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第九夜 共犯者の夜
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亜美さんのメイド服を脱がせるのすら面倒に感じた俺は近くのソファに亜美さんの上半身を預けさせて、お尻を突きだすように頼む。
彼女の白いパンティーからは、美味しそうな蜜が零れて、濡れに濡れている。
そのパンティーを足首まで下ろして、俺は指で弄って粘着質な音を立てて興奮を煽った。
「アアッ…アアッ…アアッ! 気持ちいい──指が絡んで、グチョグチョにして──!」
「君もあの地下室で興奮していたんだね──俺と一緒──君も淫らな女性だ」
「そ、そうなの……私ね──好きなの、男性とのセックスが」
「もっと濡れて、愛の蜜をたっぷり零して……亜美さん。俺もこれで触ってあげる──」
俺は分身を取り出すと入るか入らないかの瀬戸際に当てて、微妙な快感を与える。
ゆっくりと擦ると亜美さんが喘ぐ。
亜美さんの腰がゆっくりと揺れ始める。
こんなにじっくりと焦らすのも悪くない──。
ほんの少し入れるとすぐに抜く、それを繰り返すとだんだんお互いの興奮が高まってきた。
まるで呼応するように息を荒くして、お互いに腰を揺らして、リズミカルに揺れる共犯者達。
やがて、象徴は花びらの中へグッ──と入り奥で暴れ始めた。
それに伴い異様な興奮と──背徳感が、俺達を掻き立てて、もう止まらない。
「アッ! アッ! ハァッ! そうなの……松下様! 松下様ぁ! 激しく燃えてみせて!」
「すごいよ……気持ちいいよ」
「腰を回して、中をかき混ぜて」
「いくよ」
「あハァ! それ──気持ちいい! 松下様は気持ちいいですか?」
「ああ──とても素敵だ。素敵な共犯者の夜だ──」
俺も満たされていくのが判る──。
あの美酒など無くても充分過ぎるくらいに快楽を感じる──!
ああ──素敵だ、亜美さんの乱れる姿。
花びらだけ露出した恰好だけでも美しいよ。
後ろから攻められる亜美さんは硝子の窓に上半身を押し付け、ソファの上で腰を突き出し、俺を受け入れて喘ぐ。
照明はあるから外から観ようと思えば観られる。だけど、この周辺には他に洋館は無いので、周囲の人が通ってそれを目撃する事も無い。
残念だな──今ならとても扇情的な光景が観られるのに──。
俺の顔も恍惚としているのだろうか──。
今までの中でも特に歓びが大きい──。
それは命令でさせられている行為じゃないからだ──自ら選んだ行為なんだ──。
何て気持ち良さなんだ──。
腰の速さを一定にしないで、遅くしたり、不規則に速くしたり──。
快感が違うんだ。
亜美さんの喘ぐ声も遅いと色っぽいため息をして、顔を赤らめる。
速くすると叫声になって──それが下品に聞こえないんだ。
お尻を手で柔らかく撫でる。
挿し込んでいる所へ別の刺激を与えてみる。
花の芯を指で優しく擦ってあげると──。
「それ──! 凄くいいです──優しく擦って──私も胸を触ります」
片手で窓に寄りかかりながら服の上から乳首を弄り出す亜美さん。
そこは服の上からでも摘める程に興奮して勃起していた様子だ。
「いや──こんなに尖ってる──でも気持ちいい──」
しばらく指で花の芯を弄る事にした。
象徴を休ませるにも一役買う。
そこからは愛が濡れに濡れてソファに零れて落ちそうなくらいに濡れている──。
ぬちゃぬちゃといやらしい音が聞こえた。
指に絡まるそれを観ると透明な粘着液がつうっ──と糸を引いている。
