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第六十三話 飲み屋その五
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「うん」
「癒やし南国・・・・・・」
「え!あの南国気分が味わえるで有名な温泉テーマパークに?まさか泊まりで⁉」
「いや、さすがに日帰りだよ」
「だよね~でも、初デートにそことは思い切ったね~ハードル高いよ」
「それなんだけどね、理由があって・・・・・・」
「理由?」
「そう。その人には昴を殺した犯人の通報や取り押さえるのを手伝ってもらったんだ──」
「ちょっと待って、その現場にその気になる人がいたの?」
「うん。あたしが取り押さえた後に公園に来たんだ。それで──」
「ねえねえ!その時の話をよく聞かせてくれない?わたし、お母さんから幸が昴君を殺した犯人に膝蹴りして取り押さえたくらいしか聞いてなかったから!」
「うん。わかった」
幸は芽衣に再会した所から、実家でオムライスを食べた所までを法子に話した。
「なるほど・・・・・・手伝ってもらったお礼にその気になる人が買った卵で手作りオムライスをご馳走した──と・・・・・・あれ?」
「もちろん卵のお金は払ったよ!」
「ごめん。それでその後は?」
「お母さんがあたしの子供の頃の話を始めて・・・・・・」
「うん」
「その時にあたしの家と法子の家で癒やし南国に行った時の話をしたんだよ」
「あ~行ったね。懐かしい。確か小五の時だっけ?」
「そう。その話を聞いて、思わずもう一回行きたいねぇ~って言ったんだ」
「あっもしかして!」
「そう。その気になる人・・・・・・登さんが帰る時に──」
「癒やし南国・・・・・・」
「え!あの南国気分が味わえるで有名な温泉テーマパークに?まさか泊まりで⁉」
「いや、さすがに日帰りだよ」
「だよね~でも、初デートにそことは思い切ったね~ハードル高いよ」
「それなんだけどね、理由があって・・・・・・」
「理由?」
「そう。その人には昴を殺した犯人の通報や取り押さえるのを手伝ってもらったんだ──」
「ちょっと待って、その現場にその気になる人がいたの?」
「うん。あたしが取り押さえた後に公園に来たんだ。それで──」
「ねえねえ!その時の話をよく聞かせてくれない?わたし、お母さんから幸が昴君を殺した犯人に膝蹴りして取り押さえたくらいしか聞いてなかったから!」
「うん。わかった」
幸は芽衣に再会した所から、実家でオムライスを食べた所までを法子に話した。
「なるほど・・・・・・手伝ってもらったお礼にその気になる人が買った卵で手作りオムライスをご馳走した──と・・・・・・あれ?」
「もちろん卵のお金は払ったよ!」
「ごめん。それでその後は?」
「お母さんがあたしの子供の頃の話を始めて・・・・・・」
「うん」
「その時にあたしの家と法子の家で癒やし南国に行った時の話をしたんだよ」
「あ~行ったね。懐かしい。確か小五の時だっけ?」
「そう。その話を聞いて、思わずもう一回行きたいねぇ~って言ったんだ」
「あっもしかして!」
「そう。その気になる人・・・・・・登さんが帰る時に──」
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