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第四十四話 洞窟

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 ヒロキの言っていた洞窟に着いた。周りには四箇所結晶が置いてあり、それを元に結界ができていた。

「ほお、結界が張ってあるのか」

「ああ、奴隷が逃げねえようにな・・・・・・」

 ヒロキは周りに置いてあった結晶の一つに触れて、結界を解く。

「さあ、中へ入ってくれ」

「・・・・・・おまえら三人が先に入れ」

「いいのか?もうやりたくて待ちきれないんじゃないか?」

「いいから、早く入れ!」

「・・・・・・俺はいいが、あの二人はもう逃がしてやってもいいだろ?」

「いや、だめだ!中を確認するまであの二人は逃がさない」

「・・・・・・わかったよ」

 先にヒロキ達が入り、その後に魔族達が洞窟へと入って行った。



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