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3章
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剥き出しの背中やお尻を熱い手がゆっくりと撫でて、時折、指先を立てて背骨や尾てい骨をなぞる。本当は何度も背中が反ったり声が出そうになったりしたけれど、むやみに反応すればまたからかわれると思って、体を丸めるようにして義弟の浴衣の腰帯に手をかけた。
「あ、あの、脱いでください……」
「……ん」
返事はするものの、手は依然として私の体を撫で回すばかりで応じてくれるようなそぶりはない。まただ。行為の間、義弟は絶対に服を脱がなかったし、私が直接体に触ろうとするのも手首を掴んだりしてやんわりと拒否した。
背中に腕を回して、固く結ばれた帯の始まりを手探りでどうにか解こうとする。だけど顎を持ち上げられてまた唇を食べられた。
「んっ……」
ほとんど無理やりと言っていいくらい、乱暴に舌を差し込んで口の中をいっぱいにされる。一瞬で意識がそれて浴衣に触れていた手が浮遊した。また誤魔化される。
くぐもった声で唸りながら、漂わせていた手で義弟の胸を叩いた。私を貪っていた舌が離れて、透明な糸が名残惜しそうに舌先から垂れる。呼吸を落ち着かせるために息を吸い込んで義弟の目を見据える。少し驚いたような顔つきをした義弟が無言で首を傾げた。どうして私が離すように訴えたのか本気でわかっていないような目だった。
「なんでダメなの。あなたばかり触って、ずるい」
「……ずるい?」
「私も触りたい」
「どうして?」
義弟が今度は慈しむような目をして、私の髪を撫でる。どうしてって……。自分は好き勝手に触るのに、私が触るのには理由がいるのか。それに、その理由だって今さら言わなくてもわかるはずなのに……。
撫でる手の範囲が大きくなって、恥ずかしさで黙りこくっているとふいにまた顔が近づいてきた。すんでのところで首を伸ばして避ける。
「おしまいです、今日はもう、終わりにします」
言い切って、再び薄い胸板を押す。
目を丸くした義弟の目尻がだんだんと下がって、今度は口元が笑いを堪えるように細かく震えた。
「またそうやって拗ねる」
「す、拗ねてませんっ」
「はいはい」
義弟が堪えきれなくなった笑いを漏らしながら私の腰を引き寄せた。とっさに抵抗できないほどの強い力に驚いて、お互いの下半身が密着した瞬間にへその下あたりに硬く湿った熱を押し当てられてまた驚く。さっきまでそれに触りたくてどうにか帯を解こうと奮闘していたのに、途端にお互いの体の間にある指一本すら動かせず、処女のように固まってしまった。
「……あぁ、なんでしたっけ、帯? 解けばいいんでしたっけ」
白々しい口調の義弟が腰を引き寄せていた手を後ろに回して、私が散々苦戦していた帯を片手で容易く解いた。
シュルシュルと帯の擦れる音が生々しく聞こえて、肩がぴくりと動く。義弟の胸に俯き加減の鼻先が当たるか当たらないかの微妙な距離で固まっていると、崩れた浴衣の中に閉じ込めていた石鹸の香りが溢れて鼻腔をくすぐった。同じものを使っているのに体温が高いせいか、私と比べて香りの強さがまるで違う。大輪の百合を花束にして押し付けたような強い芳香を吸い込むと、また頭が酔っ払ったようなふわふわとした感覚になる。
はっ……と重たい息を吐いた。それまで止めていたことにすら気づかなかった。喉がヒリヒリと渇いていて、口の中に唾液を溜めて飲み下す。はだけた浴衣の隙間に手を差し込んで胸に手のひらを当ててみた。やっぱり私より体温が高くて、サラサラと少し乾いていた。さらに腕を伸ばして浴衣の肩口を引っ張る。
「……ねぇ、全部脱いで」
胸に頬をすり寄せて請う。中途半端に胸だけはだけた浴衣は緩んだ帯がまだしつこく巻き付いていて、義弟の下半身を隠したままだった。
義弟は私をまた布団の上へ転がすと、体を起こして腰に留まっていた帯を落とした。続けて浴衣もするりと肩から抜けていくのを、瞬きをせずにじっと見つめる。
初めて見る義弟の体は、思っていた通り色が白かった。だけど女の体とは根本的に違う腰の直線的な線だったり引き締まった腹筋だったり、肩から腕にかけての程よく盛り上がった筋肉を見ると貧相な感じは全くしなかった。やっぱり男の人なのだと当たり前なことを思って納得する。
もう少し見ていたかったのに、義弟が倒れるようにして私の横に寝転んだ。向かい合った瞬間、義弟の腕が伸びてきて私の頭を抱え込む。裸のまま抱きすくめられて、義弟の体温に包まれた。