一度、指と言葉で、亜美さんを絶頂させてみようかな──。
「亜美の花びらから愛の蜜がすごいよ──ほら、指を見てごらん──? 全部、亜美の愛だ──」
「こんなに──アンッ…アンッ……」
「いやらしいメイドさんだね──。でも好きだよ──俺は」
「何? ──内側から凄いのが押し寄せて──」
(私──もしかして──こうやって言葉で虐められるのが感じるのかしら──? 凄い快感を感じる──)
「アアッ──どうして──もっといじめて」
「ほら──亜美。どうした? 自分で腰を動かさないのかい?」
彼女は言われるがままに自分から腰を動かし、だんだん、熱くなっていく──。
彼女の熱が、愛が今にも迸りそうなくらいに、花びらからは蜜が零れてソファへ落ちている──。
凄い量だ──真っ白な液体が花びらから溢れるくらいに、今、亜美さんは、この快楽に夢中なんだね──。
可愛いよ──そろそろ俺も逝かせてあげる。
俺もまた腰を動かした。
速く、優しく、抉るように──。
お互いが、また異様な興奮に包まれて──俺も時がきた──。
「亜美──亜美! 俺、俺……! 逝きそうだ!」
「アアッ! アウッ! 松下様ぁ──っ!!」
二人して叫び、怒涛の勢いで絶頂に昇る。
亜美さんのその顔は、けして鮎川家の人には見せない歓びに満ちた、美しい顔だった──。
すると突然、カラクリが動いた。
地下室から鮎川家の女性が上がってきたんだ。
まずい──余韻に浸ってしまっている亜美さんを起こさないと──!
「亜美さん! 亜美さん! この部屋から去りましょう──奥様か、お嬢様が、来ています」
ダメだ──微睡み始めている──。
カラクリ扉が開くと、そこから出てきたのは直美様だった──。
彼女は微睡む亜美の姿と俺の少し服が乱れた恰好を観て──怪訝な表情をする。
百戦錬磨の彼女なら俺達が何をしていたのか──すぐに解った──。
直美様は少し怒りを込めて言葉を口にした。
「松下さん。メイドにちょっかい出すとは、あなたも偉くなったものよね──?」
俺はまた背中に冷たい汗が流れるのを感じた──。
彼女の白いパンティーからは、美味しそうな蜜が零れて、濡れに濡れている。
そのパンティーを足首まで下ろして、俺は指で弄って粘着質な音を立てて興奮を煽った。
「アアッ…アアッ…アアッ! 気持ちいい──指が絡んで、グチョグチョにして──!」
「君もあの地下室で興奮していたんだね──俺と一緒──君も淫らな女性だ」
「そ、そうなの……私ね──好きなの、男性とのセックスが」
「もっと濡れて、愛の蜜をたっぷり零して……亜美さん。俺もこれで触ってあげる──」
俺は分身を取り出すと入るか入らないかの瀬戸際に当てて、微妙な快感を与える。
ゆっくりと擦ると亜美さんが喘ぐ。
亜美さんの腰がゆっくりと揺れ始める。
こんなにじっくりと焦らすのも悪くない──。
ほんの少し入れるとすぐに抜く、それを繰り返すとだんだんお互いの興奮が高まってきた。
まるで呼応するように息を荒くして、お互いに腰を揺らして、リズミカルに揺れる共犯者達。
やがて、象徴は花びらの中へグッ──と入り奥で暴れ始めた。
それに伴い異様な興奮と──背徳感が、俺達を掻き立てて、もう止まらない。
「アッ! アッ! ハァッ! そうなの……松下様! 松下様ぁ! 激しく燃えてみせて!」
「すごいよ……気持ちいいよ」
「腰を回して、中をかき混ぜて」
「いくよ」
「あハァ! それ──気持ちいい! 松下様は気持ちいいですか?」
「ああ──とても素敵だ。素敵な共犯者の夜だ──」
俺も満たされていくのが判る──。
あの美酒など無くても充分過ぎるくらいに快楽を感じる──!
