァァッ!?」
回転が強まったためにゴブリンは目を大きく見開き苦しんだ。回転を強めた[バードスクリュー]はどんどん腹にめり込んでいき・・・・・
ドスンッ!!
ゴブリンの腹を貫通した。それも見事な円の形を作って。
「ぎ、ギャ・・・・ア・・・・」
ゴブリンは、1体目と同じく黒い灰と青い光を出して消えた。消えた瞬間、ゴブリンがたっていた場所に黒く光った石の様なものが地面に落ちた。
『何だこれ?』
『魔石ですね』
『魔石?』
『はい。魔物を倒したときに魔物がたまに落とすものです。様々な武器等に使われたり、クエストをしっかり行ってきたのかを確認するためにもなります』
『成る程。と言うことは今回のクエストはゴブリンの魔石を5個集めれば良いのか』
『そうですね。クエストの紙には書いてありませんでしたが恐らくアル様の言った通りだと思います』
『たまにしか落ちないから・・・・・・・・相当時間がかかるな。あまり沢山倒したくないのだけど』
『何故です?』
『魔物と言っても生物だからな。クエストとか1体目のときみたいに仕方ないことや余程のことがない限りは倒さないようにしようと考えてるんだ。何せ俺は〔慈愛の魔剣〕だからな』
『フフ♪そうでしたね』
『それよりも、1個目手に入ったからその魔石をブレスレットに入れてみて』
『分かりました』
残りの魔石を手に入れる前に、リリィは魔石をボックスブレスレットに入れるためにブレスレットのスキルを発動した。すると、ブレスレットの上に魔法陣が出現したと思うと魔法陣が変化し黒い球体になった。
『へえ、これが《アイテムボックス》のスキルか。思っていたのと少し違うな』
『私もです。もっと平べったいのかと』
『リリィ、それは移動出来るのか?』
『ちょっと待ってください』
リリィは、球体が移動出来るか試してみた。
『・・・・・・・・手のひらまでしか動かせません』
『それくらいなら良いや。早速入れてみな』
リリィは左手で魔石を持ち、右手の手のひらにある球体に近づけた。球体に触れたと思ったら接触する音がならずにスルッと中に入った。
『呆気ないな』
『こんなものですよ。むしろ音がある方が不思議です』
『それもそうだな。よし、魔石も入れたことだし残りの魔石も手に入れるぞ』
『はい!!』
リリィがブレスレットのスキル発動を止めて球体が消えたのを確認すると走り出した。
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