部屋の中は昼の間に差し込んでいた太陽の熱でこもっていたから、何もしなくても汗が滲む。そこに義弟の体温が加わると、滲んだ汗があっという間に玉になって胸の間を流れるくらいだった。本当ならすぐにでも離れて風を入れたいと思うけれど、今はこの温度が心地よくてじっとしていたい。
「……汗かいてる」
義弟の手が私の前髪を持ち上げた。顔を上げて「暑いから」と言おうとした瞬間、額に唇が触れて、くっついていた肌同士が擦れる。
「っ」
下腹部に当たる硬い熱が柔らかいお腹を押し上げてきて、思わず息を呑んだ。それに気づいていないのか、義弟は少しずつ頭を下げながら私の頬や耳たぶに軽いキスを繰り返す。やがて唇同士が触れ合って、私は条件反射のように小さく口を開けた。口の中を舐めまわされながら、こんなに密着してくれるならきっと触ることも許されるのではないかと、恐る恐る手探りで指先を伸ばしてみる。
爪が義弟のお腹の薄い皮膚に掠めてその直後、指の腹がぬるりとした粘液に触れた。それを塗りつけるように、硬く張り出した部分から根元へ向かって指を滑らせると、強く吸引された舌の付け根に痛みが走った。驚いて呼吸も動きも止まった瞬間に、横向きのままぴったりと閉じていた太ももの内側に手をかけられて、ゴツゴツと骨ばった膝が割り込んでくる。
「んん……っ」
口の中の舌がさらに奥へ差し込まれたのと同時に、2本の指が開かれた秘部へ入ってきた。ぬかるんだ肉襞の抵抗を振り切って、指の付け根が恥骨に当たるくらい一気に奥まで突き入れられ、体の内側を抉られる。たった一回、それだけの動きで、雷に打たれたように私の背中がしなった。その拍子に唇が離れて、義弟の舌が私のあごの先端を舐める。
「あっ……あぁ……っ」
指がまた私の奥でもがいた。腰から下の力がじんわりと抜けて、ガクガクと内ももが震える。これ以上、私の中で動かれるのは耐えられなかった。義弟の熱に触れていた手を離し、今度はその手首を掴む。
「や、やめて……」
思った以上に小さな声だった。聞こえなかったのか聞こえない振りなのか、2本の指が何度もぐるりと大きく私の中を掻き混ぜる。
「あぁっ……いやぁ……っ」
その快感から逃れようと首を振って腰を浮かせてみる。だけど義弟の指は抜けそうになるのをさらに押し込んで固定して、私の奥に居座ろうとした。足の間から響くねっとりとした音とおさまらない体の痙攣に気を取られているうちに、ずるずると下がっていく頭が胸のところで止まる。突起に熱風のような息がかかり「だめ」と言う前に舌が絡みついて強く吸い上げられた。
声が出ない代わりに、蹴飛ばしたシーツが突っ張る。
今日もまた、まともに触れないまま、私だけ意識と遠くの方へ追いやられる。
「あ、あの、脱いでください……」
「……ん」
返事はするものの、手は依然として私の体を撫で回すばかりで応じてくれるようなそぶりはない。まただ。行為の間、義弟は絶対に服を脱がなかったし、私が直接体に触ろうとするのも手首を掴んだりしてやんわりと拒否した。
背中に腕を回して、固く結ばれた帯の始まりを手探りでどうにか解こうとする。だけど顎を持ち上げられてまた唇を食べられた。
「んっ……」
ほとんど無理やりと言っていいくらい、乱暴に舌を差し込んで口の中をいっぱいにされる。一瞬で意識がそれて浴衣に触れていた手が浮遊した。また誤魔化される。
くぐもった声で唸りながら、漂わせていた手で義弟の胸を叩いた。私を貪っていた舌が離れて、透明な糸が名残惜しそうに舌先から垂れる。呼吸を落ち着かせるために息を吸い込んで義弟の目を見据える。少し驚いたような顔つきをした義弟が無言で首を傾げた。どうして私が離すように訴えたのか本気でわかっていないような目だった。
「なんでダメなの。あなたばかり触って、ずるい」
「……ずるい?」
「私も触りたい」
「どうして?」
義弟が今度は慈しむような目をして、私の髪を撫でる。どうしてって……。自分は好き勝手に触るのに、私が触るのには理由がいるのか。それに、その理由だって今さら言わなくてもわかるはずなのに……。
撫でる手の範囲が大きくなって、恥ずかしさで黙りこくっているとふいにまた顔が近づいてきた。すんでのところで首を伸ばして避ける。
「おしまいです、今日はもう、終わりにします」
言い切って、再び薄い胸板を押す。
目を丸くした義弟の目尻がだんだんと下がって、今度は口元が笑いを堪えるように細かく震えた。
「またそうやって拗ねる」
「す、拗ねてませんっ」
「はいはい」
義弟が堪えきれなくなった笑いを漏らしながら私の腰を引き寄せた。とっさに抵抗できないほどの強い力に驚いて、お互いの下半身が密着した瞬間にへその下あたりに硬く湿った熱を押し当てられてまた驚く。さっきまでそれに触りたくてどうにか帯を解こうと奮闘していたのに、途端にお互いの体の間にある指一本すら動かせず、処女のように固まってしまった。
