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第六十六話 ありがとう
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「そんなことはねえよ。切り札使わなければやばかったし、その結果このざまさ。タケシが来なければ俺は死んでた。助かったよ。ありがとう」
「いえ、礼を言うのは俺の方です。貴重なアイテム使ってまで俺らのことを逃がしてくれてありがとうございます」
「気にするな。俺が勝手にやったことだ。それより、話は変わるが、お前はすごいよ。自分と相性が悪いギターノを何度も投げ続けて、最後は連続の張り手か?それでギターノを倒しちまったんだからな」
「いえ、カンタロウさんから豚の魔族のことを聞いていたので、それを信じてやっただけです」
「そっか、カンタロウさんか・・・・・・」
「やっぱり、カンタロウさんと面識あるんですか?」
「門番やってる人だぞ?嫌でも、面識持つさ」
「ですよね~。その上面倒見もいいし」
「・・・・・・だな」
「多分、あと少ししたらカンタロウさん達が来ると思うので」
「わかった」
「ちなみに若い奴隷十人飼ってる話は嘘なんですよね?」
「当たり前だ。俺がそんなことをするように見えるか?」
「見えないです」
「だろ?」
「でも、あの崩れた洞窟の所有者なんですよね?」
「あれは、クエストの報酬のおまけでいただいたものだ」
「えっ!そんなことあるんですか?」
「あるんだな。俺も驚いたぜ。まあ、使い道に困っていたから敵を一網打尽にするために罠を仕掛けてあったんだ。まあ、上手くはいかなかったが」
「そんなことはないですよ。そのおかげで俺らは助かりましたし」
「そっか。そう言ってくれるとありがたいよ」
「そういえば、なんで俺の名前知ってたんですか?」
「ああ、それはカンタロウさんから話を聞いてたからな。上半身裸で褌のような廻しというのを身に着けてるってな。一目見てわかったよ」
「そうですか・・・・・・」
「ちなみにタケシはいくつだ?」
「俺は二十ですけど」
「そっか、俺は二十一だ」
「やっぱり、年上だったんですね」
「あと、さん付けじゃなくてヒロキでいい。それから敬語はよしてくれ」
「・・・・・・わかった」
「いえ、礼を言うのは俺の方です。貴重なアイテム使ってまで俺らのことを逃がしてくれてありがとうございます」
「気にするな。俺が勝手にやったことだ。それより、話は変わるが、お前はすごいよ。自分と相性が悪いギターノを何度も投げ続けて、最後は連続の張り手か?それでギターノを倒しちまったんだからな」
「いえ、カンタロウさんから豚の魔族のことを聞いていたので、それを信じてやっただけです」
「そっか、カンタロウさんか・・・・・・」
「やっぱり、カンタロウさんと面識あるんですか?」
「門番やってる人だぞ?嫌でも、面識持つさ」
「ですよね~。その上面倒見もいいし」
「・・・・・・だな」
「多分、あと少ししたらカンタロウさん達が来ると思うので」
「わかった」
「ちなみに若い奴隷十人飼ってる話は嘘なんですよね?」
「当たり前だ。俺がそんなことをするように見えるか?」
「見えないです」
「だろ?」
「でも、あの崩れた洞窟の所有者なんですよね?」
「あれは、クエストの報酬のおまけでいただいたものだ」
「えっ!そんなことあるんですか?」
「あるんだな。俺も驚いたぜ。まあ、使い道に困っていたから敵を一網打尽にするために罠を仕掛けてあったんだ。まあ、上手くはいかなかったが」
「そんなことはないですよ。そのおかげで俺らは助かりましたし」
「そっか。そう言ってくれるとありがたいよ」
「そういえば、なんで俺の名前知ってたんですか?」
「ああ、それはカンタロウさんから話を聞いてたからな。上半身裸で褌のような廻しというのを身に着けてるってな。一目見てわかったよ」
「そうですか・・・・・・」
「ちなみにタケシはいくつだ?」
「俺は二十ですけど」
「そっか、俺は二十一だ」
「やっぱり、年上だったんですね」
「あと、さん付けじゃなくてヒロキでいい。それから敬語はよしてくれ」
「・・・・・・わかった」
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