AI生成イラストで色々とやってみた

2つのAI生成イラストを比べてみる

　前回は【LEONARD】で作成をしてみようはかと話を振っていたが、【AIイラつく】ではどのようになるかを比較してみよう。
　メンツは前回の悪役令嬢ジャンヌと弓使いシャルル、そしてナイフ使いのタリアでいってみよう。
　まずはジャンヌだが、プロンプトの条件はほぼ一緒。
　生成されたのが下の彼女と

　彼女。

　青い騎士や金髪の部分は合っている。目の色は何故か赤い虹彩が入っているように見えるが、こちらはラノベ風味とかゲーム風味という感じかな。血なまぐさい世界観の新作には似合わないような。
　造形は悪くはない。
　
　さて、次の弓使いシャルルだが、こちらは大いに異存があるぞ。
　弓使いとプロンプトで打ってるのに、弓の姿が無いのですが……。
　代わりに何やらわからんものを武器にしているね。何処かのゲームで出てきているんじゃないか？　この雰囲気は……。
　これとか。

　これとか。

　やはりAIにも向き不向きはあるなって感想が出てくる。
　ネガティブプロンプトで極力、機械を無くしてくれというプロンプトを入れているが、無理矢理機械の雰囲気を入れたがっているように見える。
　このアプリは新作の雰囲気としては、柄にあってないというのが本音。けして中傷しているわけではない。向き不向きの問題かなとそういう話をしている。
　
　ナイフ使いのタリアも同様のプロンプトを入力したが、うーん(゜-゜)。
　武器を描くのは苦手分野かも知れないね。
　まあ、そういう自分自身も武器を描くのは苦手だからよく気持ちは判る。
　武器の変哲は想像以上に複雑である。

　このタリアは、街にいる時のいわゆる非戦闘時の姿と捉えると違和感は多少拭えるか……。

　こちらのタリアは恐怖感のようなものを感じるかな……。

　やはり向き不向きはあるんだなというのが確信に変わった。
　ラノベ感覚のもう少し平和な世界観なか活きそうなアプリだなと、それだけ確認できたのは良かったと言える。
　この絵に血なまぐさい戦いとか、血みどろシーン、スプラッターシーンは合わないし、可哀想でもあるし、こちらのアプリは別の作品に活かそうという結論が出た次第である。
　こんな娘達に血みどろシーンとか演じさせたくもないしね。
　
　新作の【悪役令嬢もの】は当該のいわゆるグロテスクなシーンが盛り込まれ、レーティングもR15でもヤバいシーンが盛り沢山である。
　だからといってあからさまな行為のシーンはあまりないかも知れないというジレンマも感じてはいるが、無理矢理、それを盛り込むのも違和感が生じる。
　ここは徐々にブラッシュアップという感じかなと分析してこの話はここで終える事にしよう。