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浮気用会話代行サービス
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A氏は、ベッドの上。
出張中、バーで知り合った、
20代の女と楽しんでいる最中だった。
なんと言っても、
遊ばれているという感覚がたまらなかった。
遊ばれていて、遊んでもいるのだ。
色々なものが搾り取られていく。
A氏は興奮していた。
長い髪、潤んだ瞳、桃色の頬、
柔らかい彼女の、
ありとあらゆるところが揺れている。
あともう少しでというところで、
妻からだろう。枕元の携帯が鳴る。
一昔前なら、挿れているものを、
大慌てで抜き出し、
服を着て、電話に出るところだが、
その必要はなかった。
「浮気用会話代行サービス」
AIが勝手に完璧なアリバイを導き出し、
A氏のフリをして喋ってくれて、
後で会話の内容を
リストにしてまとめてくれるサービス。
A氏はうろたえることなく、
続きを楽しんだ。
その少し前、A氏の家。
妻がベッドで、
ひょんなことから知り合った
男の相手をしていると、
自動で勝手に、携帯電話が発信される。
「確かに出張中、
電話ひとつもしないのはおかしいわね。」
そう言うと彼女は、男の上に乗り…
便利なサービスだが、
この場合、一体誰と誰が
会話をしているのだろうか。
出張中、バーで知り合った、
20代の女と楽しんでいる最中だった。
なんと言っても、
遊ばれているという感覚がたまらなかった。
遊ばれていて、遊んでもいるのだ。
色々なものが搾り取られていく。
A氏は興奮していた。
長い髪、潤んだ瞳、桃色の頬、
柔らかい彼女の、
ありとあらゆるところが揺れている。
あともう少しでというところで、
妻からだろう。枕元の携帯が鳴る。
一昔前なら、挿れているものを、
大慌てで抜き出し、
服を着て、電話に出るところだが、
その必要はなかった。
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A氏はうろたえることなく、
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その少し前、A氏の家。
妻がベッドで、
ひょんなことから知り合った
男の相手をしていると、
自動で勝手に、携帯電話が発信される。
「確かに出張中、
電話ひとつもしないのはおかしいわね。」
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この場合、一体誰と誰が
会話をしているのだろうか。
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