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第五十ハ話 三人でお出かけその四

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 幸は車の助手席に設置したチャイルドシートへ眠った千冬を座らせる。

「改めて、今日はありがとう。登さん」

「いや、こっちも楽しかったよ。また、来週ね」

「はい」

 登が去って行く。幸はしばらく登の後ろ姿を見ていた。

「・・・・・・」

 さて、あたしも車に乗ろうか。

 助手席側のドアを閉め、車へと乗った。

 しばらくして、車を運転しながら、

「来週か・・・・・・」

 とつぶやく。

 


 

 
  
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