28 / 113
第二十七話 一人じゃ行きにくい所その三
しおりを挟む
「・・・・・・わかった」
「やったー」
「しかし、本当にいいんですか?せっかくの休みに・・・・・・」
「大丈夫ですよ。あたし、子供が好きですし、それに・・・・・・」
幸はそう言いながら、ハンドバッグから名刺入れを取り出す。
「あたし、こういうのやってまして」
名刺入れから名刺を取り出し、登に渡す。
「幼稚園教諭?」
「はい」
「どおりで、子供に慣れてるわけだ」
「はい。それで、念の為あたしのも教えるので、連絡先を教えてもらってもいいですか?」
「もちろんです」
互いに連絡先を交換する。
「ありがとうございます」
「いえ、こちらこそありがとうございます」
「じゃあ、さっそく──あっ!」
「どうしました?」
「すみません。その前に母の所に行ってもいいですか?母も絶叫系酔いしていて・・・・・・コーラ渡したら、すぐ戻るので」
「はい。大丈夫です」
「では、すみません!」
幸は、駆け足でその場から一旦離れた。
「やったー」
「しかし、本当にいいんですか?せっかくの休みに・・・・・・」
「大丈夫ですよ。あたし、子供が好きですし、それに・・・・・・」
幸はそう言いながら、ハンドバッグから名刺入れを取り出す。
「あたし、こういうのやってまして」
名刺入れから名刺を取り出し、登に渡す。
「幼稚園教諭?」
「はい」
「どおりで、子供に慣れてるわけだ」
「はい。それで、念の為あたしのも教えるので、連絡先を教えてもらってもいいですか?」
「もちろんです」
互いに連絡先を交換する。
「ありがとうございます」
「いえ、こちらこそありがとうございます」
「じゃあ、さっそく──あっ!」
「どうしました?」
「すみません。その前に母の所に行ってもいいですか?母も絶叫系酔いしていて・・・・・・コーラ渡したら、すぐ戻るので」
「はい。大丈夫です」
「では、すみません!」
幸は、駆け足でその場から一旦離れた。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説




淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。

冷徹義兄の密やかな熱愛
橋本彩里(Ayari)
恋愛
十六歳の時に母が再婚しフローラは侯爵家の一員となったが、ある日、義兄のクリフォードと彼の親友の話を偶然聞いてしまう。
普段から冷徹な義兄に「いい加減我慢の限界だ」と視界に入れるのも疲れるほど嫌われていると知り、これ以上嫌われたくないと家を出ることを決意するのだが、それを知ったクリフォードの態度が急変し……。
※王道ヒーローではありません
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる