幼馴染は策略家

優那

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温泉旅行

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「由衣、もっと動いてごらん」
 「無、理~~」
 「ほら」
と腰を突き上げる。
 由衣の中が締め付ける、堪らない。
 由衣を抱いてから欲求が止まらない。
 疲れているのもわかってるのに、我慢できない。
 「ごめんな、由衣」
 落ちてしまった由衣の中で動く。


 連休に大ちゃんと温泉にやって来た。
すごく良い旅館で、温泉も何種類もあり、食事も美味しいらしい。
 手を繋ぎながら歩く。
 美味しそうな、お饅頭にソフトクリーム、お煎餅もある。
 「全部食べたら、ご飯食べれなくなるぞ」
 「わかってる~」
でも、ソフトクリームは絶対食べたい。だって抹茶だもん~

 紅葉の季節だからとても綺麗だ。
 大ちゃんが飲み物を買いに行ってくれてる間に、足浴をしてみる。
 「あったかい~」
ほっこりする。
 「旅行ですか?」
 隣に男の人が座る。
 「はい」
 「良い季節ですよね」
 「そうですね」
 「俺一人旅なんですけど、お一人ですか?」
 「あっいえ、私は」
 「由衣!」
 「大ちゃん」
 「うちの妻が何か?」
 「あっ、いえっ、そのっ、すみません」
 恐縮しながら逃げて行った。
 「由衣、駄目じゃないか知らない男と」
 「変な人じゃなかったよ」
 「そういう事じゃない」
まったく由衣はちょっと目を離すとこれだ、男の目を引く事がわかってない。
 「今夜はお仕置きだな」
 「えっ!」





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