ああ──素敵だ、亜美さんの乱れる姿。
花びらだけ露出した恰好だけでも美しいよ。
後ろから攻められる亜美さんは硝子の窓に上半身を押し付け、ソファの上で腰を突き出し、俺を受け入れて喘ぐ。
照明はあるから外から観ようと思えば観られる。だけど、この周辺には他に洋館は無いので、周囲の人が通ってそれを目撃する事も無い。
残念だな──今ならとても扇情的な光景が観られるのに──。
俺の顔も恍惚としているのだろうか──。
今までの中でも特に歓びが大きい──。
それは命令でさせられている行為じゃないからだ──自ら選んだ行為なんだ──。
何て気持ち良さなんだ──。
腰の速さを一定にしないで、遅くしたり、不規則に速くしたり──。
快感が違うんだ。
亜美さんの喘ぐ声も遅いと色っぽいため息をして、顔を赤らめる。
速くすると叫声になって──それが下品に聞こえないんだ。
お尻を手で柔らかく撫でる。
挿し込んでいる所へ別の刺激を与えてみる。
花の芯を指で優しく擦ってあげると──。
「それ──! 凄くいいです──優しく擦って──私も胸を触ります」
片手で窓に寄りかかりながら服の上から乳首を弄り出す亜美さん。
そこは服の上からでも摘める程に興奮して勃起していた様子だ。
「いや──こんなに尖ってる──でも気持ちいい──」
しばらく指で花の芯を弄る事にした。
象徴を休ませるにも一役買う。
そこからは愛が濡れに濡れてソファに零れて落ちそうなくらいに濡れている──。
ぬちゃぬちゃといやらしい音が聞こえた。
指に絡まるそれを観ると透明な粘着液がつうっ──と糸を引いている。
一度、指と言葉で、亜美さんを絶頂させてみようかな──。
「亜美の花びらから愛の蜜がすごいよ──ほら、指を見てごらん──? 全部、亜美の愛だ──」
「こんなに──アンッ…アンッ……」
「いやらしいメイドさんだね──。でも好きだよ──俺は」
「何? ──内側から凄いのが押し寄せて──」
(私──もしかして──こうやって言葉で虐められるのが感じるのかしら──? 凄い快感を感じる──)
「アアッ──どうして──もっといじめて」
「ほら──亜美。どうした? 自分で腰を動かさないのかい?」
彼女は言われるがままに自分から腰を動かし、だんだん、熱くなっていく──。
彼女の熱が、愛が今にも迸りそうなくらいに、花びらからは蜜が零れてソファへ落ちている──。
凄い量だ──真っ白な液体が花びらから溢れるくらいに、今、亜美さんは、この快楽に夢中なんだね──。
可愛いよ──そろそろ俺も逝かせてあげる。
俺もまた腰を動かした。
速く、優しく、抉るように──。
お互いが、また異様な興奮に包まれて──俺も時がきた──。
「亜美──亜美! 俺、俺……! 逝きそうだ!」
「アアッ! アウッ! 松下様ぁ──っ!!」
二人して叫び、怒涛の勢いで絶頂に昇る。
亜美さんのその顔は、けして鮎川家の人には見せない歓びに満ちた、美しい顔だった──。
すると突然、カラクリが動いた。
地下室から鮎川家の女性が上がってきたんだ。
まずい──余韻に浸ってしまっている亜美さんを起こさないと──!
「亜美さん! 亜美さん! この部屋から去りましょう──奥様か、お嬢様が、来ています」
ダメだ──微睡み始めている──。
カラクリ扉が開くと、そこから出てきたのは直美様だった──。
彼女は微睡む亜美の姿と俺の少し服が乱れた恰好を観て──怪訝な表情をする。
百戦錬磨の彼女なら俺達が何をしていたのか──すぐに解った──。
直美様は少し怒りを込めて言葉を口にした。
「松下さん。メイドにちょっかい出すとは、あなたも偉くなったものよね──?」
俺はまた背中に冷たい汗が流れるのを感じた──。
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