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第三十九話 実家にて〜その六
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「そうです!あなたのせいで私は昴に別れを切り出されたんですよ!」
「ちょっと、待って!どういうこと?」
「昴は言ったんです・・・・・・幸の方がよかったって」
「え?」
「幸は、表情豊かでそのどれもが可愛らしくて・・・・・・」
なんか少し違うけど、似たようなことをどこかで聞いたような・・・・・・
「それで一緒にいて、楽しかった・・・・・・それと比べると芽衣はいろいろとやってくれるけど、表情は顔に出ないし、何かにつければ批判や陰口ばかり言って、しかも他の彼女達に嫌がらせをする・・・・・・一緒にいても、楽しくないって」
表情のことはしかたないけど、後のは身から出た錆だね・・・・・・
「・・・・・・」
「だから、芽衣と別れて幸とやり直すって・・・・・・それで幸と結婚前提に付き合えたら、幸以外の彼女は作らず、一生を共にするって・・・・・・ふざけんじゃないわよ!!私がどんだけ、昴に尽くしたと思ってんのよ!」
芽衣の手がぷるぷる震えていた。
そっか、用ってのは昴の告白を断ってと頼みに来たのか・・・・・・
「・・・・・・ちょっと落ち着いて、あたしは昴が告白に来ても断るから・・・・・・だから心配しないで──」
「ちょっと、待って!どういうこと?」
「昴は言ったんです・・・・・・幸の方がよかったって」
「え?」
「幸は、表情豊かでそのどれもが可愛らしくて・・・・・・」
なんか少し違うけど、似たようなことをどこかで聞いたような・・・・・・
「それで一緒にいて、楽しかった・・・・・・それと比べると芽衣はいろいろとやってくれるけど、表情は顔に出ないし、何かにつければ批判や陰口ばかり言って、しかも他の彼女達に嫌がらせをする・・・・・・一緒にいても、楽しくないって」
表情のことはしかたないけど、後のは身から出た錆だね・・・・・・
「・・・・・・」
「だから、芽衣と別れて幸とやり直すって・・・・・・それで幸と結婚前提に付き合えたら、幸以外の彼女は作らず、一生を共にするって・・・・・・ふざけんじゃないわよ!!私がどんだけ、昴に尽くしたと思ってんのよ!」
芽衣の手がぷるぷる震えていた。
そっか、用ってのは昴の告白を断ってと頼みに来たのか・・・・・・
「・・・・・・ちょっと落ち着いて、あたしは昴が告白に来ても断るから・・・・・・だから心配しないで──」
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