妖戦刀義

和山忍

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七十一話 お聞きしたいこと

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 川次郎と風太が話をしてると、

「それ言うなら私も同罪よ!」

「・・・・・・なら、俺もだな」

 夏海と空雄が話に入る。

「夏海、空雄・・・・・・」

「でも、こうやってわかっただけよかったわよ」

「そうだな」

「・・・・・・ありがとうございます。オイラ、今日みたいなことを繰り返さないよう肝に命じます」

 少し時を遡り、どこかの森の中──。

「!──」

「どうかしましたか?玉穂様」

「・・・・・・野次郎が死んだ」

「あの野干のですか?」

「そうだ」

「旧鼠に続き、野干もですか・・・・・・」

「そうだな・・・・・・まあ、弱い奴が死ぬのは仕方ないことだ」

「・・・・・・玉穂様、お聞きしたいことがあるのですが?」

「なんだ?」


 

 

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