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第五十七話 代償
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もうここまでか・・・・・・最後の切り札がこうもあっさり防がれ、両腕がこのザマ・・・・・・その上、身体も動かねえ・・・・・・
「ふっ」
「おい、何笑ってやがる」
「・・・・・・いや、そんな無駄なことしなくてもよかったのによぉと思ってよ」
「ああ?」
「今やった・・・・・・リミッター外しをやった後は約一時間は薬や毒を無効化しちまう・・・・・・」
「・・・・・・それは回復魔法もか?」
「ああ、約一時間は効かない」
「・・・・・・それも嘘なんじゃないのか?」
「まあ、信じなくてもかまわねえが・・・・・・さっき、なんで地中潜りが使えなかったか気にならねえか?」
「あ?まあ気にならないことはねえが・・・・・・さっきのリミッター外しと関係あんのか?」
「ああ、大ありだ。相手の攻撃以外の魔法技名を一つ、自分の腕に指で書くことでリミッター外しができる。その間は書いた相手の魔法技ができなくなる」
「なるほどな」
「ちなみにお前らの地中潜りは他者に接触してる状態では使えないだろ?」
「そうだが、それがどうした?」
「いや、死ぬかもしれねぇから確認したかっただけだ」
「死ぬかもじゃねえ、お前はここで死ぬんだよ」
「だったら・・・・・・死ぬ前にもう一つ聞いていいか?」
「ふっ」
「おい、何笑ってやがる」
「・・・・・・いや、そんな無駄なことしなくてもよかったのによぉと思ってよ」
「ああ?」
「今やった・・・・・・リミッター外しをやった後は約一時間は薬や毒を無効化しちまう・・・・・・」
「・・・・・・それは回復魔法もか?」
「ああ、約一時間は効かない」
「・・・・・・それも嘘なんじゃないのか?」
「まあ、信じなくてもかまわねえが・・・・・・さっき、なんで地中潜りが使えなかったか気にならねえか?」
「あ?まあ気にならないことはねえが・・・・・・さっきのリミッター外しと関係あんのか?」
「ああ、大ありだ。相手の攻撃以外の魔法技名を一つ、自分の腕に指で書くことでリミッター外しができる。その間は書いた相手の魔法技ができなくなる」
「なるほどな」
「ちなみにお前らの地中潜りは他者に接触してる状態では使えないだろ?」
「そうだが、それがどうした?」
「いや、死ぬかもしれねぇから確認したかっただけだ」
「死ぬかもじゃねえ、お前はここで死ぬんだよ」
「だったら・・・・・・死ぬ前にもう一つ聞いていいか?」
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