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二十六話 知らない?
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「チュウウウウ!」
忠太が風太に拳を振り上げる。風太はそれを間一髪で避ける。忠太の拳は地面に当たる。
すると、拳が当たった部分を中心に地面が割れる。
「あぶなっ!・・・・・・けど」
「俺の拳を避けるとは、運がいいようだなチュウ。だが、これは避けられるかチュウ!」
忠太は両手で無数の拳を打ってきた。
「チュチュチュチュチュチュチュチュウウウウ!」
しかし、風太はそれも当たることなく、避ける。
「チュウ?」
風太は後ろへと跳ねながら、間合いを取った。
「おかしいチュウ?なぜ当たらないんだチュウ?」
不思議だ。奴の攻撃が遅く見える・・・・・・空雄さんや川次郎さんのがよほど速かったと忠太を見ながら、風太は思った。
「そういえば、お前はどうやって、封印術を解いたんだ?」
「チュウ?それは玉穂様の側に付いてる佐吉とかいう人間に解いてもらったんだチュウ」
やっぱり、父ちゃんか・・・・・・
「正直、奴が玉穂様の側にいるのは気に食わないが、旦那様の封印を解くには奴の法力と負の感情が必要なんだチュウ。だから、今は手は出さず、我慢してるんだチュウ」
旦那様って、確か玉穂が前に言ってた最愛の妖怪だったか?
「その旦那様って、どんな奴なんだ?」
「俺もよくは知らないんだチュウ」
「知らない?」
「そうだチュウ。俺は玉穂様と妖弟妹の契りを交わしたのが、封印術をかけられる三日前だったチュウ」
「知らないのか・・・・・・」
「ただ・・・・・・」
忠太が風太に拳を振り上げる。風太はそれを間一髪で避ける。忠太の拳は地面に当たる。
すると、拳が当たった部分を中心に地面が割れる。
「あぶなっ!・・・・・・けど」
「俺の拳を避けるとは、運がいいようだなチュウ。だが、これは避けられるかチュウ!」
忠太は両手で無数の拳を打ってきた。
「チュチュチュチュチュチュチュチュウウウウ!」
しかし、風太はそれも当たることなく、避ける。
「チュウ?」
風太は後ろへと跳ねながら、間合いを取った。
「おかしいチュウ?なぜ当たらないんだチュウ?」
不思議だ。奴の攻撃が遅く見える・・・・・・空雄さんや川次郎さんのがよほど速かったと忠太を見ながら、風太は思った。
「そういえば、お前はどうやって、封印術を解いたんだ?」
「チュウ?それは玉穂様の側に付いてる佐吉とかいう人間に解いてもらったんだチュウ」
やっぱり、父ちゃんか・・・・・・
「正直、奴が玉穂様の側にいるのは気に食わないが、旦那様の封印を解くには奴の法力と負の感情が必要なんだチュウ。だから、今は手は出さず、我慢してるんだチュウ」
旦那様って、確か玉穂が前に言ってた最愛の妖怪だったか?
「その旦那様って、どんな奴なんだ?」
「俺もよくは知らないんだチュウ」
「知らない?」
「そうだチュウ。俺は玉穂様と妖弟妹の契りを交わしたのが、封印術をかけられる三日前だったチュウ」
「知らないのか・・・・・・」
「ただ・・・・・・」
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