魔剣に転生した俺は美女冒険者と冒険したい

そな。

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魔物とついに・・・らしい

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『フヌヌヌヌヌッ!!~ふぅ。3ミリ上がったかな』

《念動》を使って台座から抜け出そうとするのに体内時計ならぬ剣内時計で約5時間?が経つのにまだ3ミリしか動かせてない。くそ~、何でこんなに隙間ない台座何ぞに入ってたんだ俺は。いくら魔力が沢山あり《魔力自動回復》があるからって、これじゃ無理ゲーみたいなものじゃねぇか。はぁ~、ちょっち休憩。精神的に疲れた。・・・・・・・しかし、この洞窟本当に静かだな。気配も感じないや。鼠くらいいないのかな?おぉ~いって聞こえるわけ無いか。タハハハ・・・・。さて、続きをしようかな。
ん?何だあれ?鑑定!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
デモンウルフ  lv.50(はぐれ)  ♂
HP・3000/3000
MP・2100/2100
攻撃力・2400
防御力・1800
俊敏    ・4500
スキル・なし
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

うおっ!!モンスター発見!!けど、強くねぇか、あのウルフ・・・・lv.50って。ヤバいな。倒そうかな?けどあいつはぐれだし・・・・・う~ん。ん?あのウルフ、どんどん近づいときているような・・・・・・・ってうおおおっ!?血相を変えて走ってきてる!?もしかして気づいた!?気づいたよね絶対!!もうこれは倒すしかない!!うん、決定。迎え撃ちます♪えぇっと、取り敢えず極大魔法で使えるのは


     インフェルノ    ・   ハイドロウェーブ  ・  ボルティングダンス
[極焔業火]・[激流豪水]・[雷鳴乱舞]・
・スクリュードラグナー  ・ ジャイアントゴーレム ・ エンジェルレイン
[暴風竜巻]・[剛山地王]・[天使矢雨]・
・デモンホール
[魔王闇球]

うん、文字配列がおかしいけど、濁点は上の文字に付いていることになっているのかな?まぁそんなことはどうでも良い。もうウルフが迫ってきてヤバいのでどれでも良いから使わせてもらおう。えぇっと、魔力を手は無いので代わりに目の前に集まるように流して・・・よし!!
   インフェルノ
『[極焔業火]!!』

魔法名を念じた途端、ウルフの直上に、ばかでかい炎球が出現しウルフにぶつかりもせずに大爆発を起こした。

ズドォォォォォォォオォォォォォォンッ!!

『ゴホッゴホッ』

ヤバすぎるだろ極大魔法!!あのウルフ跡形もなく焼ききっただじゃねえか!それにこの洞窟が狭かったせいで俺も巻き添えを食らったし・・・・・・・・狭いところで使うのは止めよう。ってそれよりも、この台座どれだけ丈夫何だよ!!ほんの少しの焼け跡しか無いだけで崩れてないじゃねえか!!一体、どんな作りをしてるんだこれ?鑑定!

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
慈愛の魔力アルバートの台座

創造神ユリーファによって作られた台座。極大魔法でも壊れない解除不可能な魔法がかけられている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

・・・・・・・・・・・・・あんの女神様!!何してくれてんだ!!折角、極大魔法で壊そうと考えが浮かんだのに・・・・トホホ。仕方ない、地道にするしかないか。

ー数10分後ー

くそ~、ムカつくな。魔法以外の衝撃で抜けないかな。いやいや、こんなこと考えている暇があるなら続けよう。

『フヌヌヌヌヌッ!!』

ズズズズッ、ズズズズッ、ズズズズッ・・・




念動を続けること、約12時間後・・・




『あ、後もう少し、もう少し~!!』

カキンッ!!

や~っと、抜けた!!っておっとと危ない危ない。少しでも気を緩くするとまた刺さってまた面倒なことになる。もうごめんだからな、念動を継続しないと。よし自由になれたことだし今は動く練習だな。えぇっと、念動はイメージでそこに動けるのだから前に進むイメージをすれば・・・・・・・・って

『ウオォォォォォォ!!速すぎた~!!』

イメージが強すぎて、とんでもない速さで前へ進んでしまった。俺は直ぐ様『止まって浮く』と言うイメージを強めて何とか壁に刺さらずに止まることが出来た。

『ふぅ~。と、止まった』

イメージの加減を気を付けないとな気を付けないとな。しかし、この洞窟あのウルフ以来本当に出てこないな。まぁ、あのウルフもはぐれだったからたまたまこの洞窟に迷い混んだだけなのだろうけど・・・・。取り敢えず、この洞窟を脱出しないとな。今度はイメージを軽くして軽くして、うん、このくらいで良いだろう。

俺は人間の歩くスピードで動いた。




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