「……あぁ、なんでしたっけ、帯? 解けばいいんでしたっけ」
白々しい口調の義弟が腰を引き寄せていた手を後ろに回して、私が散々苦戦していた帯を片手で容易く解いた。
シュルシュルと帯の擦れる音が生々しく聞こえて、肩がぴくりと動く。義弟の胸に俯き加減の鼻先が当たるか当たらないかの微妙な距離で固まっていると、崩れた浴衣の中に閉じ込めていた石鹸の香りが溢れて鼻腔をくすぐった。同じものを使っているのに体温が高いせいか、私と比べて香りの強さがまるで違う。大輪の百合を花束にして押し付けたような強い芳香を吸い込むと、また頭が酔っ払ったようなふわふわとした感覚になる。
はっ……と重たい息を吐いた。それまで止めていたことにすら気づかなかった。喉がヒリヒリと渇いていて、口の中に唾液を溜めて飲み下す。はだけた浴衣の隙間に手を差し込んで胸に手のひらを当ててみた。やっぱり私より体温が高くて、サラサラと少し乾いていた。さらに腕を伸ばして浴衣の肩口を引っ張る。
「……ねぇ、全部脱いで」
胸に頬をすり寄せて請う。中途半端に胸だけはだけた浴衣は緩んだ帯がまだしつこく巻き付いていて、義弟の下半身を隠したままだった。
義弟は私をまた布団の上へ転がすと、体を起こして腰に留まっていた帯を落とした。続けて浴衣もするりと肩から抜けていくのを、瞬きをせずにじっと見つめる。
初めて見る義弟の体は、思っていた通り色が白かった。だけど女の体とは根本的に違う腰の直線的な線だったり引き締まった腹筋だったり、肩から腕にかけての程よく盛り上がった筋肉を見ると貧相な感じは全くしなかった。やっぱり男の人なのだと当たり前なことを思って納得する。
もう少し見ていたかったのに、義弟が倒れるようにして私の横に寝転んだ。向かい合った瞬間、義弟の腕が伸びてきて私の頭を抱え込む。裸のまま抱きすくめられて、義弟の体温に包まれた。
部屋の中は昼の間に差し込んでいた太陽の熱でこもっていたから、何もしなくても汗が滲む。そこに義弟の体温が加わると、滲んだ汗があっという間に玉になって胸の間を流れるくらいだった。本当ならすぐにでも離れて風を入れたいと思うけれど、今はこの温度が心地よくてじっとしていたい。
「……汗かいてる」
義弟の手が私の前髪を持ち上げた。顔を上げて「暑いから」と言おうとした瞬間、額に唇が触れて、くっついていた肌同士が擦れる。
「っ」
下腹部に当たる硬い熱が柔らかいお腹を押し上げてきて、思わず息を呑んだ。それに気づいていないのか、義弟は少しずつ頭を下げながら私の頬や耳たぶに軽いキスを繰り返す。やがて唇同士が触れ合って、私は条件反射のように小さく口を開けた。口の中を舐めまわされながら、こんなに密着してくれるならきっと触ることも許されるのではないかと、恐る恐る手探りで指先を伸ばしてみる。
爪が義弟のお腹の薄い皮膚に掠めてその直後、指の腹がぬるりとした粘液に触れた。それを塗りつけるように、硬く張り出した部分から根元へ向かって指を滑らせると、強く吸引された舌の付け根に痛みが走った。驚いて呼吸も動きも止まった瞬間に、横向きのままぴったりと閉じていた太ももの内側に手をかけられて、ゴツゴツと骨ばった膝が割り込んでくる。
「んん……っ」
口の中の舌がさらに奥へ差し込まれたのと同時に、2本の指が開かれた秘部へ入ってきた。ぬかるんだ肉襞の抵抗を振り切って、指の付け根が恥骨に当たるくらい一気に奥まで突き入れられ、体の内側を抉られる。たった一回、それだけの動きで、雷に打たれたように私の背中がしなった。その拍子に唇が離れて、義弟の舌が私のあごの先端を舐める。
「あっ……あぁ……っ」
指がまた私の奥でもがいた。腰から下の力がじんわりと抜けて、ガクガクと内ももが震える。これ以上、私の中で動かれるのは耐えられなかった。義弟の熱に触れていた手を離し、今度はその手首を掴む。
「や、やめて……」
思った以上に小さな声だった。聞こえなかったのか聞こえない振りなのか、2本の指が何度もぐるりと大きく私の中を掻き混ぜる。
「あぁっ……いやぁ……っ」
その快感から逃れようと首を振って腰を浮かせてみる。だけど義弟の指は抜けそうになるのをさらに押し込んで固定して、私の奥に居座ろうとした。足の間から響くねっとりとした音とおさまらない体の痙攣に気を取られているうちに、ずるずると下がっていく頭が胸のところで止まる。突起に熱風のような息がかかり「だめ」と言う前に舌が絡みついて強く吸い上げられた。
声が出ない代わりに、蹴飛ばしたシーツが突っ張る。
今日もまた、まともに触れないまま、私だけ意識と遠くの方へ追いやられる。
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