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第十話 まさかの・・・・・・その四
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「なんだよ!」
「駿河さん、あたし達別れましょう・・・・・・いえ、別れて下さい!」
「ふっ。もちろん、いいとも!そもそも、君の方から奥さんいてもいいからって強引に付き合ってきたんだから!」
「あたしはそんなこと言ってません!それに告白したのは駿河さんからじゃないですか!」
「おいおい、また嘘を言うのか?」
コイツゥ・・・・・・
幸は思わず、駿河を睨む。
すると、早苗が持っていたバッグから何かを出した。その瞬間、
『幼稚園の先生って大変じゃない?』
『大変ですけど、子供は可愛いし、天職だと思ってます』
『そうか、それはよかった』
先程、いた幻想食堂の中で話していた会話が聞こえた。早苗の手に持ってるのをよく見るとボイスレコーダーだった。
「まさか、いたのか?」
「さあ、どうでしょう?」
ボイスレコーダーから声が流れる。
『幸に結婚を前提に付き合ってくださいって告白した時、怖かったんだよね』
『え?』
『もし振られたら、今までのように幸と会えなくなるような気がしてさ』
『そうだったんですか・・・・・・』
『でも、幸は受け入れてくれた。本当によかった』
『あたしも駿河さんに告白されてよかったです』
早苗がボイスレコーダーを止める。
「あ・・・・・・ぁあ」
「私達、離婚しましょう!」
「駿河さん、あたし達別れましょう・・・・・・いえ、別れて下さい!」
「ふっ。もちろん、いいとも!そもそも、君の方から奥さんいてもいいからって強引に付き合ってきたんだから!」
「あたしはそんなこと言ってません!それに告白したのは駿河さんからじゃないですか!」
「おいおい、また嘘を言うのか?」
コイツゥ・・・・・・
幸は思わず、駿河を睨む。
すると、早苗が持っていたバッグから何かを出した。その瞬間、
『幼稚園の先生って大変じゃない?』
『大変ですけど、子供は可愛いし、天職だと思ってます』
『そうか、それはよかった』
先程、いた幻想食堂の中で話していた会話が聞こえた。早苗の手に持ってるのをよく見るとボイスレコーダーだった。
「まさか、いたのか?」
「さあ、どうでしょう?」
ボイスレコーダーから声が流れる。
『幸に結婚を前提に付き合ってくださいって告白した時、怖かったんだよね』
『え?』
『もし振られたら、今までのように幸と会えなくなるような気がしてさ』
『そうだったんですか・・・・・・』
『でも、幸は受け入れてくれた。本当によかった』
『あたしも駿河さんに告白されてよかったです』
早苗がボイスレコーダーを止める。
「あ・・・・・・ぁあ」
「私達、離婚しましょう!」
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