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第二十一話 誓いますか?
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「ぎゃああああああああああああああああ」
ナメヌルンは床に激しく、踊るように悶絶した。そして、そのまま動かなくなった。
タケシはナメヌルンから少し離れて、あぐらになって座り込んだ。
「危なかったぁ」
「ほんとですね」
リルは床に手を着いて、ペタリと座り込む
「・・・・・・って、休んでる場合じゃ──!」
タケシの首に突然、ナメヌルンの触手が巻き付いた。それはじわじわ締めてつけていく。
「ぐっ」
「・・・・・・引っかかったわね!余韻に浸るのははやいわよ。このまま、死──ぎゃあああああああ」
ナメヌルンが叫んだ。そして、ナメヌルンの触手が緩み、タケシは自力で首から触手をほどいた。ナメヌルンを見ると、リルがお椀に入ってた塩をじわじわかけていた。
「さっき──塩はもうないって──言った──のに─どうぢで──ある──の⁉」
ナメヌルンは塩をかけられながら、問う。
「そんなの嘘に決まってるでしょ!」
「そんなぁ!もうやめてぇ!」
「じゃあ、あたしのことは諦めて、今後このような悪さを絶対しないって誓いますか?」
「それはできないわ!」
「そう・・・・・・だったら、ダメです!」
リルは新しい塩袋を空けて、持ち上げた。
ナメヌルンは床に激しく、踊るように悶絶した。そして、そのまま動かなくなった。
タケシはナメヌルンから少し離れて、あぐらになって座り込んだ。
「危なかったぁ」
「ほんとですね」
リルは床に手を着いて、ペタリと座り込む
「・・・・・・って、休んでる場合じゃ──!」
タケシの首に突然、ナメヌルンの触手が巻き付いた。それはじわじわ締めてつけていく。
「ぐっ」
「・・・・・・引っかかったわね!余韻に浸るのははやいわよ。このまま、死──ぎゃあああああああ」
ナメヌルンが叫んだ。そして、ナメヌルンの触手が緩み、タケシは自力で首から触手をほどいた。ナメヌルンを見ると、リルがお椀に入ってた塩をじわじわかけていた。
「さっき──塩はもうないって──言った──のに─どうぢで──ある──の⁉」
ナメヌルンは塩をかけられながら、問う。
「そんなの嘘に決まってるでしょ!」
「そんなぁ!もうやめてぇ!」
「じゃあ、あたしのことは諦めて、今後このような悪さを絶対しないって誓いますか?」
「それはできないわ!」
「そう・・・・・・だったら、ダメです!」
リルは新しい塩袋を空けて、持ち上げた。
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