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第四十八話 名前を教えてくれねえか?
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「ふっ」
「?」
「お前ら!絶対大技は出すな!こいつのことだ。何か狙いがあって言ってるに違いねえ!」
「ちっ」
「おまえら、武器を・・・・・・」
「ちょっと、待ってくれ!」
「なんだ?急に・・・・・・」
「お前らの名前を教えてくれねえか?」
「はあ?」
「不便なんだよ。さっきから話す時よぉ」
「何言ってんだ?もうてめぇと話すことなんざねえんだよ!」
「そう言わず、教えてくれよ?減るもんじゃねえし・・・・・・それにさっき俺は死ぬつもりなんてない的なこと言ったが、正直お前らに勝てる気がしねえ・・・・・・冥土の土産に教えてくれや」
「・・・・・・まあ、いいだろう。俺は兄弟で一番上のギターノ」
ギターノが弟達に目配せする。
「・・・・・・グターノだ」
「俺はゲターノ」
「ゴターノだ」
「ダターノ」
「オラはヂターノ」
「・・・・・・ヅターノ」
「オイラはデターノ」
「我はドターノ」
「自分はバターノ」
「ビターノっす」
魔族達が名前を言っていく。
ヒロキは抜刀の構えをする。
「そうか・・・・・・全員の名は覚えた。ビターノ!俺の名はヒロキ。職業剣士。俺と一対一の勝負をしろ」
「急になんすか?だれがわざわざ一対一なんかで・・・・・・!」
周りの魔族達が、何かに押し出されるようにビターノとヒロキから離れていく。よく見るとヒロキとビターノの周りには、約半径十メートルくらいの結界のようなものができていた。
「何すか、これは?結界?」
「剣士領域・・・・・・どちらかが死ぬか戦闘不能になるまで出られない。さあ、真剣勝負といこうか!」
「?」
「お前ら!絶対大技は出すな!こいつのことだ。何か狙いがあって言ってるに違いねえ!」
「ちっ」
「おまえら、武器を・・・・・・」
「ちょっと、待ってくれ!」
「なんだ?急に・・・・・・」
「お前らの名前を教えてくれねえか?」
「はあ?」
「不便なんだよ。さっきから話す時よぉ」
「何言ってんだ?もうてめぇと話すことなんざねえんだよ!」
「そう言わず、教えてくれよ?減るもんじゃねえし・・・・・・それにさっき俺は死ぬつもりなんてない的なこと言ったが、正直お前らに勝てる気がしねえ・・・・・・冥土の土産に教えてくれや」
「・・・・・・まあ、いいだろう。俺は兄弟で一番上のギターノ」
ギターノが弟達に目配せする。
「・・・・・・グターノだ」
「俺はゲターノ」
「ゴターノだ」
「ダターノ」
「オラはヂターノ」
「・・・・・・ヅターノ」
「オイラはデターノ」
「我はドターノ」
「自分はバターノ」
「ビターノっす」
魔族達が名前を言っていく。
ヒロキは抜刀の構えをする。
「そうか・・・・・・全員の名は覚えた。ビターノ!俺の名はヒロキ。職業剣士。俺と一対一の勝負をしろ」
「急になんすか?だれがわざわざ一対一なんかで・・・・・・!」
周りの魔族達が、何かに押し出されるようにビターノとヒロキから離れていく。よく見るとヒロキとビターノの周りには、約半径十メートルくらいの結界のようなものができていた。
「何すか、これは?結界?」
「剣士領域・・・・・・どちらかが死ぬか戦闘不能になるまで出られない。さあ、真剣勝負といこうか!」
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