63 / 72
第六十三話 付与
しおりを挟む
あれ?もしかして、ここ地上か?でも、俺は確かに地中にいたはず・・・・・・。
「どうやら、なんで自分がここにいるのかがわからないようだな」
もしかして、こいつが何かやったのか?
「おい!これはどういうことだ!なんで、俺はここに⁉」
「お前に着いてる廻し──矯正廻しっていう魔法技によるもんなんだが、最近レベルが上がって新たな効果が付与されたんだ」
「新たな効果?」
「ああ。矯正廻しを着けられた奴はどこにいても、俺の約半径一メートルの所に呼び寄せることができるんだ・・・・・・それより──」
「は!」
「俺、言ったよな?地中潜りで逃げたら、容赦しないって」
「待ってくれ!頼む!もう二度と悪さしねえから!なあ?」
「約束は約束だ。覚悟しろ」
タケシが手に風を纏わせ構える。
ギターノがニヤリと笑う。
岩化!
ギターノは全身の皮膚を岩化させる。
これも誰かに触れられてるとできなかったから、奴が手を離してて助かったぜ。いくら風魔法が付与されていても、岩のように硬い俺の皮膚にダメージを与えることはできまい・・・・・・。
タケシはギターノの廻しを掴む。
「どうやら、なんで自分がここにいるのかがわからないようだな」
もしかして、こいつが何かやったのか?
「おい!これはどういうことだ!なんで、俺はここに⁉」
「お前に着いてる廻し──矯正廻しっていう魔法技によるもんなんだが、最近レベルが上がって新たな効果が付与されたんだ」
「新たな効果?」
「ああ。矯正廻しを着けられた奴はどこにいても、俺の約半径一メートルの所に呼び寄せることができるんだ・・・・・・それより──」
「は!」
「俺、言ったよな?地中潜りで逃げたら、容赦しないって」
「待ってくれ!頼む!もう二度と悪さしねえから!なあ?」
「約束は約束だ。覚悟しろ」
タケシが手に風を纏わせ構える。
ギターノがニヤリと笑う。
岩化!
ギターノは全身の皮膚を岩化させる。
これも誰かに触れられてるとできなかったから、奴が手を離してて助かったぜ。いくら風魔法が付与されていても、岩のように硬い俺の皮膚にダメージを与えることはできまい・・・・・・。
タケシはギターノの廻しを掴む。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
4
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる